秋の行事として親しまれているお月見は、子どもたちが季節の移り変わりを感じられる大切なイベントです。
本記事では、2歳児の発達に合わせたお月見製作のねらいや、おすすめの製作アイデアを紹介します。
- お月見の由来や楽しみ方がわかる
- 2歳児に合った製作活動のねらいを理解できる
- 発達に合わせた援助や声かけのコツを知れる
- 保育に取り入れやすい製作活動を参考にできる
ほいぽけ編集部2歳児は、丸い形ややわらかな色合いに興味を持ち始める時期でもあり、お月さまやうさぎをモチーフにした製作を楽しめます。秋らしいお月見製作アイデアを探している保育士さんは、是非この記事をチェックしてみてくださいね!


お月見とは?どんなイベント?ねらいも解説


お月見は、秋に美しく見える満月を眺めながら、実りの季節に感謝する日本の伝統行事です。
十五夜には月見団子やススキを飾り、豊かな収穫への願いや感謝の気持ちを表します。
- 秋ならではの季節や自然に親しむ
- 日本の伝統行事に興味を持つ
- 月やうさぎなどのモチーフに親しむ
- のり貼りやシール貼りで手先を使う
- 完成した喜びを友達と共有する
2歳児にとって、お月見は「きれいなお月さま」「かわいいうさぎ」といった身近なイメージから楽しめる季節の行事です。
製作活動に取り入れると、秋の自然や日本の伝統文化に親しむきっかけになります。
また、丸い形を貼ったり、絵の具やスタンプを使って自由に表現したりする経験は、指先の発達や表現力、創造力を育むきっかけにもつながります。
子どもの発達に合わせて、お月見ならではの製作を思い切り楽しんでみてください。
2歳児ができること・保育士が意識するべきポイント
2歳児は手先の動きが少しずつ器用になり、シール貼りやのり付けなどを楽しめるようになります。
一方で、難しい工程を進めるのはまだ難しいため、保育士がお手本を見せたり、一緒に取り組んだりしましょう。
また、「お月さまはまんまるだね」などと優しく声をかけると、製作だけでなく季節への興味や想像力も自然と育まれていきます。
2歳児におすすめのお月見に関する製作10選
手形で作るお月見うさぎ
手形を使って、世界に一つだけのお月見うさぎを作りましょう。
子どもたちの成長を形として残せるため、保護者にも喜ばれる作品になります。
手形ならではの丸みを生かすことで、かわいらしいうさぎのシルエットに仕上がるのも魅力です。
耳や目などのパーツを自由に飾り付ければ、一人ひとり表情の異なるお月見うさぎの完成です!
おすすめの年齢:1歳~5歳
- 台紙
- 手形用の画用紙
- 折り紙(小)
- 月の形
- うさぎのパーツ
- はさみ
- のり
- 手形を取ります。
- 次に手形を切っていきます。
- 親指&小指を前に、中指を後ろに折ります。
- うさぎの耳のパーツを貼ります。
- うさぎに顔を書きます(目は丸シールでもOK)
- 折り紙を丸めてすすきの下の部分を作ります。
- 黄色の折り紙ですすきの上の部分を作ります。
- できたパーツをのりで貼ります。
- 次にお月様を書き、切っていきます。
- できたパーツを画用紙にそれぞれ貼り付けて完成です!
