「保育士の給料や手取りって実際どのくらいなの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、最新の統計データをもとに、保育士の給料や手取り額、年収の実態から給料アップの方法まで徹底的に解説していきますね。
- 保育士の平均月給は約28.5万円、手取りは約22万円
- 平均年収は約427.6万円で毎年上昇傾向にある
- 地域や園の形態によって給料は大きく変わる
- 処遇改善や資格取得で給料アップも十分に可能
けんくん先生【保育士ライター】私も保育士として長く働いてきた中で、給料や手取りの少なさに悩んだ時期がありました。「もっと収入を上げたい」と思っている方も多いですよね。本記事では、給料の実態から給料アップの具体的な方法まで、現場目線でお伝えしていきます。


けんくん先生 保育士ライター
幼稚園・保育士・小学校教諭の資格を持ち、保育現場で10年勤務してきました。
子どもたちの笑顔と成長に支えられながら、発達や心の育ちを大切にした保育を実践しています。悩む先生の心にそっと寄り添えるような、現場で役立つ言葉を届けていきます。


保育士の給料はいくら?現役保育士さんに聞いた手取り額を発表!


統計データだけでは見えにくい保育士のリアルな手取り額を知るために、現役の保育士さん4名に直接ヒアリングを行いました。
年代や保育士歴、勤務先の違いによって、実際の手取り額にどれくらい差があるのか気になる方は多いはず。
ここでは、それぞれの回答をもとに保育士の給料事情をお伝えしていきますね。
独自調査アンケートについて
リサーチ方法:クラウドワークスにて募集
対象者:現役保育士
※当メディアが調査した独自調査の体験談・口コミに関して、引用元の明記なく使用することはおやめください。
Aさん(保育士歴5年・29歳)
| 勤務形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務先の種類 | 小規模保育 |
| 月の総支給額(額面) | 28万円 |
| 月の手取り額(平均的な月) | 21万円 |
| ボーナスの有無と金額帯 | なし |
| 今の給料に満足していますか? | 満足していない |
Aさんの月給28万円は保育士5年目としては平均的な水準ですが、ボーナスなしが年収に大きく響いています。
小規模保育は施設規模の関係で賞与が出にくい傾向があります。



認可保育園や認定こども園への転職で、年収60〜80万円アップという事例もありますよ!
Bさん(保育士歴3年・25歳)
| 勤務形態 | 派遣社員 |
|---|---|
| 勤務先の種類 | 認定こども園 |
| 月の総支給額(額面) | 15万円 |
| 月の手取り額(平均的な月) | 13万円 |
| ボーナスの有無と金額帯 | なし |
| 今の給料に満足していますか? | 全く満足していない |
Bさんの総支給15万円は保育士全体の平均を大きく下回り、派遣という雇用形態の影響が顕著に出ていますね。
ボーナスがつかないため、年収ベースで差が開きます。



同じ仕事内容でも正社員に切り替えると、年収100万円以上変わるケースもあります!
Cさん(保育士歴11年・36歳)
| 勤務形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務先の種類 | 私立認可保育園 |
| 月の総支給額(額面) | 28万円 |
| 月の手取り額(平均的な月) | 23万円 |
| ボーナスの有無と金額帯 | 60~80万円 |
| 今の給料に満足していますか? | 十分とは言えない |
Cさんは11年目のベテランで、年収は約400万円台と保育士平均並みの水準です。
とはいえ、業務量に対しては満足しきれない実感が伝わってきます。



役職就任やキャリアアップ研修の修了で、処遇改善等加算IIの対象になる道もあります!
Dさん(保育士歴4年・33歳)
| 勤務形態 | 正社員 |
|---|---|
| 勤務先の種類 | 私立認可保育園 |
| 月の総支給額(額面) | 18万円 |
| 月の手取り額(平均的な月) | 15万円 |
| ボーナスの有無と金額帯 | 40万円×年2回 |
| 今の給料に満足していますか? | 割に合わない |
Dさんの月給18万円は保育士全体の平均を下回りますが、年2回のボーナスで年収は約296万円になります。
持ち帰り仕事も多く、負担が満足度を下げているようです。



