3月・春におすすめ!たんぽぽの製作アイディア12選【製作のねらいも解説】

たんぽぽ 春

3月になると少しずつ暖かくなり、春の訪れを感じるようになりますね。

春は「チューリップ」「桜」「たんぽぽ」などの草花が多く、制作にも取り入れやすいです。

制作を通して、子どもたちが春の草花に興味を持てるようにしましょう。

今回は、春におすすめなたんぽぽの制作を年齢別に12選ご紹介します。

それぞれの年齢に合わせた制作を記載していますので、子ども達の発達に応じて取り入れてみて下さいね。

3月に作りたいたんぽぽの製作アイデアまとめ
  • 年少さん以降は、はさみやのりを使った制作を積極的に取り入れるのがおすすめ。
  • 身近な道具や素材を制作に取り入れると、子ども達の発想や創造力が育ちます。
  • 年中さん以降は平面の制作だけではなく、立体的な作品も取り入れましょう。
元保育士ライター

3歳児以降になると、はさみやのりを使った制作も取り入れやすくなりますよ。指先の発達にもぴったりで、子ども達の集中力が高まります。

この記事を書いた人

すもも 元保育士ライタ

8年間保育士として勤務し、主に乳児クラスの担任を務めて参りました。認可保育施設や認可外保育施設での職務経験を活かして、保育士さんに役立つ記事を執筆させていただきます。

目次

たんぽぽの製作のねらいは?年齢別にできることとは?

たんぽぽの制作のねらいは様々ありますが、その中の1つは「季節の変化に気づき、春の植物に興味を持つ」です。

制作は指先の発達や創造力を養うこともできるため、積極的に取り入れたい活動ですね。

ねらいは年齢によって変わっていくため、年齢別に考える必要があります。

下記でたんぽぽ制作のねらいを年齢別に記載していますので、参考にしてみてください。

年少・年中・年長さんがそれぞれできることとは?

ここでは年少・年中・年長のそれぞれの年齢でできることをまとめました。

年少(3歳児)
  • 少しずつはさみやのりを使えるようになる
  • 円などの図形を描けるようになる
  • 簡単な折り方ができる
年中(4歳児)
  • 手先が器用になってくる
  • 様々な図形が描けるようになる
  • はさみやのりをスムーズに使えるようになる
年長(5歳児)
  • はさみやのりを正しく使えるようになる
  • 難しい折り方もできるようになる
  • 制作物を自分でイメージして作れるようになる

上記のように、年齢によってできることがそれぞれ増えていきます。

年少からはさみやのりは使えるようになりますが、正しく使えるようになるのは年長からなので、使い方などを都度指導していく必要があります。

子どもの年齢や、発達に合わせて制作の内容を考えることが大切です。

たんぽぽの製作のねらい

製作のねらい
  • 制作を通して季節の草花に興味を持つ
  • はさみやのりの使い方を知る
  • 身近な道具に興味を持ち、正しく使う
  • イメージを膨らませて制作を楽しむ

たんぽぽ制作を通して、春の季節を感じられるようにしましょう。

制作の前には絵本を読んで、たんぽぽはどんな特徴があるかなど、子ども達と一緒に考えてみるのがおすすめ。

3歳児は「たんぽぽ」と聞いただけでは頭の中でのイメージが膨らみづらいので、写真や絵本を積極的に導入しましょう。

年中や年長では手先が器用になってくるため、はさみなどの道具を上手に使えるようになってきます。

また、自分のイメージを膨らませて制作ができるようになってくるので、個々の作品に個性が出てきますよ。

しかし、安全に使用できるように常に子どもの様子に目を配り、必要に応じて援助を行ってくださいね。

【年少さん向け】たんぽぽの製作おすすめ4選

ここでは、年少さん向けのたんぽぽの制作を4選ご紹介します。

年少さんでは、指先の発達を促すために、はさみやのりを使った制作を導入するのがおすすめです。

使い方などを事前に知らせながら、一人ひとりに合った援助を行いましょう。

たんぽぽのイメージを膨らませるためにも、写真や絵本を置いておくと分かりやすいですよ。

「スポンジスタンプでたんぽぽを作ろう」

スポンジと絵の具を使った簡単なたんぽぽの制作をご紹介します。

スポンジを割りばしに輪ゴムで取り付けた「スポンジスタンプ」を使用して、絵の具で色付けをする制作です。

保育士が事前にたんぽぽの花びらの形に切った台紙を用意しておきます。

子ども達は自由に色を付けていくだけなので、年少さんからでも簡単に取り組めますよ。

様々な色の絵の具を用意しておけば、子ども達が自由に色を付けて楽しめるので、個性豊かな「たんぽぽ」に仕上がるでしょう。

準備するもの
  • たんぽぽの形の台紙(画用紙)
  • 絵の具
  • スポンジ
  • 割りばし
  • 輪ゴム
作り方
  • たんぽぽの花びらの形に切った台紙を用意する
  • スポンジスタンプを準備しておく
  • 様々な色の絵の具を用意する
  • 子どもたちがスポンジに絵の具を付けて楽しむ

