1月は、お正月や冬の行事を通して日本の伝統文化にふれる機会がたくさんあります。
1歳児にとって初めて迎える新しい年は、特別な体験の連続です。
まだ手先の動きが未熟な時期でも、指先を使ったり色や感触を楽しんだりする簡単な製作を取り入れることで、季節の変化や行事を自然と感じ取れるでしょう。
この記事では、1歳児でも無理なく楽しめるお正月モチーフの製作アイデアを中心に、ねらいや発達に合わせた工夫を紹介します。
この記事でわかること
- 1月にぴったりな、お正月をテーマにした1歳児向け製作アイデアを紹介
- 指先や手のひらを使いながら、楽しんで感覚遊びができる製作内容がわかる
- 保育の中でお正月行事を取り入れる際の「ねらい」と「関わり方」を学べる
- 1歳児の発達に合わせた安全でやさしい素材選びや準備のポイントがわかる
寒い冬でも、あたたかい気持ちで作れるお正月製作を紹介しますね♪
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目次
【1月の製作】1歳児にお正月製作を取り入れるねらいは？
1月の製作では、お正月の雰囲気を感じながら、日本の伝統文化や行事に親しむことがねらいです。
1歳児はまだ言葉や概念で「お正月」を理解するのは難しいですが、手に触れて感触を楽しんだりすることで、自然と季節の変化を感じ取ります。
また、シール貼りやスタンプなど、指先を使う製作を通して手先の発達を促せるでしょう。
保育士や保護者が「おめでとう」「楽しいね」と声をかけながら進めることで、情緒の安定にもつながりますよ。
1歳児にお正月製作を取り入れるねらい
- お正月の雰囲気を楽しみながら季節を感じる
- 指先の動きを育て、手先の発達を促す
- 保育者との関わりを通じて安心感を得る
- 色や形の違いに気づき、感性を育む
1歳児が製作でできること
1歳児の製作では、結果よりも「過程を楽しむこと」が大切です。
まだはさみやのりを上手に扱うことは難しいため、指先でシールを貼る、手で紙をちぎる、スタンプを押すなど、感触を楽しむ遊びを中心に取り入れます。
大人が手伝いながら「ペタッ」「ビリビリ」と言葉を添えることで、音と動作のつながりを理解しやすくなります。
- シール貼りや手形・足形スタンプ
- 紙を丸める、ちぎるなどの手の動作
- 大人と一緒に糊づけを体験
- 色の変化や素材の感触を楽しむ
【保育士チョイス！】おすすめの製作はこれ！ゆらりんだるま
0歳児からできるおすすめの製作はだるまです。
月齢に合わせて、0歳児の場合は、手形のみ、もう少し月齢が上がったらハサミも使いながら、作る部分を増やしていきましょう。
詳しくは動画で解説しているので、ぜひチェックしてみてね♪
【1月の製作】1歳児におすすめの製作アイデア12選
お正月らしいテーマを取り入れた1月の製作は、1歳児にとっても楽しく季節を感じられる活動です。
まだ難しい工作ではなく、手形や足形、シール貼り、紙を破るなどのシンプルな動作で完成できる作品を選びましょう。
干支や門松、だるま、凧などのモチーフは、お正月らしさを感じさせてくれます。
子どもの「やりたい！」という気持ちを大切にしながら、無理のない範囲で自由に取り組めるよう工夫してみてください。
中身は〇〇！ゆらゆらだるまさん
カプセルの中にビー玉を入れて、ゆらゆら揺れるかわいいだるまさんを作りましょう。
カプセルを振るとカラカラと音が鳴り、転がすとゆらゆらと揺れる動きが1歳児の好奇心を刺激します。
カラービニールテープでカプセル全体を赤く包み、白い画用紙で顔のパーツを作って貼り付けます。
お正月に向けた、季節の製作にもぴったりですよ。
準備するもの
- カプセル1個
- ビー玉3個
- カラービニールテープ(赤色)
- 画用紙(白)
- 油性ペン
ペットボトルで作る雪だるま
元保育士ライター
