保育をする上で欠かせない折り紙ですが、コップはその中でも活用度が高いです。
おままごとでコップとして使えるのはもちろん、小物入れやお財布の代わりに使えます。
工程が簡単なので、子どもたち自身が思いついたときに作って遊びに取り入れることで遊びの幅が広がりますよ。
本記事では、基本のコップと持ち手がついたコーヒーカップの作り方をご紹介しますね。
- コップは簡単に作れて保育に取り入れやすい折り紙のひとつ
- 基本のコップとマグカップの2種類の折り方をご紹介
- 折り紙のコップは財布や小物入れ、帽子など様々に活用できる
- マグカップは壁面制作の他にメッセージを添えるカードとしても使える

コップを作って「かんぱーい」とごっこ遊びをしたり小さく切ったものを片付けたりとコップの使い方は様々です。
作り方を覚えて、保育に活用しましょう!


あん 元保育士ライター
保育士歴11年、現在は2児の母です。公・私立園それぞれで正規・非正規保育士として働いた経験を活かし、役立つ情報をわかりやすくお伝えします。


折り紙でコップを作る方法・手順【基本の作り方】
基本のコップは工程が少なく簡単に作れる折り紙です。
途中目安となる折り筋をつけることで仕上がりがきれいになります。
また最後に両側に折り返す部分は、2枚を同じ方に折り曲げることでフタにもなります。
デザインがシンプルなので、絵をかいたりシールを貼ったりすることでオリジナリティーを出しても楽しいですね。
折り紙 1枚
方法・手順
①半分に三角に折る


②半分に折って戻す


③●同士がつくように折る


④▲同士がつくように折る


⑤上の一枚を折る


⑥後ろの1枚も同じように折ってできあがり!


折り紙でコップを作る方法・手順【マグカップの作り方】
持ち手がついていて可愛いマグカップですが、こちらは中に物は入れられません。
壁面などの飾りとして作ったり、メッセージカードとして活用したりできます。
一言添えるためのカードを可愛いカップの折り紙にしたら素敵ですね。
折る角度によってカップの形が変わりますので、色々な表情のコーヒーカップが作れますよ。
折り紙 1枚
方法・手順
①半分に折る


②さらに半分に折る


③「わ」になっている方を少しだけ斜めに折る


④上の1枚だけ折る


⑤右側と同じように斜めに折る


⑥手前の1枚だけ下に折る(左端の部分は開いてたたむ)


⑦斜めに折る


⑧点線で折る


⑨点線で折る


⑩ひっくり返してできあがり!


シールを貼ったり絵を描いたりして自分だけのマグカップを作れます。


折り紙でコップやマグカップを作るときのコツ
基本のコップは折り筋を付けずに作った方が簡単ですが、仕上がりは折り筋アリの方がきれいです。
子どもの様子や状況に応じてやりやすい方法で作ってくださいね。
マグカップは斜めに折る箇所が多く、角度次第で形が変わります。
保育士が壁面制作などで同じ形を複数作るときには、同じ角度になるように気を付けると仕上がりがきれいです。
子どもが作る際は、⑥番の開いて折る工程は少し難しいので、はじめは一緒に作ると良いかもしれません。
まとめ
簡単でシンプルなコップの活用方法は無限大です。
先にお伝えした小物入れ等のほかにも、持ち手を付けてバッグやポシェットにできますし上下をさかさまにすれば帽子になります。
子どもたちが自分で作り色々なものに見立てて遊ぶことも期待できますね。
折り紙が子どもたちの遊びを豊かにするきっかけになると良いですね。
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