6月の保育製作には、梅雨をイメージした作品が人気です。
また、6月10日は「時の記念日」なので、時計をモチーフにした製作で、子どもたちが時間について考える機会を作りましょう。
本記事で紹介する「カタツムリのゆらゆら時計」は、梅雨らしい淡い色合いのにじみ絵を取り入れた作品です。
水を塗った画用紙の上に、少量の絵の具を乗せるだけで簡単にできるため、ぜひチャレンジしてくださいね。
- カタツムリのゆらゆら時計
【6月におすすめの製作①】カタツムリのゆらゆら時計
6月10日の「時の記念日」にちなんで、時計を取り入れた保育製作に挑戦しましょう。
梅雨にぴったりな淡い色合いの「カタツムリのゆらゆら時計」は、子どもたちが時間について考えるきっかけとなります。
出来上がった作品を使って時計を読んだり、数字に触れ合ったりと、月齢に合わせてさまざまな用途で活用してくださいね。
製作で自身のオリジナル時計を作れば、園児たちは時計を身近に感じ、普段の生活でも時間を意識するようになりますよ。
適した年齢:5歳~
- 時間について考えるきっかけになる
- 時計や数字を読む練習ができる
- かたつむりや淡い色合いで梅雨を感じられる
用意する材料・道具
必要な材料
- 紙皿
- 画用紙
- モール
- 丸型シール(1~12の数字を書き入れる)
- 割りピン
- 厚紙(時計の針用)
必要な道具
- 絵の具
- 筆
- クレヨン
- 綿棒
- 千枚通し
作り方
- 絵の具が上手くにじむように、水を多めに使用する
- しっかりと絵の具が乾いてから次の工程に進む
- 千枚通しの扱いに注意する
かたつむりの殻に用いるにじみ絵は、水を多めに使用する点がポイントです。
色の混ざりやにじみ具合で、一人ひとりのオリジナル製作を楽しめますよ。
にじみ絵は、絵の具が乾くまで触らずに置いておく必要があるため、あとの工程を別日におこなうのも良いでしょう。
低月齢クラスでは千枚通しによるケガ防止のため、保育士が穴開け作業を担当してくださいね。
丸く切った画用紙を用意し、かたつむりの殻のようにクレヨンでぐるぐる模様を描きます。
ぐるぐる模様の上から、筆でたっぷりの水を付けてください。
画用紙の湿り気が乾く前に、水で溶いた絵の具を綿棒で乗せてにじませます。
絵の具が乾いたら、1〜12の丸形シールを時計の配置に並べて貼っていきましょう。
かたつむりの殻の時計と、画用紙で作った葉っぱを一緒にして、半分に折った紙皿に貼り付けます。
時計の中心と、厚紙で作った時計の針2本に印を付けて、千枚通しで穴を開けます。
割りピンで針2本と時計、紙皿を貫通させて裏側で留めましょう。
割りピンを止めた部分は、セロハンテープで隠してくださいね。
半分に折り曲げたモールの両端に、画用紙で作った目玉をくっつけます。
モールの曲がった部分にセロハンテープを付けて、紙皿から目が飛び出す位置に貼ってください。
紙皿が開きすぎないように、両端をセロハンテープで留めたら完成です。
かたつむりを揺らしたり、時計の針を動かしたりして遊べますよ。
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