保育士のやりがい・大変さに勝る魅力を詳しく解説!やりがいを感じられない保育士さんへ

保育士のやりがい・大変さに勝る魅力を詳しく解説!

保育士はとても魅力的でやりがいのある仕事ですが、責任が重く、仕事量も多いため、ふとした時にそのやりがいを見失ってしまうことも少なくありません。

確かに、保育士の仕事は体力的・精神的に負担の多い仕事です。

しかし、それ以上に得られるやりがいや達成感があります。

この記事を読んで、保育士としてのやりがいや保育士の魅力を再確認し、保育士の仕事の素晴らしさを改めて振り返る機会にしてください。

目次

子どもと接する中で感じる保育士のやりがい

保育士の仕事は非常に幅広く、その内容は多岐に渡ります。

その中でもやはりやりがいを感じられるのは、子どもたちとの関わりを通じて成長や笑顔が見られた時ではないでしょうか。

子どもたちの成長スピードは目まぐるしく、毎日のように心も身体もぐんぐん伸びていきます。

担任として子どもたちと密に関わっていれば、その喜びも更に高まりますよね。

子どもと接する中で保育士が感じる喜びややりがいについて解説します。

子供たちの成長を身近に感じれる

子どもたちの成長を身近に感じられるのは、保育士として最もやりがいを感じられることの一つではないでしょうか。

身体の成長はもちろんのこと、心の成長も著しい時期を共に過ごす保育士にとって、一つひとつの成長が喜びです。

その成長や変化は一見小さなものでも、全てが子どもたちの日々の積み重ねの結晶です。

普段から子どもの姿をよく見ている保育士だからこそ気付ける成長が、保育士にやりがいを感じさせてくれるのです。

行事やイベントが終わった後の達成感

毎月の誕生会に加え、入園・進級式、こどもの日、夏祭り、運動会、発表会、卒園式など、保育園では毎月のように様々な行事が行われています。

特に運動会や発表会は、保護者を巻き込んだ大きなイベントです。

保育士は、日々の業務にプラスして、行事の企画や準備などを進めていきます。

大変な思いをすることもありますが、苦労をした分、行事が成功した時に感じられる達成感は、何物にも代えがたいものです。

子供が楽しそうにしている・笑顔になったとき

自分が提供した活動や遊び、手作りおもちゃなどで子どもたちが笑顔になった時、保育士はとてもやりがいを感じます。

保育士は、担当するクラスの子どもの年齢や発達に応じて活動を考え、様々な工夫を施して遊びを提供します。

子どもは、「少し難しい」レベルの遊び好み、夢中になります。

準備や製作には時間を要しますが、子どもの笑顔を引き出せた時、全てが報われる気持ちがする保育士も多いのではないでしょうか。

「先生〜!」と子供から必要とされるとき

大好きな子どもたちが、「先生~!」と寄ってきてくれた時や、「先生大好き!」という言葉をもらえた時、心の底から保育士をしていてよかったと感じますよね。

幼い子どもの命を預かる保育士は、とても責任の重い仕事です。

怪我をさせてしまった時や、関わり方に悩んだ時など、その責任の重さに辛さを感じることもあります。

ただ、毎日の関わりの中で築かれる子どもたちとの絆や信頼関係が、いつでも保育士の心を支えてくれるのです。

今までできなかったことができたとき

泣かずに登園できた、苦手なものを一口食べられた、寝返りができた、おもちゃの貸し借りが上手にできたなど、保育士は、子どもの「できた!」を一番近くで見届けられる存在です。