【1~3歳児向け】お月見団子製作
丸い形を作る楽しさを味わえる、お月見団子の製作アイデアです。
2歳児でも取り組みやすく、指先を使う遊びを取り入れながら製作できます。
花紙の感触を楽しんだり、指スタンプで丸を表現したりと、年齢や発達に合わせて活動内容を選べるのが魅力です。
完成した作品は壁面飾りにもぴったりで、秋の行事を盛り上げてくれます。
おすすめの年齢:1〜3歳
- 画用紙(背景用・黒か紺)
- 画用紙(三方用・三方用)
- 液体粘土(紙粘土+ボンド+水でも可)
- トイレットペーパーの芯
- 両面テープ
- 花紙(白)
- 画用紙(装飾用)
- はさみ
- のり
- 黒か紺の画用紙に三方を貼ります。
- トイレットペーパーの芯を6等分に切ります。
- (1)の三方の上部分に両面テープを貼ってください。
- 両面テープの上に(2)を貼り付けます。
- 花紙を丸めて芯に詰めます。
- すすきやうさぎなどを飾って完成です。
【指スタンプ】レースペーパーのお月見
レースペーパーを満月に見立てることで、やさしく幻想的なお月見作品に仕上がります。
レース模様がそのまま月の模様のように見えるため、特別な工程がなくても華やかな印象になるのが魅力です。
黒い台紙とのコントラストも美しく、指スタンプでお団子や星を表現すれば、秋の夜空らしい雰囲気がぐっと高まります。
おすすめの年齢:2歳~5歳
- 色画用紙
- レースペーパー
- タンポ
- 絵の具
- のり
- はさみ
- お子さんとレースペーパーを黄色に染めましょう。
- 保育者は三方を画用紙で作り台紙に貼ります。
- タンポでスタンプをして御団子を作ります。
- レースペーパーで作った月を貼り、指スタンプで星を飾ったら完成です。
タンポでお月見製作
タンポを使ってポンポンと色を付けるだけで、やわらかな風合いのお月さまを表現できる製作です。
年齢に合わせて絵の具や花紙など素材を変えられるため、乳児クラスから楽しめます。
子どもたちの手形で作ったトンボなどを組み合わせれば、秋の壁面にも変身!
一人ひとり異なる作品に、保護者にも成長を感じてもらえる素敵な作品になります。
おすすめの年齢:0歳~2歳
- 画用紙(白)
- タンポ
- 黄色の絵の具
- 黄色の花紙
- 事前に白画用紙に丸を描いておきます。
- 丸い部分に、黄色の絵の具でタンポなどで塗っていきます。
絵の具遊びでお月さまアート
袋の上から絵の具を広げる感触を楽しめる、お絵描き遊びと製作を組み合わせたアイデアです。
色が混ざる様子を観察できるため、絵の具遊びが初めての子どもにもおすすめ。
偶然生まれる模様は一つとして同じものがなく、色彩豊かな満月に仕上がります。
汚れを気にせず楽しめるので、乳児クラスの活動にも取り入れやすい製作です。
おすすめの年齢:1歳~
- ジップロック
- 白画用紙
- 絵の具(好きな色)
- 事前に、うさぎ、ススキ、お団子のパーツを貼った黒い台紙を用意しておきましょう。
- ジップロックに白画用紙を入れ、好きな絵の具を何色かたらしたら密閉します。
- 袋の上から絵の具を塗り広げます。
- 絵の具が乾いてしまう前に、取り出します。
- 台紙などに貼り付けておしまいです!
画用紙で作る!お月見の壁面
画用紙だけで手軽に楽しめる、お月見の壁面製作です。
シンプルな工程なので、のり貼りの練習を始めたばかりの子どもにもぴったり。
お団子を一つずつ貼りながら数を数えたり、「丸いね」「おいしそうだね」と会話を楽しんだりすると、製作への興味もより広がります。
完成した作品を教室に飾れば、秋らしい温かな雰囲気を演出できます。
おすすめの年齢:2歳~5歳
- 画用紙(白・黄色)
- はさみ
- のり
- 事前に保育者が、月と雲、三方、団子を切っておきます。
- お団子をのりで貼り付けていく作業をお子さんと一緒にしましょう。
お月見サンキャッチャー
お月見の満月をイメージした、サンキャッチャー製作です。
窓辺に飾ると光が透け、花紙のやさしい色合いが美しく映えて秋らしい雰囲気を楽しめます。
黄色と白の花紙を組み合わせることで、満月の輝きやお月見の幻想的な世界観を表現できます。
ちぎる・貼るといったシンプルな工程が中心なので、乳児クラスから無理なく取り組めるのも魅力です。
おすすめの年齢:1歳~
- 黒画用紙
- クッキングシート
- OPPテープ
- うさぎ(事前に作成しておく)
- 花紙(黄色
- まず黒画用紙を丸い形に切り抜きます。
- 切り抜いた部分にクッキングシートを被せて、OPPテープを貼ります。
- シート外して、うさぎを貼り付けていきます。
- さらにその上から、子どもがちぎった黄色と白の花紙を交互に貼り付けていき完成です!
