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葛飾区の保育士家賃補助(借り上げ社宅)について詳しく解説!

葛飾区 借り上げ社宅制度
目次

【葛飾区】保育士の借り上げ社宅制度(家賃補助)の概要

葛飾区の借り上げ社宅制度は、不足している保育士の人材確保や保育士の負担を軽減して離職を防ぐために用意されたものです。

借り上げ社宅制度は葛飾区が保育士に直接補助をするのではなく、園を通して補助をしています。

以下に最新情報をまとめましたので、葛飾区で保育士として働くことを考えている人はぜひ参考にしてくださいね。

家賃補助の上限割合8分の7
補助額の上限負担額8万2,000円
雇用形態常勤
役職者も利用可能?
勤務地と違う市区町村でも利用可能?可(条件あり)
同居人がいても利用可能?可(世帯主であることが条件)
注意点園によって独自の規定があるケースがある。
自己負担額の相場1万円前後
礼金の補助なし
敷金の補助なし
参照:2024年9月13日 葛飾区役所 に電話にて確認済み
補足情報

実際にいくらの補助があるかは園が決定しているため、詳しい情報は個別で園に問い合わせましょう。

葛飾区の借り上げ社宅制度の対象は、基本的には区内の物件ですが園が独自に例外を認めている場合もあります。

保育施設が独自に例外を認めている例としては、園から徒歩圏内の物件であれば区外であっても制度の対象にするケースがあります。

また、同居人に関しては、制度を利用する人が世帯主であることが条件となっています。

ルームシェアは異なる生計を立てている2人が1つの物件に住むため、対象にはなりませんので注意しましょう。

葛飾区の借り上げ社宅制度を利用できる人の条件

葛飾区の借り上げ社宅制度を利用する場合は、いくつかの条件に当てはまることが必要です。

ご自身の勤務体系、住んでいる場所が区内かどうかなどを確認し、制度を利用できるかどうかチェックしましょう。

保育園が独自に規定を設けている場合もあるので、詳しい条件は勤務を希望している保育園に問い合わせをして確認することをお勧めします。

借り上げ社宅制度を利用できる人の条件
  • 区内の保育施設で働いている職員
  • 常勤の職員
  • 住居の世帯主

葛飾区の借り上げ社宅制度を利用するためには、まず、葛飾区内にある保育施設で働いていることが必須条件です。

また、制度を利用できるのは常勤の職員に限られており、パートタイムや非常勤職員は対象外となります。

さらに、住居の世帯主であることも必要です。

借り上げ社宅制度は、保育士が安心して働ける環境を整えるためのものなので、条件に該当する場合は家賃補助を受けられる可能性があります。

葛飾区の借り上げ社宅制度を利用するには

葛飾区で借り上げ社宅制度を利用するにあたって、保育士が葛飾区に出向いて直接行う手続きはありません。

なぜなら、葛飾区が保育施設に対して住居費用の一部を補助するという構造になっていて、保育士と葛飾区の間に保育施設を挟んでいるためです。

保育士が直接葛飾区とやり取りをすることはなく、保育施設に必要書類を提出するだけで手続きが完了します。

葛飾区の借り上げ社宅制度(家賃補助)の自己負担額は?

葛飾区の借り上げ社宅制度を利用することで、家賃の自己負担額が大きく減ります。

ですが、引っ越し費用や初期費用にかかるお金についての補助は特にありません。

本章では、借り上げ社宅制度を利用ができる場合に、実際に暮らしが始まるまでに必要となる初期費用や引っ越し費用などの金額についての目安を確認していきます。

家賃の自己負担額の目安

葛飾区の借り上げ社宅制度を利用する場合、家賃の自己負担額は1万円前後に抑えられます。

一人暮らしの代表的な間取りであるワンルームや1K、1DKの物件の葛飾区の家賃相場は、7万4000円~8万7000円で、東京23区の中でも家賃は比較的安いです。

したがって、借り上げ社宅制度を利用することで、家賃の大部分を補助してもらえるため、自己負担額を抑えながら、都内での暮らしが叶えられます。

経済的に安定した生活を送りたい保育士にとって魅力的な制度です。

参照:【SUUMO】東京都葛飾区(東京都)の賃貸マンション家賃相場・賃料相場

賃貸契約の初期費用の自己負担額

葛飾区の借り上げ社宅制度では、賃貸契約時の初期費用に対する補助は特には行っていません。

一般的に初期費用は家賃の4~5ヵ月分と考えて用意しておくと安心でしょう。

葛飾区の一人暮らしの物件の相場から考えると、初期費用は29万円~43万5000円くらいかかると見込んで準備しておくことが望ましいです。

なるべく初期費用を抑えたい場合は、物件を選べるなら、敷金や礼金がない物件や仲介手数料のかからない物件を選択することで費用を少なくすることが可能です。

参照:賃貸契約に必要な初期費用(敷金礼金など)の相場はどのくらい? 安くする方法は?引越し費用は?