持ち帰り仕事の削減は業界全体の課題で、労働環境の見直しが急務ですね。
保育士の給料や手取り額はいくら?詳しく解説!
ここからは、保育士の給料や手取り額について、厚生労働省の統計データをもとにより詳しく解説していきますね。
平均給料や年収、初任給、勤続年数別、役職別、雇用形態別など、あらゆる切り口から保育士の給料事情を全10項目に分けてお伝えしていきます。
気になる項目からチェックしてみてくださいね。
保育士の平均給料はいくら?
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、保育士の平均月給は約28.5万円となっています。
国の処遇改善施策によって年々上昇してきており、直近では30万円台に迫る水準に到達しました。
| 項目 | 金額 |
| 平均月給(きまって支給する現金給与額) | 28.5万円 |
| 年間賞与(ボーナス) | 84.7万円 |
| 平均年収 | 427.6万円 |



私が働き始めた10年ほど前は月給20万円前後が普通でした。
ここ数年で確実に給料は上がっていますね。
保育士の手取り額はいくら?
統計上、保育士の手取り額は公表されていませんが、一般的に手取り額は総支給額の75〜85%程度になるといわれています。
平均月給28.5万円をもとに計算すると、保育士の手取り月額はおおよそ22万円前後が目安です。
| 項目 | 総支給額 | 手取り額(75〜85%) |
| 月給 | 28.5万円 | 約21.4万円〜24.2万円 |
| 年収 | 427.6万円 | 約321万円〜363万円 |
参考:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」をもとに一般的な手取り率で試算算出



実際の手取り額は、扶養家族の有無や住民税の額によっても変動します。額面と手取りの違いを理解しておきましょう。
保育士の平均年収とボーナス額は?
保育士の平均年収は約427.6万円で、令和6年の調査で初めて400万円を突破し、その後も上昇を続けています。
年間ボーナスの平均額は約84.7万円で、月給の約3か月分に相当する金額ですよ。
多くの保育園では夏と冬の年2回に分けて支給されます。
| 項目 | 金額 |
| 年間ボーナス(賞与) | 84.7万円 |
| 平均年収 | 427.6万円 |
| 全国平均年収(参考) | 478万円 |
参考:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」、国税庁「令和6年分民間給与実態統計調査」



全国平均年収は478万円なので、保育士はまだ少し低い水準ですね。とはいえ、処遇改善で毎年伸びています。
保育士の初任給はいくらくらい?
保育士の初任給の平均は約23.4万円で、社会保険料などを差し引いた手取り額は18万円前後になります。
初年度の年収は約288.9万円と低めですが、ボーナスが満額支給されないケースが多いためです。
| 項目 | 金額 |
| 初任給(月給) | 約23.4万円 |
| 手取り月額(1年目) | 約18万円前後 |
| 年間賞与(初年度) | 約8.1万円 |
| 年収(初年度) | 約288.9万円 |
参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査 / 令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種」(経験年数0年・20〜24歳のデータ)



2年目以降は年収がぐっと上がる傾向があります。
初任給だけで判断せず、長期的に見ていきましょう。
保育士の勤続年数別給料・手取りは?
保育士の給料は勤続年数に比例して上がり、15年以上で月給30万円超、年収479万円台に達します。
処遇改善で経験に応じた加算が制度化されているためです。
| 勤続年数 | 月給 | 年収 | 手取り月額 |
| 1〜4年 | 25.14万円 | 366.3万円 | 約19〜21万円 |
| 5〜9年 | 26.89万円 | 400.3万円 | 約20〜23万円 |
| 10〜14年 | 28.02万円 | 421.2万円 | 約21〜24万円 |
| 15年以上 | 30.65万円 | 479.5万円 | 約23〜26万円 |



長く続けるほど給料は伸びます!
保育士の役職別給料・手取りは?
保育士は役職に就くと給料と手取りが大きく変わります。
主任保育士で月給約47万円・手取り約35〜40万円、施設長で月給約58万円・手取り約43〜49万円が目安ですよ。
| 役職 | 月収 | 年収 | 手取り月額 |
| 施設長 | 58.03万円 | 696.4万円 | 約43~49万円 |
| 主任保育士 | 47.25万円 | 567.0万円 | 約35~40万円 |
| 保育士 | 34.14万円 | 409.7万円 | 約26~30万円 |
参考:こども家庭庁「令和6年度 幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果」(私立保育園のデータ)



主任や施設長を目指すことで、手取り額も年収も大きく伸ばせますよ。
保育士の雇用形態別給料・手取りは?
保育士の給料は雇用形態で大きく変わります。
正社員は月給28.5万円・手取り約22万円が平均ですよ。
パートや派遣は時給制でボーナスもつかないケースが多く、年収ベースで差が広がりますね。
| 雇用形態 | 給料の目安 | 手取り月額 |
| 正社員 | 月給28.5万円 | 約22万円 |
| パート | 時間給1,370円 | 約13~16万円 |
| 派遣社員 | 時給1,300~1,600円 | 約16万~18万円 |
参考:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」「令和6年賃金構造基本統計調査(臨時労働者)」



