こいのぼり製作は、2歳児が季節の行事に親しみながら楽しく取り組める活動です。
本記事では、発達に合った表現技法や導入の工夫、持ち帰り用や壁面製作のポイントをわかりやすく解説します。
無理なく楽しめるアイデアを取り入れ、子どもたちの意欲や達成感を育てていきましょう。
- こいのぼり製作は端午の節句という季節行事に触れながら楽しんで取り組めるようにする
- シール貼りやスタンプなど指先の発達に合う活動を取り入れると◎
- 吊るし飾り、置き飾りなどアレンジが楽しめる
【元保育士】ゆぴライター2歳児の製作では、子どもの「やりたい」という気持ちを大切にし、完成度よりも楽しむ過程や意欲をしっかり受け止めることを意識しましょう。


ゆぴ先生 元保育士ライター
保育士歴9年。ピアノが得意で、子どもと一緒に歌をうたうことが好きでした。現在は、専業主婦兼Webライターとして活動中です。保育士や保育士を目指す方の、力になれるような記事を執筆しています。


2歳児のこいのぼり製作のねらい
2歳児のこいのぼり製作では、端午の節句という季節行事に触れながら、楽しんで取り組めることを大切にします。
シール貼りやスタンプ、なぐり描きなど無理のない活動を取り入れながら、手先の発達を促しながら自由な表現を引き出していきましょう。
- こいのぼり製作を通して、季節の行事や意味に親しむ
- シール貼りや絵の具遊びなどを通して、手先の操作や表現を楽しむ
- 自分で作った作品に愛着をもち、達成感を味わう
また、自分で作ったこいのぼりに親しみをもち、「できた」という喜びや満足感を感じられるよう援助することが重要です。
さらに、保育者や友だちと作品を見せ合う中で、共感ややりとりの楽しさも味わえるようにしていきます。
【2歳児におすすめ】こいのぼりの製作アイデア8選
こいのぼり製作は、2歳児でも楽しみながら季節を感じられる活動のひとつです。
シール貼りやスタンプ、にじみ絵など発達に合った技法を取り入れた、無理なく取り組める製作アイデアを8つ紹介します。
子どもたちの「やってみたい!」を引き出し、個性あふれる作品づくりにつなげていきましょう。
にじみ絵で作るこいのぼり製作【色がにじむ様子が面白い】
絵の具が水で広がる様子を見て楽しむのが、2歳児のにじみ絵製作のねらいです。
不思議な現象を感じながら色彩感覚や興味関心を広げていきます。
コーヒーフィルターを濡らすと破れやすくなるため、広げる際は保育者が手を添えながら慎重に行いましょう。
「絵の具が広がったね」「黄色になったね!」と色の変化を言葉にしながら楽しむのがポイントです。
- 折り紙
- 画用紙
- 丸シール
- コーヒーフィルター
- 絵の具
- 容器
- セロハンテープ
スタンプで作るこいのぼり製作【お好みのスタンプの形にアレンジ!】
トイレットペーパーの芯の断面に絵の具をつけるだけで簡単にスタンプに大変身。
そのままの丸の形はもちろん、手で形を整えればハートや星など様々な形にアレンジできますよ。
保育者が形を整えても良いですが、子どもが自由に作ってみてもよいでしょう。
余白にクレヨンで絵を描くとより個性溢れる作品に仕上がります。
- 紙
- 画用紙
- トイレットペーパーの芯
- 絵の具
- 容器
- はさみ
- のり
- くれよん
手形で作るこいのぼり製作【手形がうろこに大変身】
手形スタンプには、絵の具の感触や色づく様子を楽しむ、手足を使い手指の機能と創造性を育む、成長の記録を残すなど様々なねらいがあります。
手に絵の具を乗せた時の冷たい感触や、紙に手形がつく不思議さを子どもと一緒に楽しみましょう。
これだけではシンプルなので、余白に絵を描いたりシールを貼ったりしてもよいですね。
- 画用紙
- コピー用紙
- 絵の具
- 筆
- のり
- はさみ
紙皿で作るこいのぼり製作【ゆらゆら揺れて可愛い】
紙皿で作るこいのぼりは、完成後に机の上などに置いて揺らすとゆらゆらと揺れて、完成後も楽しく遊べる作品です。
シールを剥がしたり貼ったりする動作は、指先の巧緻性を育む効果があり2歳児にぴったり。
集中して取り組めるように静かな場所を用意する、剥がした後のゴミを入れる箱を用意するなど環境設定に配慮しましょう。
- 紙皿
- 画用紙
- 丸シール
- はさみ
- のり
立体こいのぼり製作【カラフルで可愛いこいのぼりに!】
穴あけパンチで作った小さい丸を、こいのぼりのうろこに見立てます。
画用紙の代わりに、スパンコールやラメを使用しても華やかな仕上がりになるのでおすすめです。
作った丸はのりで貼るわけでなくパラパラとテープの上にふりかけるだけで付着するため、難しくありません。
テープに画用紙が付着する面白さや不思議さを感じられるとよいですね。
- 画用紙
- クッキングシート
- OPPテープ
- はさみ
- のり