【お月見うさぎ】の作り方
折り紙をちぎって貼るだけで、満月を眺めるかわいいうさぎが完成する製作です。
折り紙を自由に貼る活動は、指先をたくさん使うため巧緻性を育む作業にもつながります。
一人ひとり貼り方や色合いが異なり、個性あふれる作品に仕上がるのも魅力です。
製作を楽しみながら、お月見や秋の行事への興味も深められるでしょう。
おすすめの年齢:2歳~5歳
- 色画用紙(紺色)
- はさみorカッター
- 色鉛筆(白)
- 折り紙(黄色)
- のり
- 紺の色画用紙を半分に折ります。
- 右半分の上部分を丸く切り抜きます。
- 白の色鉛筆で丸い部分をなぞります。
- 折り紙をひたすら破ります。
- のりを丸い部分に塗ったら、ひたすら自由に貼っていきましょう!
- あとは先生が三方や団子、うさぎを貼り付けたら完成です。
【2歳児向け】紙ねんどで作るお月見だんご
紙ねんどを丸めて作るお月見団子は、2歳児でも取り組みやすい製作遊びです。
手のひらで転がしたり、指先で形を整えたりする動きを楽しみながら、自然と手先の力を育めます。
完成した団子を三方に並べれば、お月見らしいかわいい作品に仕上がります。
白いまま飾るだけでなく、絵の具で色を付けてアレンジするのもおすすめです。
おすすめの年齢:2歳~
- 紙ねんど
- 絵の具
- 空き箱
- 紙パック
- 保育者が事前に三方を作っておきます。
- 紙粘土に絵の具を少し垂らしたら、子ども達とにぎにぎ丸めていきます。
- 三方の上に重ねていったら完成です!
タンポ&花紙で壁面製作
タンポで模様を付けたお月と、花紙で作る団子を組み合わせた秋らしい壁面製作です。
タンポなら絵の具を扱いやすく、小さな子どもでもポンポン押すだけで素敵な模様が完成します。
花紙を丸める工程では指先をしっかり使えるため、遊びながら巧緻性を育めるでしょう。
保育室に飾れば、秋の季節感を感じられる華やかな壁面になります。
おすすめの年齢:1歳~
- 白画用紙
- 絵の具
- パレット
- タンポ
- はさみ
- 花紙(白)
- 割り箸
- セロハンテープ
- 絵の具を何色かパレットに出します。
- スポンジで絵の具にポンポンします。
- 白画用紙に絵の具を付けたタンポをポンポンしていきます。
- 塗り終えたら丸くはさみで切り取っていきます。
- 次に、花紙をくしゅくしゅ丸めていきましょう。
- 3個くらい作ったら、割りばしにセロハンテープで貼り付けて完成です!
お月見に関する壁面アイデア3選
簡単スタンプでお月見団子
- 布(ガーゼでも可)
- スポンジ
- 輪ゴム
- 絵の具(白・団子用)
- 色画用紙(黒か紺・背景用)
- 色画用紙(茶色・三方用)
- 色画用紙(黄色・月用)
スポンジスタンプを使えば、丸いお月見団子を簡単に表現できます。
ポンポンと押すたびに白い団子が並び、子どもたちも完成を楽しみにしながら取り組めるでしょう。
スタンプ遊びは力加減を覚える経験にもなり、1〜2歳児でも無理なく挑戦できます。
背景に満月やすすきを加えると、お月見らしさがさらにアップしますよ!
足型のうさぎとシールのお団子
- 絵の具(白)
- 水
- 筆
- 丸シール(白)
- 画用紙(黒)
- 折り紙(茶色・黄色・白)
- ペン(ピンク・黒)
- はさみ
- のり
子どもたちの足型をうさぎに見立てた、成長の記念にもなる製作アイデアです。
足型ならではの大きさや形が作品の個性となり、毎年残しておくのもおすすめですよ。
お団子は丸シールを貼るだけなので、0〜1歳児でも楽しく参加できます。
完成した作品は保護者にも喜ばれ、秋の壁面飾りとしても存在感のある一枚になります。
【ちぎり絵】満月とうさぎ
- 画用紙(白)
- 黄色の折り紙
- はさみ
- のり
- 鉛筆
- クレヨン
黄色い折り紙をちぎって満月を表現する、秋にぴったりのちぎり絵製作です。
折り紙をちぎる大きさや貼り方によって表情が変わり、一人ひとり違った作品に仕上がります。
うさぎは、手型や型紙を使えば年齢に合わせたアレンジも可能です。
完成後は夜空やすすきを描き加えれば、お月見の世界観が広がる壁面飾りになります。