「はさみとのりを使ってたんぽぽを作ろう」

@hoikusi1 たんぽぽの壁面の作り方は?春の新学期におすすめの製作を保育士が解説します。 4・5月の新学期にぴったりの簡単な壁面製作。たんぽぽはお花紙を使うことで、より柔らかい質感に仕上がります。 子どもたちが大好きなてんとう虫はシールをペタペタ♪春らしい作品なので、是非作ってみてくださいね☆ 対象年齢 1〜3歳児 #保育製作 #保育のアイディア #たんぽぽの製作 #壁面飾り #春の製作 ♬ オリジナル楽曲 – 保育士1年目のトリセツ

次は、はさみとのりを使ったたんぽぽの制作をご紹介しますね。

年少さんだと複雑な切り方は難しいため、簡単な1回切りがおすすめです。

この制作では、たんぽぽの茎の部分を子ども達にはさみで切ってもらうのが良いでしょう。

のりは年少さんからでも取り入れやすく、集中力が高まりますので、子ども達も黙々と取り組んでくれますよ。

事前にはさみやのりの使い方をしっかりと知らせ、個別に配慮が必要な子どもには、特定の保育士が付くなど安全に遊べるようにしましょう。

準備するもの
  • 画用紙(台紙)
  • たんぽぽの形に切った画用紙または折り紙
  • たんぽぽの茎(画用紙または折り紙)
  • 葉っぱ(画用紙または折り紙)
  • テントウ虫(保育士が事前に画用紙で作っておき、子ども達が貼るだけにしておく)
  • 花紙(白・黄)
  • のり
  • 手拭きタオル
作り方
  • 事前にたんぽぽの花びらと葉っぱの形に切った画用紙または折り紙を用意しておく(白・黄・緑)
  • 画用紙でテントウ虫を作っておく
  • たんぽぽの茎を子ども達が切る
  • 切った茎を台紙にのりで貼り付ける
  • たんぽぽの花びらをのりで貼り付ける
  • 葉っぱものりで貼り付ける
  • 花紙を丸める
  • 丸めた花紙を花びらの中央にのりで貼り付ける
  • テントウ虫の目を付ける(シールでOK)
  • テントウ虫をのりで台紙に貼り付ける

「はさみでチョキチョキたんぽぽ作り」

@taisougakuen_osaka_ikuno 年少組の3月のお製作 "たんぽぽ"です🐝 年少組最後のお製作似なります😊 春からは年中組🍀 ワクワクドキドキ💓 楽しみだね♪ #体操 #保育園 #ユニークな保育 #大阪生野区 #生野#園児募集中 #みんなに知ってほしい保育園 #みんなに知ってほしい体操クラブ #入園申込受付中 #体験入園 #園児募集 #入会募集中 #お製作 ♬ たんぽぽ – UtaSTAR

次にご紹介する制作もはさみとのりを使いますので、年少さんにおすすめですよ。

保育士が事前に子ども達が切る部分をマーキングしておくと、年少さんでも切りやすくなります。

はさみに慣れてきたら、切る回数をどんどん増やしていくと、子ども達は集中して取り組んでくれますよ。

はさみを使う際には、事前にお約束事などを話しておき、保育士が常に目を配りながら安全に配慮しましょう。

準備するもの
  • 画用紙(台紙)
  • 保育しが黄色の画用紙で丸く切っておく(鉛筆でガイドラインを書いておく)
  • たんぽぽの葉っぱも画用紙で用意しておく(緑)
  • はさみ
  • のり
  • 手拭きタオル
  • クレパス
  • シール
作り方
  • 黄色の丸い画用紙のガイドラインに沿って、子ども達がはさみで切る
  • 切った画用紙を台紙にのりで貼る
  • 同様に葉っぱも貼り付ける
  • 花びらにクレパスやシールで模様を付ける

「はじき絵でたんぽぽ制作」

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この記事を書いた人

8年間保育士として勤務し、主に乳児クラスの担任を務めて参りました。
認可保育施設や認可外保育施設での職務経験を活かして、保育士さんに役立つ記事を執筆させていただきます。

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