苦手なことにチャレンジしたり、初めてのことに挑戦する子どもの姿にはいつも感動をもらいます。

日々、子どもの成長に出会い、その瞬間を目の当たりにできるのは保育士の特権です。

その喜びを、保護者や同僚と共有できるのもまた、大きなやりがいに繋がっていきます。

卒園まで子供達を見守ったとき

保育園は0歳児から入園できるため、長ければ6年間保育園で生活する子どももいます。

歩くこともできない年齢から毎日見守ってきた子どもたちが卒園を迎えた時、その立派に成長した子どもの姿がとても誇らしく、そして頼もしく感じるでしょう。

小学校へと送り出す日、子どもたちと過ごしたたくさんの思い出が蘇り、「保育士をしていてよかった!」と心から思えるはずです。

卒園は、子どもたちから保育士への最高の贈り物と言えます。

卒園してからも会いに来てくれる

卒園してからも、時々会いに来てくれる子どもたちがいます。

ランドセル姿を誇らしげに見せに来てくれたり、きょうだい児のお迎えについてきたりと、卒園してもなお成長した姿を見られるのは嬉しいものです。

保育園によっては、夏休み期間などにボランティアとして小学生を受け入れ、年下の子どもたちのお世話をしてもらうケースもあります。

また、更に成長し、保育実習生として帰ってきてくれる場合もあります。

小さかった子どもたちの、更に成長した姿を見られるのは、保育士を続けていればこその喜びです。

子どもの優しさに触れたとき

怪我をした時や、病み上がりで出勤した時に、子どもたちから「先生大丈夫?」と声をかけてもらえることがあります。

子どもたち同士の関わりでも、泣いている子の頭を撫でたり、そっと寄り添うような姿を目にすることもしばしばです。

子どもたちにそのような言動が見られるのは、日頃から愛情と優しさをたくさん受け取っているからこそです。

子どもの言動を通して、自分の保育が間違っていなかったということを感じられるでしょう。

保護者と接する中で感じるやりがい

たくさんの子どもたちを預かる保育園では、様々な背景を持った保護者と日々接します。

幅広い年齢、職業、価値観を持った保護者との関わりは、難しいケースも多くあります。

ほんの少しのズレからトラブルに繋がったり、関係がうまく築けず、悩んでしまうこともあるかもしれません。

そんな中でも逃げずに向き合い、いつしか保護者との信頼関係を感じられるようになった時、悩みはやりがいに変化します。

保護者から感謝されたとき

保護者は、保育士の言動や、子どもたちとどのように関わっているかをよく見ています。

いくら保護者には笑顔で接していても、見ていないところでの言動に問題があったり、子どもが懐いていなかったりすると、「本当に大丈夫かな」と不安を感じてしまうものです。

反対に、いつも保育士が毎日本気で子どもたちと向き合っていれば、その想いは必ず保護者にも伝わるでしょう。

子どもへの愛情や真剣さが伝われば、保護者は保育士の存在を心から頼もしく思い、感謝の気持ちを持ってくれるようになります。

そういった保護者からの感謝の言葉で、また明日からの保育の活力にもなりますね。

保護者から育児の悩みを相談されたとき

保育士にとって、子どもの保育と同じくらい大切なのが、保護者支援です。

時には保護者から育児の悩みを相談されることもあるでしょう。

自らも忙しく働きながら、育児に奮闘する保護者は、人知れず孤独を抱えている場合があります。

そんな中、自分の子どもの様子をよく知っていてくれる保育士は、保護者とってはとても心強い味方です。

保護者から悩みを打ち明けてもらえるのは信頼の証です。

いつでも頼りにしてもらえるよう、更に知識と経験を蓄えて頑張ろうと思える瞬間ですよね。

保護者と子どもの成長やエピソードを共有できたとき

保護者との関わりで嬉しいことの中に、子どもの成長を喜び合えることも挙げられます。

連絡帳や送迎時の申し送り、面談や参観日などを通して、子どもの成長や日常のかわいいエピソードを伝えられる場面は多々あります。

中には、保護者も気付いていないような子どもの良さを発見するときもあり、そんな姿を伝えた時には保護者はとても喜んでくれるでしょう。

逆に、子どもの心身の不調や、言葉にならない想いに気づき伝えることで、保護者からの信頼度も増します。

保育士は、子どもと保護者の笑顔をつなぐ代弁者なのです。

担任であることを喜んでもらえたとき

保育園では、毎年年度末に、新年度の担任発表が行われます。

新年度の担任が誰になるのか、子どもにとっても保護者にとっても重要であり、共に期待感を持っています。

保育士側も、発表後に保護者からどんな反応が返ってくるかどきどきするものですよね。

そんな中、「先生でよかった!」という言葉をもらえると自信につながります。

保護者からの信頼は、保育士の心の支えになり、活力になります。

保育士は社会にも貢献している

共働き世帯の増加や働き方の多様化になどにより、保育園や保育士の必要性はより高まり、その役割は年々重要度を増しています。

保育園という存在は、今や現代社会になくてはならない存在です。

以前は、「子どもと遊んでいるだけ」という認識で見られていた保育士という仕事も、ますます社会的地位が確立されるようになりました。

保育士の社会貢献について、具体的に見ていきましょう。

0歳〜5歳までの大切な時期を見守るお仕事

子どもは、身近な大人との関わりの中で、愛着形成や自己肯定感の確立、他者との関わり方などを学んでいきます。

人間の基盤となる大切な乳幼児期を共に過ごす身近な大人の存在は、子どもの成長に大きな影響を及ぼします。

また、保育を行うにあたり、欠かせない一つの要素は環境です。

環境の中には、室内環境や物的な環境、自然環境など様々な要素が挙げられますが、日中のほとんどの時間を保育園で過ごす子どもたちにとっての最大の環境は保育士と言えるでしょう。

0 ~5歳児の幼い子どもたちの成長を見守り支えていく保育士は、子どもたちの未来を育む大切な役割を果たしているのです。

保育士がいなければ社会が回らない

保護者が働けるのは、子どもが安心して過ごせる場所が確保されているからこそです。

働く保護者にとって、保育園はなくてはならないパートナーのような存在です。

また、保育園は、保護者同士をつなぐ場でもあり、孤独に子育てをする人を減らす役割も担っています。

そしてその保育園は、そこで働く保育士がいなければ成り立ちません。

保育士が社会全体を支えているという誇りを自信と誇りを胸に、日々の保育に真摯に向き合い、子どもと保護者を支えていきましょう。

やりがいをあまり感じられない保育士さんへ

保育士は、子どもたちの命を預かる責任の重い仕事です。

時に、多忙さと責任の重大さに押しつぶされそうになることもあるかも知れません。

ですが、その分得られる達成感ややりがいは、とても大きな喜びとなって自分に返ってきます。

こんなにも毎日、笑顔と感動に出会え、愛情をたくさん感じられる仕事はなかなかありません。

保育士の仕事の素晴らしさは、毎日接している子どもたちや保護者が教えてくれます。

ぜひ自分の仕事に誇りを持ち、保育士としてのやりがいやその魅力を再確認してみてくださいね。

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この記事を書いた人

ほいポケ編集部のアバター ほいポケ編集部 保育士ライター集団

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