【保育士が解説】保育園の園長がおかしい時の対処法|保育士の実際の声を集めました

※この記事の最終編集日:2026年2月28日

園長の行動が保育士たちに与える影響は計り知れません。

保育園で働く上で、園長の態度や方針がどれほど重要かを実感した経験を持つ保育士は多いはず。

今回は、実際に保育現場で起きたおかしな園長の問題行動と、それがどれだけ働く環境に影響を与えるかについてお話しします。

あなたがもし、園長との関係に悩んでいるのであれば、この記事を参考にしてみてください。

この記事をまとめると
  • 「園長がやばい…おかしい..」という悩みを抱えた保育士は多い
  • おかしい園長から何か言われても、適度に聞き流すのがおすすめ
  • おかしな園長がいる場合は転職を考えよう
元保育士ライター

私も無責任で独断で進める園長のもとで働いた経験があり、当時は身体も心も、ともに疲れ切っていました。私の園だけ!?と思っていましたが、悲痛な声はたくさんあるのが現状です。

目次

働く保育士からの悲鳴!園長がやばいと最悪?

https://twitter.com/tsubae_/status/1813151892983456199

保育園の園長が「自分の望む答え」を引き出すため、同じ質問を何度も繰り返し、保育士たちを疲弊させ困らせているという声がありました。

園長自身の対応に時間をとられ、保育士たちは同僚同士で愚痴を共有して何とか耐えているというなんとも困った状況。

園のトップの態度ひとつで現場の空気が大きく変わるだけに、「園長の問題行動」が日々のストレスの原因になるケースは少なくないようです。

皆さんの園はどうですか?

保育園の園長がおかしい…悲痛な声を集めました

園児より園長の都合を優先する

リアルな現場の声
  • 園長の仕事を手伝ってほしいと担任保育士が呼び出され、結果保育士が足りなくなり、ケガをする子どもも出てしまいました。
  • 保育中なのに、聞きたいことがあると話しかけられ、抜けなくてはならなくなった。

園児の安全より自分の業務を優先する姿勢に保育士たちは不満を募らせる一方ではないでしょうか。

園児たちが安全に過ごせるように見守ることが保育士の最優先の仕事であるにも関わらず、それを妨げるような園長の言動は、現場で働く保育士たちにとって大きな負担となります。

保育を優先的に考えられない園長はおかしいですよね。

園児への心無い言葉

リアルな現場の声
  • 「本当に手がかかる子ね。ちゃんとできないなら困るわ」とため息まじりに発言してびっくりしました。
  • 特定の子どもに対して「またこの子?」「どうしてできないのかしら」といった心無い言葉をいう園長に周りはぞっとしています。

園長が大人の視点だけで否定的な発言を子どもにするのはどうかと思ってしまいます。

子どもの可能性を信じて寄り添うことを大切にできなくて、どんな保育ができるのでしょうか。

人手不足を軽視する園長

リアルな現場の声
  • 現在の保育園では、保育士の退職が相次ぎ、人手不足が深刻化しているにもかかわらず、対策を講じることを放置している園長がやばいです。
  • 保育士たちが限界を訴えても、園長は「どこの園も同じようなものだから仕方がない」と発言し、現場の声を軽視しています。

結果的に人手不足で保育士の負担が増加し、過労やストレスでさらに退職者が増える悪循環に陥っているのに何か行動を起こしてくれないのは困ったものですね。

園長自身が現場の声に目を向けてくれなければ、環境は決してよくならないのに気づいてほしいものです。

現場を保育士任せにする

リアルな現場の声
  • 園長は日常的に子どもたちと直接関わることをほとんどしていません。子どもの名前すらわかっていません。
  • 複数の保育士が体調不良で欠勤した際も、保育中に顔を出すこともせず、手伝うことがありませんでした。

園長として現場に立ち、子どもたちや保育士たちと積極的に関わる姿勢が見られないということは、現場の状況が分かるはずがないですよね。

特に人手が不足している非常事態でさえ、現場をサポートすることもないのは、働く側のモチベーションを大きく損なう要因になってしまいます。

子どもたち一人ひとりを大切に思っているのであれば、現場に積極的に出てほしいものです。

新人保育士へのパワハラ

リアルな現場の声
  • 新しく入った新人保育士が子どもたちのケアをする中で、初めてのことで戸惑う場面があった際に、園長がその場で大声をだして怒鳴りはじめました
  • 子どもたちが見ている前で恥をかかせるような発言を繰り返すのが日常的にあります。

園長の言動が保育士の成長や現場全体に悪影響を与えていることに気づいていないのは、非常に残念な気持ちになりますね。

保育士たちがストレスを感じながら働く環境になってしまうことは、子どもたちにも間接的に影響を与えているのに気づいてほしいものです。

園児の安全を軽視!

