2歳児の製作では、身近な自然や季節の食べ物を題材にすると、楽しみながら秋を表現できます。
なかでも、丸い形がかわいらしいぶどうは、2歳児にも取り入れやすいモチーフです。
- 秋の季節感を楽しめる製作のアイデアがわかる
- 2歳児に合った技法や援助のポイントを紹介
- ぶどうやきのこ、とんぼなどの作り方を考えられる
ほいぽけ編集部2歳児は、まだ細かな作業が難しい場面もあります。保育者が少し手を添えながら、秋の製作をのびのび楽しんでくださいね♪


【2歳児向け】9月の製作のねらい


9月は、夏の暑さから少しずつ秋へ移り変わる季節です。
散歩中に落ち葉を見つけたり、給食や家庭で秋の食材に触れたりと、季節を感じる機会も増えてきます。
製作活動では、子どもが身近に感じているものを題材にすると、興味を持って取り組みやすくなりますよ。
ぶどうの丸い粒やきのこの形など、秋らしいモチーフにはさまざまな表現方法があります。
2歳児の場合は、色や形に親しみながら自由に表現する経験を大切にしましょう。
- 秋の自然や食べ物に興味を持つ
- 好きな色を選びながら表現を楽しむ
- 指先を使う経験を重ねる
- 保育者や友達と一緒に製作する楽しさを味わう
- 完成した作品を見て達成感を得る
ぶどうの粒を貼る、折り紙をちぎる、スタンプを押すなど、2歳児でも楽しめる工程を用意してみましょう。
子どもによって得意な動きや興味は異なるため、一人ひとりのペースに合わせて援助してくださいね!
2歳児ができること
2歳児になると、手先を使った動きが少しずつ上達し、シールを貼ったり、クレヨンで自由に線を描いたりできるようになります。
保育者が準備したパーツを台紙に貼る製作なら、活動にも無理なく取り入れられるでしょう。
一方で、細かな折り紙の折り目を正確につけたり、複雑な形を作ったりする作業は難しい場合があります。
折り紙を使う場合も、保育者が折る部分を用意したり、ちぎった紙を貼ったりする方法がおすすめです。
- シール貼り
- スタンプ
- にじみ絵
- なぐり描き
- バブルアート
2歳児の製作では、「自分でできた」と感じられる工程を用意するのが大切です。
保育者がすべて完成させるのではなく、子どもが選んだ色や貼った位置を作品に残すと、一人ひとりの個性が感じられる仕上がりになります。
【2歳児におすすめ】ぶどうなど9月の製作アイデア8選
9月の製作には、秋の味覚であるぶどうをはじめ、きのこやとんぼなど、季節を身近に感じられる題材がぴったりです。
2歳児は、シールを貼ったり、絵の具をスタンプしたり、折り紙をちぎったり丸めたりする活動を楽しめるようになります。
そこで、難しい工程を少なくし、子どもが自分で取り組める作業を取り入れてみてくださいね!