同じ保育士でも雇用形態が違うと年収に100万円以上の差が出ることもあります。
保育士の学歴別給料・手取りは?
保育士の給料は学歴によって多少の差があります。
大卒を基準とすると、短大・専門卒は月1〜2万円低く、高卒はさらに1〜2万円低いケースが多いですよ。
| 学歴 | 月給の目安 | 手取り月額 |
| 大卒 | 約28.5万円 | 約22万円 |
| 短大・専門卒 | 約26.5万円 | 約20~21万円 |
| 高卒 | 約25~26万円 | 約19~20万円 |
参考:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」
公的統計では学歴別の保育士給与は公表されていないため、求人動向も参考にしています。



中途採用では学歴より経験が重視される傾向があります。
長く働くほど学歴による差は開いていきますね。
保育士と幼稚園教諭・保育教諭では給料・手取りは違う?
保育士と幼稚園教員・保育教諭の給料には少し差があります。
月給で約6千円、年収では約15万円ほど幼稚園教員・保育教諭のほうが高い水準ですね。
ボーナスの差が年収差の主な要因となっていますよ。
| 職種 | 月給 | 年収 | 手取り月額 |
| 保育士 | 28.5万円 | 427.6万円 | 約22万円 |
| 幼稚園教諭・保育教諭 | 29.15万円 | 442.62万円 | 約22~24万円 |



幼稚園と認定こども園はボーナスが手厚い傾向があります。
園によって差もあるので確認が大切ですね。
男性保育士の給料・手取りは?
男性保育士の平均年収は約450.4万円で、女性保育士(約426.5万円)より約24万円高い水準です。
男性保育士は数が少なく役職に就いている割合が高いため、平均が押し上げられています。
| 性別 | 月給 | 年収 | 手取り月給 |
| 男性 | 約30万円 | 約450.4万円 | 約23~25万円 |
| 女性 | 約28.5万円 | 約426.5万円 | 約22万円 |