引っ越し費用の自己負担額

葛飾区で借り上げ社宅制度を利用する場合であっても、引っ越し費用の補助は行っていないため自己負担になります。

1人暮らしの引っ越しの場合、価格はだいたい5万円~15万円程度ですが、引っ越し先への移動距離や引っ越しをする時期、荷物の量によっても値段は変動するため、余裕を持った予算を準備しておきたいですね。

自己負担額を抑える方法としては、初めての一人暮らしの場合なら家具家電の購入時の配送先を引っ越し先にして、配送日を引っ越しした日や翌日に調整すると引っ越し自体の荷物量が大幅に減るので価格を抑えられます。

参照:ワンルーム・1K・1DKの引っ越し費用相場は?

葛飾区の借り上げ社宅制度についての質問に回答

【Q1】役職がある場合でも利用できる?

葛飾区の借り上げ社宅制度では、基本的には役職に就いている場合でも制度の利用が可能です。

しかし、保育施設が独自の規定を設けているケースもあり、園によっては役職があると制度の利用ができないこともゼロではありません。

したがって、制度の利用を検討している場合は、事前に勤務先がどのような条件で借り上げ社宅制度を利用しているかを事前に確認しておくと良いでしょう。

事前に確認することによって、予期せぬトラブルを避けられます。

【Q2】借り上げ社宅制度を利用できる施設のリストはある?

葛飾区の借り上げ社宅制度を利用できる保育施設のリストは用意されていないそうです。

もし、リストがあれば、転職を考える際に非常に便利だと感じ、区に問い合わせてみましたが、現時点では制度利用可能な施設のリストは特に用意されていないとの回答でした。

そのため、借り上げ社宅制度を利用したい場合は、自ら各施設に直接問い合わせる必要があります。

時間と手間はかかってしまいますが、その分正確な情報が得られますよ。

【Q3】経験年数による制限はある?

葛飾区の借り上げ社宅制度では、保育士が少ない負担で働ける環境を提供するために、経験年数による制度の利用制限を設けていないことが大きな特徴です。

したがって、新人保育士からベテランまでの幅広い保育士が条件を満たすことで平等に制度を活用することが可能です。

また、1つの保育施設あたりで制度を利用できる人数の上限も定められていません。

複数の職員で同時に借り上げ社宅制度を利用することも可能です。

参照:保育人材確保に関する取組|葛飾区公式サイト

葛飾区の保育園の実情・保育環境

荒川、江戸川、中川と3つの河川が流れ、神社やお寺、商店街や個人商店などが多い下町のイメージがある葛飾区。

都心部へのアクセスも良く、複合商業施設もあることから住みやすい街として知られています。

子育て支援にも力をいれており、令和3年は21人待機児童がいましたが、令和4年は待機児童0を達成しました。

保育士への支援も手厚く、区独自で奨学金返済のサポートや住宅手当の補助を行い、保育士が安心して長く働ける環境作りにも取り組んでいます。

葛飾区で保育士が使えるその他補助金や制度はある?

補助金・制度一覧
  • 葛飾区保育士等奨学金返済支援事業
  • 住宅手当扶助

葛飾区では、借り上げ社宅制度以外に保育士を支えるための制度が2つあります。

1つ目は、葛飾区保育士等奨学金返済支援事業で、奨学金を利用して保育士資格を取得し、区内の保育施設に勤務している常勤保育士に返済費用の補助をしています。月額上限金額は2万円です。

2つ目は、保育園が職員に支給する住宅手当を増額する場合に、費用を月額1万円まで補助しています。

本制度は、賃貸物件でなくても保育施設が住宅手当を支給していれば、制度の利用が可能です。

参照:保育人材確保に関する取組|葛飾区公式サイト

まとめ

この記事のポイントをまとめると
  • 葛飾区の借り上げ社宅制度の補助上限は8万2,000円
  • 区内の保育施設に勤務する常勤が対象
  • 同居人がいる場合は世帯主であることが条件
  • 引っ越し費用は補助されない
  • 保育施設によって規定がある場合がある

葛飾区は豊かな水源があり、神社やお寺、商店街や個人商店が多い下町のイメージどおりの街並みで観光客にも人気のある区です。

借り上げ社宅制度を利用することで、人気のエリアでも自己負担額が少なく暮らすことが可能です。

しかし、区の規定だけでなく、保育施設によってさまざまな規定があるケースがあります。

正確な補助金額や条件を知りたい場合は、直接保育施設に問い合わせをすると良いでしょう。

葛飾区の借り上げ社宅制度の情報は詳しく公開されていないので、上記の情報を参考にしてくださいね。

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この記事を書いた人

ほいポケ編集部のアバター ほいポケ編集部 保育士ライター集団

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