- 穴あけパンチ
ビニール袋で作るこいのぼり製作【袋に花紙を詰めるだけ!】
くしゅくしゅと丸めた花紙を透明の袋に詰めてこいのぼりの体を作ります。
一見単純な工程だと思うかもしれませんが、花紙の感触を楽しむ、花紙を丸めて手先指先の巧緻性を育むといったねらいがありますよ。
単色でも可愛いですが何色か色を混ぜてあげるとより可愛くなるので、様々な色の花紙を用意してあげてください。
- 透明の袋
- 花紙
- 輪ゴム
- 画用紙
- 両面テープ
- 丸シール
- のり
- キラキラシール
シールで作るこいのぼり製作【2歳児でも楽しめる!】
動画では1歳児向けとなっていますが、2歳児でも十分に楽しめる製作です。
子どもの発達に合わせ、はさみの練習としてシールのシートを縦に1列に切ってみてもよいでしょう。
はさみを使う際は、持ち方や友だちに刃を向けない、持ったまま立ち歩かないなどのルールを必ず伝えてくださいね。
- 画用紙
- 丸シール
- はさみ
- のり
はじき絵で作るこいのぼり製作【クレヨンをはじく様子が面白い】
絵の具がクレヨンをはじいていく様子をみて楽しめるのが、はじき絵を活かした製作です。
白い画用紙上に白いクレヨンで絵を描くと、絵の具を塗った際に絵が浮き出てくるので面白いですよ。
少し薄い色で塗るとクレヨンが綺麗に映えるので、色々なバリエーションを楽しんでみてください。
- 画用紙
- クレヨン
- 絵の具
- 筆
【2歳児におすすめ】こいのぼりの壁面製作アイデア4選
こいのぼりの壁面製作は、室内でも季節感を味わえる楽しい活動です。
2歳児の発達に合った技法を取り入れながら、吊るし飾り、置き飾りなど保育室を華やかに彩るアイデアを4つ紹介します。
子どもたちが無理なく関われる工夫を取り入れ、見て楽しい・作って嬉しい環境づくりにつなげていきましょう。
ストローを活用したこいのぼり壁面製作【立たせて飾っても◎】
作品の裏側に2本を繋げたストローを貼り付け、上部に風車など折り紙で作った飾りをつければ完成です。
飾りの部分に名前を書けば一目で誰の作品か見て分かります。
壁面として飾らなくても、ストローの下部を粘土などで固定すれば立たせて飾ることもできるので、お好みでアレンジしてみてください。
- こいのぼり作品
- ストロー2本
- 折り紙
- セロハンテープ
こいのぼり吊るし飾り【紐だけで可愛くアレンジ】
完成したこいのぼり作品の裏側にひもをつければ、吊るし飾りに大変身!
こいのぼり以外にも子どもの顔や兜、柏餅、雲などをつけるとさらにこどもの日らしい作品に仕上がるので、様々な飾りを用意しておくとよいですよ。
壁はもちろん、ドアや部屋の入り口に吊るしても可愛いです。
- こいのぼり作品
- ひも
- 折り紙や画用紙
- セロハンテープ
立体こいのぼりの吊るし飾り【風に揺れて動く姿が可愛らしい】
動画内では折り紙で作ったこいのぼりを吊るしていますが、トイレットペーパーの芯に折り紙を貼りつけてみてもよいでしょう。
細長い紙でこいのぼり同士をつなげていくことで、風に揺れる姿がまるで空を泳いでいるかのように見えますよ。
子どもが行う工程を増やすために、折り紙に絵を描いたりシールを貼ったりしてアレンジを加えてみてください。
- 折り紙
- 紙
- セロハンテープ
- コピー用紙
- はさみ
手形で作るこいのぼり作り【クラスで一つのこいのぼりを作ろう!】
個々で作品を作るのもよいですが、クラス全員で一つの大きなこいのぼりを作ってみるのも面白いですよ。
ECサイトで製作に使える大きいこいのぼりの布が購入できますが、白い布で代用することも可能です。
様々な色の絵の具を使用すれば、カラフルなこいのぼりのうろこが完成しますよ!
- 白い布
- 絵の具
- 筆
- はさみ
2歳児のこいのぼり製作に関するQ&A
2歳児のこいのぼり製作に関するよくあるQ&Aを3つ並べました。
持ち帰り用のこいのぼりを製作する際のポイントは?
持ち帰りを想定し、壊れにくく持ち運びしやすい素材や形にすることが大切です。シール貼りやスタンプなど簡単な工程を取り入れ、子どもが主体的に取り組めるよう配慮します。また、家庭で飾りやすいサイズや仕様にすることもポイントです。
2歳児のこいのぼり製作ではどんな導入がおすすめですか?
こいのぼりの絵本や写真を見せながら、「お空を泳いでるね」などと声をかけ、興味を引き出す導入がおすすめです。歌をうたったり、実際のこいのぼりを見せたりすることで、イメージをふくらませながら楽しく活動へつなげられます。
2歳児の発達に合う表現技法は何がありますか?
2歳児には、シール貼りやなぐり描き、指スタンプ、スポンジスタンプ、にじみ絵などが適しています。手や指を使って感触を楽しみながら取り組める技法は、無理なく表現を広げられ、達成感や意欲にもつながります。