リアルな現場の声
  • 壊れている遊具の修理を保育士が依頼しても、「まだ使える」と却下される状況が続いています。
  • 何か事故が起きてからでは遅いのに、園児たちの安全を守るための対応が後回しにされていると感じる毎日です。

園児の命や安全が最優先されるべき、保育の現場で、安全への意識が欠如している園長の行動は、保育士や保護者の信頼を失う要因であるとともに、意識が低く大きな問題ですね。

園長が現場の声に耳を傾け、速やかに適切な対応を取ることで、保育士の働きやすい環境になるのを分かってほしいものです。

保護者対応を丸投げする

リアルな現場の声
  • 保護者からのクレームや問い合わせが増えている中、園長が「保護者対応は保育士の仕事」と言い放ち、自ら対応することを避けてます
  • 特に、園の方針についての説明が必要な場面でも、現場の保育士に丸投げすることが常態化しています。

問題によっては現場で対応できることもありますが、事態が深刻化したり、保護者からの信頼に関わる場合は、園長が責任を持って対応すべきではないでしょうか。

それを丸投げされては、保育士たちは心身ともに疲弊してしまい、保護者とも信頼関係を築くことが難しくなってしまいます。

先生によって態度を変える

リアルな現場の声
  • 園長は、先生によって態度を変えることが頻繁にあります。
  • 特に、気に入っている保育士には優しく接し、反対にいつも注意ばかり受ける保育士もいます。

園長は中立的に人を見なくてはいけない立場です。

子どもたちは大人の姿をみているものです。

子どもを保育する現場のトップがそれでは困ってしまいますね。

園長の気分やお気に入りによって態度が変わることに、不満が募っていく現場の状況に気づいてほしいものです。

元保育士に聞く!保育園の園長がおかしいと感じた体験談

実際の保育現場で見られる保育園の園長のおかしいと感じる言動や態度を、元保育士にアンケートしました。

園長との関係が上手くいっていない人や不満をもつ保育士は想像以上に多いのが現状です。

正当な判断ができない園長

現在も勤めている園です。保護者より不適切保育ではないか?という質問があり、私も先輩が長時間子どもを廊下に立たせるという不適切を目撃していたので(その他にも疑問に思うところは沢山ある先生でした)、どうするのかとソワソワしていました。
すると翌日、カメラで確認できなかったからと保護者を追い返したことを知りました。
すぐに園長に私が見た事実などを伝え、その後も話し合いを重ねましたが、結局その先生に言いくるめられ終わりました。
何故公平に判断できないのか、おかしな園長だと思いました。
(もゆさん・保育士歴4年)

園長という園のトップの立場でありながら、物事を冷静に判断してくれないのは困ってしまいますね

このようなケースが続く場合、以下のように対処するとよいでしょう。

  • 感情的に反論せず、事実や記録を整理したうえで冷静に話し合いの場を求める
  • 一人で抱え込まず、主任や信頼できる同僚、法人本部など第三者に相談する
  • 改善が見込めない場合は、自身の心身を守ることを最優先にし、配置換えや転職も視野に入れる
元保育士ライター

トラブルに保護者が関係している場合は、園長だけでなく園全体への不信感につながる恐れもあります。園長にも危機感をもってもらえるように、第三者に相談してみてもよいでしょう。

ストレスを職員にぶつける園長

私が出会った園長は毎年ターゲットを作り、小さないじめをする人でした。
私は5年勤めましたがその園に入職した初日にさっそく出来事が起こり、幸先不安になりました…その出来事をまとめると、昨年度末のことを振り返り園長が仲間外れだと感じたという内容でした。そのことで2名の保育士が責められ、そのうちの1名に矛先が向きその年度はその保育士がターゲットでした。
具体的には指導案や日誌などの書類のなんでもないような箇所を指摘するなど、こちらから見たらくだらない内容でした。その保育士はその年で辞め、他の年でも別の保育士に同じようなことをして辞めさせていました。日頃のストレスを人にぶつけているんだなと思いました。
(ぷちさん・保育士歴13年)