男女で仕事内容や評価の差はありません。
今後、男性保育士の増加とともに差は縮まる可能性がありますね。
全国の保育士の給料は?【都道府県別】
保育士の給料は勤務する都道府県によって大きく変わります。
ここでは厚生労働省の最新の統計データをもとに、47都道府県の保育士の月給を高い順にランキング形式でご紹介していきますね。
ご自身の地域をぜひチェックしてみてください。
| 都道府県 | 月給 |
| 東京都 | 31.52万円 |
| 千葉県 | 31.28万円 |
| 愛知県 | 30.86万円 |
| 神奈川県 | 30.18万円 |
| 静岡県 | 29.81万円 |
| 滋賀県 | 29.72万円 |
| 大阪府 | 29.55万円 |
| 山梨県 | 29.05万円 |
| 兵庫県 | 28.88万円 |
| 京都府 | 28.79万円 |
| 徳島県 | 28.57万円 |
| 福岡県 | 28.54万円 |
| 茨城県 | 28.40万円 |
| 鹿児島県 | 28.25万円 |
| 北海道 | 28.13万円 |
| 愛媛県 | 28.02万円 |
| 埼玉県 | 27.67万円 |
| 高知県 | 27.38万円 |
| 三重県 | 27.33万円 |
| 長崎県 | 27.32万円 |
| 岐阜県 | 27.10万円 |
| 沖縄県 | 26.86万円 |
| 福井県 | 26.73万円 |
| 秋田県 | 26.58万円 |
| 岡山県 | 26.36万円 |
| 広島県 | 26.35万円 |
| 山口県 | 26.32万円 |
| 長野県 | 26.30万円 |
| 佐賀県 | 26.23万円 |
| 鳥取県 | 26.20万円 |
| 島根県 | 26.17万円 |
| 奈良県 | 26.14万円 |
| 福島県 | 25.92万円 |
| 新潟県 | 25.81万円 |
| 岩手県 | 25.63万円 |
| 群馬県 | 25.62万円 |
| 和歌山県 | 25.58万円 |
| 宮城県 | 25.18万円 |
| 大分県 | 25.16万円 |
| 熊本県 | 25.14万円 |
| 石川県 | 24.81万円 |
| 栃木県 | 24.50万円 |
| 富山県 | 24.22万円 |
| 山形県 | 24.19万円 |
| 青森県 | 24.02万円 |
| 宮崎県 | 23.98万円 |
| 香川県 | 23.01万円 |
1位の東京都と最下位の香川県では月給に約8.5万円もの差があり、年収に換算すると100万円以上の開きがあります。
給料の高い都道府県は関東・関西・愛知など人口の多い都市部が中心で、自治体独自の処遇改善策や家賃補助制度が充実している傾向がありますね。
ただし物価や家賃も高いため、実際の生活水準は数字ほど大きく違わないケースもあります。
ご自身のライフスタイルと合わせて検討してみてくださいね。
市町村別の保育士の給料は?
東京
東京都は求人ボックスの調査で保育士の平均月給30万円、平均年収364万円と全国トップクラスの水準です。
都心の中央区・港区・千代田区が特に給料の高いエリアとして知られていますよ。
大阪
大阪府の平均月給は29万円、平均年収345万円で全国平均を上回ります。
大阪市中央区・北区・天王寺区の都心エリアで求人給料が高い傾向にありますね。
札幌
北海道の平均月給は27万円、平均年収321万円です。
札幌市内では中央区・北区・東区で保育士の求人が集中しており、市街地ほど給料が高い傾向にありますよ。
福岡
福岡県の平均月給は26万円、平均年収316万円です。
福岡市の中央区・博多区・早良区が求人の中心エリアで、市街地ほど給料の高い求人が見つかりますね。
参考:求人ボックス「保育士の年収・時給」給料ナビ 東京都、大阪府、北海道、福岡県
職種別の保育士の給料は?
保育士の職場は保育園以外にも認定こども園、児童養護施設、院内保育所など多岐にわたります。
| 保育士の主な職場 | 給料(賞与の1/12を含む) |
|---|---|
| 公立保育園 | 36.3万円 |
| 私立保育園 | 34.1万円 |
| 公立認定こども園 | 34.7万円 |
| 私立認定こども園 | 32.7万円 |
| 家庭的保育事業 | 37.1万円 |
| 小規模保育事業(A型) | 29.0万円 |
| 小規模保育事業(B型) | 29.3万円 |
| 小規模保育事業(C型) | 29.2万円 |
| 事業所内保育事業(A型適用) | 28.1万円 |
| 事業所内保育事業(B型適用) | 27.1万円 |
| 事業所内保育事業(20人以上) | 29.9万円 |
参考:こども家庭庁「令和6年度 幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果」
| 保育士の職場 | 給料の目安 |
|---|---|
| 院内保育所 | 約20〜25万円程度 |
| 児童養護施設 | 約24〜30万円程度 |
| 病児保育施設 | 約20〜28万円程度 |
| 学童保育 | 約18〜22万円程度 |
参考:求人ボックス



給料が最も高い公立保育園は、公務員として安定した給与体系が保障されているためです。
私立認可保育園や認定こども園も処遇改善等加算IIの対象で、比較的高水準を維持していますよ。
院内保育所や病児保育施設は夜勤手当が加算されるケースもあります。
保育士が給料や手取りを上げるためにやるべきこととは?
「今の給料や手取り額を上げたい」と考えている保育士さんは多いのではないでしょうか。
実は、保育士の給料アップにはいくつか具体的な方法があります。
ここでは、現場で実際に取り組みやすい3つの方法を厳選してご紹介しますね。
それぞれの特徴を理解して、自分に合う方法を見つけていきましょう。
キャリアアップ研修を経て処遇改善手当をもらう
キャリアアップ研修は、保育現場のリーダー的職員を育成するための研修制度です。
8分野各15時間の研修を修了すると、処遇改善等加算IIの対象となり、副主任保育士や専門リーダーで月額4万円、職務分野別リーダーで月額5千円が給料に上乗せされる仕組みですよ。
国が推進している制度です。



研修は各都道府県で開講されているものが多いです。
私も受講した経験があり、日々の保育に活かせる実践的な内容ばかりでしたよ。
収入につながる新たな資格を取る
保育士としての専門性を高める資格を取得すると、給料や手当のアップにつながりますよ。
おすすめなのは、認定こども園で有利な幼稚園教諭免許、少人数保育の専門家となるチャイルドマインダー、絵本のプロフェッショナルである絵本専門士などです。
園によっては資格手当が毎月支給されるケースもあります。



資格取得は自分の強みが増えるだけでなく、転職や昇進の場面でも大きなアピール材料になっていきますよ。
給料の高い職場に転職する
同じ保育士でも、勤務先を変えるだけで給料が大きく変わるケースは少なくありません。
公立園への転職、都市部の私立園、認定こども園など、給料水準の高い職場を選ぶと年収が数十万円アップすることも十分にあり得ます。
転職サイトを活用うることで、非公開求人や好待遇の求人情報を効率的に集められます。