丸めて簡単!ぶどう製作【くしゃっと丸めて簡単!】
9月といえば実りの秋、子どもたちと秋の味覚であるぶどうを作ってみましょう。
動画では、紫色のお花紙などをくしゃっと丸めて袋に詰め、ぶどうの房に仕上げています。
丸める、入れるといった簡単な工程なので、2歳児でも取り組みやすい製作です。
完成したぶどうを天井から吊るして、「ぶどう狩りごっこ」に発展させるのもおすすめ。
- 透明ビニール袋
- モール
- 花紙
- 色画用紙(緑)
- はさみ
- セロハンテープ
輪っかで作るぶどう【輪っかをつなげて立体的に】
お誕生日会などで使う輪飾りをアレンジして、立体的なぶどうを作ってみましょう。
動画では、細長く切った紫系の紙を輪っかにし、真っすぐ一方向へつなげるのではなく、さまざまな方向から組み合わせてぶどうの房を表現しています。
位置を固定したい部分は、外側からのりを付けると形を整えやすくなりますよ。
- 色画用紙
- のり
- はさみ
- モール
- ホッチキス
- 紐
シール貼りで立体的なぶどう【シール感覚で楽しく!】
細長く切った画用紙に、丸く切った折り紙を貼り付けて、立体的なぶどうを作ります。
折り紙を貼ったら、三角形の画用紙にらせん状に巻き付け、モールのヘタと葉っぱを付ければ完成です。
折り紙の代わりにシールを使えば、より簡単に取り組めます。
好きな柄や色を選べるようにすると、子どもたちの個性も出やすく、壁面製作にもおすすめです。
- 画用紙(紫、薄紫、緑)
- モール(緑)
- 折り紙(好きな色)
- 両面テープ
お花紙でぶどう【手形の葉っぱがポイント!】
秋はおいしい食べ物が豊富な季節。
旬のフルーツであるぶどうを、花紙と子どもたちの手形で表現してみましょう。
動画では、紫色のお花紙を丸めてぶどうの実を作り、緑色の絵の具で取った手形を葉っぱに見立てています。
丸めた実を台紙に貼る位置や数によって、房の大きさや形が変わるため、一人ひとり違った作品に仕上がりますよ。
- 事前に用意しておいたぶどう(色画用紙)
- 花紙(紫)
- 白画用紙(手形・葉っぱ用)
- 絵の具(葉っぱ用・緑色)
にじみ絵で立体きのこ【にじみ模様がかわいい!】
にじみ絵の技法を取り入れて、秋らしいきのこを立体的に仕上げましょう!
子どもたちの作品を並べて飾れば、園内が秋らしく、ほっこりとした雰囲気になりますよ。
2歳児など、折り紙をそのまま貼るのが難しい場合は、紙を小さくちぎって貼り絵にするのもおすすめです。
ちぎる、貼る動作を楽しみながら、自然に指先を使う経験にもつながります。
- トイレットペーパーの芯
- コーヒーフィルター
- 折り紙
- 水性ペン
- 霧吹き
- のり
簡単に作れる折り紙できのこ【2枚の折り紙で簡単!】
秋を感じられるきのこを、2枚の折り紙で簡単に作るアイデアです。
きのこのカサと軸をそれぞれ折り、最後に貼り合わせて完成させています。
短時間で作れるため、秋の折り紙遊びや製作活動にも取り入れやすいでしょう。
細かく折る工程は2歳児には難しい場合があるため、保育士が一緒に折ったり、途中まで折って準備したりすると安心です。
- 折り紙(茶色・白)
コーヒーフィルターで赤とんぼ【にじみ模様を楽しもう!】
コーヒーフィルターの素材を活かして、にじみ絵を楽しむ赤とんぼ製作です。
太めの水性ペンでフィルターに自由にぐるぐると描き、水を加えて色がにじんでいく様子を楽しみましょう。
ペンを持って描けるようになっていれば、年齢に合わせて取り入れやすいです。
誤飲や水の扱いに十分配慮し、保育士がそばで見守るようにしましょうね。
- コーヒーフィルター
- 水性ペン
- 水
- はさみ
- ストロー
- マスキングテープ
- 目玉シール
ストロースタンプでコスモス【スタンプで秋の花を表現!】
ストローを使ったスタンプ遊びで、秋を代表するコスモスを作る製作です。
ストローの先に切り込みを入れて外側に開き、絵の具を付けてスタンプします。
絵の具が乾いたら中心に黄色い丸シールを貼り、緑色のクレヨンで茎や葉を描けば完成です。
