【ヘアモデル画像あり】保育士の髪色はどの明るさまでOK？「髪色自由」な保育園も紹介

保育士といえば髪色は暗め、お化粧は控えめが一般的でしたが、最近では髪色自由な保育施設も増えていることはご存知でしょうか？

特にオシャレに敏感な保育士にとっては、どこまでの髪色が許されるか気になりますよね。

求人情報に「髪色自由」と書かれていても、具体的にどれくらいまでの明るさが大丈夫か、不明瞭なことが多いですよね。

この記事では、一般的に保育園で許可されている髪の明るさの基準を画像付きで解説するとともに、実際に髪色自由を掲げる保育園で働くときの注意点と具体的な求人情報を紹介します。

オシャレを楽しみながら保育士として働きたい人は必見の情報です。

《前提》保育士の髪色は園によって異なる

保育士の髪色に関するルールは、保育園によってさまざまで、厳しい規定がある園も比較的自由な園も存在します。

保育士は保護者と直接対面する機会が多いため、保護者の中には明るい髪色に対してあまり良い印象を抱かない人もいることを意識しておく必要があります。

具体的にどのくらいの明るさの髪色が許容されるのか不安な場合は、園の公式サイトやInstagramのアカウントをチェックして、実際に働く保育士の髪色を確認することをおすすめします。

事前に確認することで、安心して働ける髪色の選択ができるでしょう。

【画像解説】一般的にどれくらいの明るさ・トーンまでOK？（黒髪・茶髪）

一般的に、茶色の髪色は多くの保育園で許可されていますが、明るすぎる茶色はNGとしている園も少なくありません。

とはいえ、「どのくらいの明るさなら大丈夫なのか？」という具体的な基準は、言葉だけでは分かりにくいですよね。

本章では、保育園で一般的にOKとされる髪色の明るさについて、画像を交えて詳しく紹介していきます。

これを参考に、自分に合った髪色を見つけてください。

一般的にはトーン8までがおすすめ

トーン8とは、ヘアカラーの明るさを示す数値で、図にあるように日本人の自然な髪色に近い暗い茶色を指します。

トーン8までの髪色がおすすめされる理由は、髪色に規定がある一般企業で採用されているルールが、トーン8までとされていることが多いためです。

過度に明るい髪色は、清潔感や信頼感を損なうとされることがあり、日本人の自然な髪色に近いトーン8は、仕事の場でも無難な選択として多くの職場での髪色のルールとなっています。