転職エージェントに相談すると、履歴書の書き方から面接対策まで、手厚いサポートを受ける機会がありますよ。


保育士が給料をあげるための条件とは?
先ほどご紹介した給料アップの方法に加えて、実は「勤務先の条件」によっても保育士の給料は大きく左右されます。
同じ保育士資格を持っていても、園の選び方一つで年収に100万円以上の差が出ることも珍しくありません。
ここでは、給料の高い保育士になるための5つの条件を順番に解説していきますね。
手当が充実している園を選ぶ(処遇改善・役職手当・住宅手当)
保育士の給料は基本給だけでなく、各種手当によって大きく変わります。
手当が充実している園を選ぶと月給が2〜5万円ほど上乗せされるケースも多いですよ。
とくにチェックしたいのが処遇改善等加算I・II・III、役職手当、住宅手当・借上げ社宅制度、資格手当などですね。
基本給だけでなく手当の充実度もあわせて確認しましょう。



都市部では借上げ社宅制度がある園も多く、住居費の負担が大幅に軽くなりますよ。
園の形態・規模による給与差を理解して選ぶ
園の形態と規模によって、保育士の給料水準は明確に差があります。
認可保育所や認定こども園は月給33〜35万円台と比較的高水準ですが、小規模保育や事業所内保育は月給28〜29万円台にとどまる傾向があります。
定員100人以上の大規模園は経営が安定していることもあり、給料や賞与が手厚い傾向にありますよ。



小規模園は家庭的な雰囲気で働きやすい半面、給料面では大規模園に劣る傾向が見られます。
地域差(自治体の補助・都市部の給与水準)を活用する
先ほど紹介したように、保育士の給料は都道府県によって年収に100万円以上の差があります。
とくに東京都・千葉県・愛知県・神奈川県など都市部は月給30万円を超える一方、地方では月給24万円台の県もあります。
都市部の自治体では独自の家賃補助や借上げ社宅制度が充実しているため、実質的な収入はさらに大きくなりますよ。



地方でも実家からの通勤で家賃負担がなければ、都市部との生活水準は変わらないこともあります。
職種の選び方で給与が変わる(保育園以外も視野に)
保育士資格を活かせる職場は保育園だけではありません。
児童養護施設や院内保育所、病児保育施設は夜勤手当や特殊業務手当が加算されるため、月給25〜30万円台の求人も多いです。
放課後等デイサービスは療育経験があると加算対象になります。
ベビーシッターは時給1,500〜3,000円と高単価で、副業として活用することも検討しても良いかもしれません。



職種を広げて考えると、思わぬ好条件の求人と出会うチャンスがぐっと広がりますよ。
私立か公立かで給与体系が大きく変わる
公立保育園の保育士は地方公務員として採用されるため、私立保育園と比べて給与水準が高い傾向にあります。
公立保育園の年収は約438万円、私立保育園は約418万円と、年収で20万円ほどの差があります。
公立は年功序列で毎年安定的に昇給し、ボーナスも3〜4ヶ月分と手厚いです。
ただし、採用試験に合格する必要がありますよ。
参考:こども家庭庁「令和6年度 幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果」



公立保育士は退職金制度も充実しているため、長期的なライフプランを立てやすいですね。
保育士の給料・手取りに関する質問と回答まとめ
最後に、保育士の給料や手取りについてよくいただく質問と回答をまとめました。
気になる疑問をここで解消していきましょう。
保育士が年収1,000万円を目指すことは可能?
保育士の平均年収は約427万円で、通常の勤務では難しいですね。ただし、園長として独立開業したり、複数の保育施設を経営したりすれば、年収1,000万円を目指す道もありますよ。
英語を話せると給料・手取りは上がる?
英語対応が可能な保育士はインターナショナル保育園などで需要が高く、通常より月2〜5万円ほど給料が高い求人も多いです。英語資格があるとさらに有利ですよ。
保育士の給料が今後上がる可能性は?
国は保育士の処遇改善を継続的に推進しており、2024〜2025年には人件費基準単価を過去最大10.7%引き上げました。今後も給料は上昇していく可能性は見込めるでしょう。
まとめ
保育士の平均月給は約28.5万円、年収は約427万円で、国の処遇改善施策により年々上昇傾向にあります。
地域や園の形態、雇用形態によって給料は大きく変わるため、条件をしっかり見極めることが大切ですね。
キャリアアップ研修や資格取得、転職などを活用して、ご自身にとって最適な働き方を見つけていきましょう!