絵の具の量によって花の濃さや形が変わるため、子どもたちの個性も楽しめます。
- 画用紙(黄緑)
- ストロー
- 絵の具(ピンク)
- 黄色い丸シール(中)
- 緑のクレヨン
【2歳児におすすめ】ぶどうなどの9月の壁面製作アイデア4選
9月の壁面には、2歳児が作った作品を大きな画用紙や模造紙に飾れば、保育室が秋らしい空間へと変わっていきます。
とんぼを壁面に加えると、秋空を飛んでいるような動きも表現できます。
子どもたちが作った作品を一緒に飾りながら、「ぶどうがいっぱいできたね」「コスモスが咲いているね」などと会話を楽しむのもおすすめです。
ぶどうのバブルアート【泡で作る不思議な模様】
バブルアートの技法を使って、秋の味覚であるぶどうを表現してみましょう。
洗剤・水・絵の具を混ぜて色付きのシャボン液を作ったら、ストローで息を吹き込んで泡を作ります。
画用紙に泡を乗せると、細かな泡の跡が残って、味わいのあるぶどうの模様に仕上がりますよ。
乾いたらぶどうの形に切り取り、台紙に貼れば完成です。
- 事前に用意したぶどう(色画用紙)
- 白画用紙(アート用)
- 洗剤
- 水
- 絵の具
- ストロー
- はさみ
- のり
のり貼りとぐるぐる描きで作るぶどう【のりの感触も楽しもう!】
紫と黄緑の色画用紙を使って、ぶどうを作る製作です。
ぶどうの実や葉っぱのパーツをのりで貼り付けたり、画用紙にぐるぐると線を描いたりしながら作品を仕上げています。
ぶどうの実を描く際は、「大きなぶどうを描こう」と声をかけると、のびのびと表現しやすくなりますよ。
色や形を自由に選べば、一人ひとり違ったぶどうに仕上がります。
- 画用紙
- 丸い折り紙(ぶどうの実部分)
- 葉っぱ部分の画用紙
- クレヨン
- のり
スポンジスタンプで壁画コスモス【色の変化を楽しもう!】
保育士があらかじめコスモスの形に切った紙皿を用意し、絵筆の代わりにスポンジで絵の具を付けて模様を作っています。
完成したコスモスをたくさん並べて壁面製作にすると、保育室に秋らしい花畑が広がります。
絵の具が苦手な子には、スタンプの回数を少なくするなど、無理なく楽しめるよう配慮しましょう。
- 紙皿
- スポンジ
- 色画用紙(コスモス用)
- 画用紙(白)
- 絵の具(赤・青・黄)
- カッター
風船スタンプで壁面きのこ【ポンポン押して秋らしく!】
風船をスタンプに見立てて、かわいいきのこを作る製作です。
保育士があらかじめ小さめに膨らませた風船に絵の具を付け、画用紙へポンポンと押してきのこのカサを表現します。
風船は子どもが両手で持ちやすい大きさに調整しておくと、スタンプ遊びを楽しみやすくなりますよ。
絵の具を何色か用意すれば、カラフルなきのこにアレンジできます。
- 事前に用意したきのこ(色画用紙)
- 絵の具(好きな色)
- トレー
2歳児にもおすすめ!秋の製作アイデアまとめ
ぶどうやきのこ以外の秋の製作アイデアをお探しの保育士の皆さんは、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね!








2歳児の9月の製作に関するQ&A
9月の製作は、季節を感じられる題材を選びながら、2歳児が無理なく参加できる工程を設定しましょう。
ぶどうのように形がシンプルなモチーフなら、シールやスタンプなどを使って楽しく表現できます。
2歳児が取り組みやすい9月の製作テーマは?
ぶどう、きのこ、コスモスとんぼなどがおすすめです。
形がわかりやすく、スタンプやシール貼りにも取り入れやすいため、2歳児でも楽しみやすいでしょう。
折り紙での製作は2歳児には難しい?
複雑な折り方は、難しい場合があります。
保育者が折ったパーツを用意し、子どもはちぎる・丸める・貼るなどの工程を担当すると、折り紙に親しみながら楽しめます。
9月の製作で気をつけたいポイントは?
子どもの発達や興味に合わせ、工程をシンプルにすることがポイントです。
絵の具や小さなパーツを使う場合は誤飲や汚れにも配慮し、保育者がそばで見守りましょう。