おすすめの髪色1：ダークブラウン

こちらの髪色はトーン7の寒色系ダークブラウンです。

色落ちしにくく、綺麗な髪色が長く楽しめるところが特徴です。

肌の透明感を引き出す色なので、暗い髪色にも関わらずオシャレな雰囲気になります。

おすすめの髪色2：黒アッシュ

画像の髪色はトーン3のアッシュです。

日本人の髪色はトーン4～6と言われているので、トーン3の髪色は地毛よりもさらに暗くなります。

黒髪は重い印象になりがちですが、アッシュの青みがかった色で髪に透明感が生まれます。

おすすめの髪色3：ダークグレージュ

画像の髪色はトーン4です。

地毛とほとんど同じ明るさになるので、一見黒髪と変わらないように思われるかもしれません。

しかし、グレージュの青みが加わることで黒髪よりも透明感が生まれ、清潔感のある雰囲気になります。

おすすめの髪色3：オリーブブラウン

多少明るめの髪色でも大丈夫な園なら、こちらのトーン10のオリーブブラウンもおすすめです。

色素が薄めの自然なカラーでありながら、髪にも肌にも透明感が生まれます。

やわらかそうな優しい印象のカラーです。

おすすめの髪色4：オリーブグレージュ

赤みを抑えた透明感のあるトーン9のオリーブグレージュ。

トーン9でありながらも、赤みがないので落ち着いた印象になりますね。

暗めの髪色でロングヘアーだと重くなりがちですが、カラーの力で軽さを感じられます。

おすすめの髪色5：アッシュグレー

トーン8のアッシュグレーは、赤みがないカラーで落ち着いた印象を与えますね。

寒色系なので画像のようにショートカットにするとクールな雰囲気も出ます。

普通の赤っぽさがある茶色ではない髪色にしたい人におすすめです。

《注意》このタイミングでは染めない方が良いかも…

• 就活・転職時
• 園外での研修

求人情報に「髪色自由」と記載されている保育園でも、就職活動や転職時には暗めの髪色にしておく方が無難です。

髪色が自由であっても、採用担当者や面接官の第一印象を良くするために、控えめな髪色が好まれることが多いためです。

特に、面接時や初出勤のタイミングでは、派手すぎない髪色にしておくことで、信頼感や清潔感をアピールでき、安心して採用されやすい環境を作ることができます。

「髪色 自由」な保育園、本当は自由ではない！？

ケース①（暗黙の了解で）茶色系のみOK

求人情報で「髪色自由」と記載されていても、実際には暗黙の了解で茶色系しか許可されていない保育園も少なくありません。

求人情報を信じて入社してから、実際には自由ではないと感じるケースを避けるためにも、事前の確認が大切です。

実際に園を見学して、働いている保育士の髪色をチェックすることや、公式インスタグラムやSNSアカウントで保育士の写真を確認することがおすすめです。

しっかり対策を行っておくと、求人情報と実際の環境とのギャップを最小限に抑え、自分に合った職場を見つけることができます。

ケース②インナーカラーもOK、ただし派手髪はNG

最近では、インナーカラーが許可されている保育施設もあります。

インナーカラーとは、髪の内側の色を表面の色と変えるヘアカラーを指します。

耳に髪をかけるとちらっと内側の髪色が見えたり、髪を結うと内側の髪色が見えることからオシャレだと人気のヘアスタイルです。

保育施設でインナーカラーが許可されているパターンは、多くは表面は暗めの茶色系の髪色にインナーカラーとして表面の髪色から数トーン明るい色で、派手な髪色はNGである場合が多いです。

ケース③金髪やピンク色…なんでもOK

最近の保育施設では、保育士の髪色に制限を設けていないところもあります。

下記は、実際に髪色の制限をなくした株式会社さくらさくみらいの代表取締役社長の西尾さんのインタビューです。

保育士と子どもたちや保護者の皆さまは、長期間にわたるお付き合いを通して、お互いを深く理解する関係を築いています。であれば、髪色という第一印象で相手を判断することはないだろうと考え、髪色を自由化して保育士が自分らしく働くことで、皆がハッピーになる保育環境をつくるべきだと判断しました。

保育士の髪色自由化でもクレームはゼロ さくらさくみらいが向き合った「常識」への疑問

髪色自由な園は、保育士が自分らしく働ける環境を作ることで、保護者も子どももみんなが気持ちよく過ごせるという考え方のところが多く、働きやすい環境が整っているケースがほとんどです。

ピンク髪もOK！？本当に「髪色自由」な保育園の求人を集めてみました

求人情報で「髪色自由」と書かれていても、実際にどこまで自由なのか気になりますよね。

髪色の規制があるかどうかは職場によって異なり、本当に自由な場合もあれば、暗黙のルールで制限されていることもあります。

今回は本当に髪色が自由な保育園の求人をいくつか集めましたので、ぜひ参考にしてみてください。

自由な環境で自分らしく働ける職場を見つけるための手助けになるでしょう。

株式会社ペッツ プティ島田園

株式会社ペッツが運営するプティ島田園の特徴は髪色自由・ネイルもOKであること。

持ち帰り仕事や残業がほぼなく、業務時間内に業務を完了できる環境が整えられています。

若手保育士へのサポート体制も充実しており、新卒や経験が浅い方も安心して働ける職場です。

また、リトミック資格取得支援やサロン利用半額などの福利厚生も充実し、働きやすい環境が提供されています。

参照：ネイルOK・髪色自由♪お洒落が出来る保育園！正規保育士募集 | 採用情報

こまどり保育園

こまどり保育園は、賞与4.45ヵ月分、髪色自由などの制度が特徴の保育園です。

「感動が主食！！」を合言葉に、子どもたちにさまざまな体験と経験の機会を設け、豊かな感性を育む保育を実践しています。

また、1週間の長期休暇を取ることや有休消化も推進されており、ワークライフバランスに優れた環境です。

参照：こまどり保育園（鹿児島県鹿児島市）の保育士正社員の求人情報

さくらさくみらい保育園

さくらさくみらい保育園では、子どもの個性を大切にした保育を実践しています。

子どもの個性を尊重するように職員の個性も尊重しようという考えで、職員の髪色が自由です。

他にも福利厚生が充実していて、夏休みとして3日の休み、有休休暇を年間で5日以上取得を促進、土曜日の勤務があるときは平日に代休を入れ週休2日にする工夫などがあります。

参照：【公式】さくらさくみらい採用サイト

まとめ

最近、保育士の髪色に対する自由度が増しており、髪色自由を掲げる保育園も多く見られます。

しかし、具体的にどの明るさまで許されるのかは園によって異なり、保護者の反応も気にする必要があります。

今回の記事では、一般的な保育園で許可される髪色の明るさを画像で解説し、本当に髪色自由な保育園も紹介しています。

髪色を自由に楽しみながら、保育士として自分らしく働きたい方はぜひ参考にしてください。