どんな理由にしろ、園長が職員をいじめるという行為は絶対にあってはいけません

もしも自分や周りの職員が園長にいじめられていることがあるならば、次のような手段を検討してみてください。

  • 事実や発言内容を日時とともに記録し、証拠を残しておく
  • 一人で抱え込まず、主任や法人本部、第三者機関(自治体の相談窓口など)に相談する
  • 心身に不調を感じた場合は無理をせず、休職や異動、転職も含めて自分を守る選択を検討する
元保育士ライター

いじめを受けると心身共にダメージを受けます。適応障害やうつ状態に発展することもあるので、「自分が悪い」と思い込まず、早めに信頼できる人や専門機関に相談することがとても大切です。

陰で職員の悪口を言う園長

以前勤めていた園の園長には、事務室でその場にいない職員を悪く言ったり小馬鹿にしたりするような言動が多々見られました。私も含め、その場にいる職員は否定することができず、なんとなくうまくその場をしのいでいましたが、正直「園長としてらしからぬ姿だな」と感じていました。

このような場面に遭遇したときは、自分の経験から以下のように対処するとよいと思います。

  • 肯定も否定もせず自然に相槌を打つ
  • さりげなくその場から離れる
  • 言動がひどいようであれば、行政の職員や理事長などに報告する

園長の人となりは、職場の雰囲気や働きやすさの要因にもつながります。

元保育士ライター

どうしても園長の言動や考えに納得できない場合には、さらに上の管理職に報告してみてもよいでしょう。

保育園の園長と合わない時の対処法

「園長と波長が合わないかも……」と悩んでいる人は多いと思いますが、決して一人で抱え込んではいけません

同僚に相談したり適度に距離を保ったりして、ストレスにならないように上手く対処しましょう。

本章では、保育園の園長と合わないと感じた時にできる対処法について紹介します。


怒られても全て受け止めすぎない

保育園の園長から怒られることがあっても、すべてを自分の責任と捉えすぎないことが大切です。

人間関係には相性や意見の違いがつきものであり、必ずしも自分だけが悪いわけではありません。

特に保育の現場では多くの意見が交錯し、全員が同じ方向を向くのは簡単なことではありません。

自分ができていなかったり、間違っていたりしたことは素直に反省しつつ、不当だと感じることや理不尽な要求は、自分の中でしっかり切り分けるようにしましょう。

過剰に自分を責めることはストレスの原因となり、心身のバランスを崩してしまうことにもつながります。

適度に肩の力を抜いて、自分を労わる時間を作りましょう

同僚に相談する

保育園の園長と合わないと感じたとき、同僚に相談できたらいいですね。

同じ現場で働く保育士なら、状況を共有しやすく、共感やアドバイスを得られることが多いのではないでしょうか。

自分の感じている問題が個人的なものなのか、それとも職場全体が抱えている共通の問題なのかを知ることは、自分の中の悩みのモヤモヤが消えるかもしれません。

他の視点を聞くことで、自分では気づかなかった新しい解決策や対処法が見えてくるかもしれません。

また、相談を通じて孤立感が軽減され、心の拠り所になることもあります。

同僚との何気ない会話から自分の気持ちが整理されるといいですね。

必要なこと以外は距離を置く

園長と合わないと感じる場合、必要な業務以外は関わらないようにし、適切な距離を保つことが重要です。

業務上の指示や報告など、必要なやり取りに集中し、それ以外の場面での接触を控えることで、無用なストレスや摩擦を避けることができます。

また、個人的な感情や意見を園長に過度に伝えようとするのは逆効果になることもあります。

距離を置くことで冷静さを保ちやすくなり、園長の言葉や態度に対して過剰に反応せずに済むでしょう。

園長の考えを理解する努力を少しする

保育園で働く中で、園長の考えや方針に納得できないことがある場合、ほんの少しでいいので、その意図を理解する努力をしてみることも必要なのかもしれません。

園長の指導や判断には、園全体の運営や子どもたちの安全を考えた視点が含まれていることもあるため、一見厳しく感じる言動にも理由があるかもしれません。

全てを受け入れられなくても、背景にある意図を知ることで、自分自身の考えや対応を見直すきっかけにもなるかもしれません。

業務上のやり取りを記録する

園長と合わないと感じる場合、業務上のやり取りを記録することが冷静に対応するために有効なのは知っていますか?

園長からの指示ややり取りを、日時や内容とともにメモに残しておくことで、トラブルが発生したときに具体的な証拠として役立ちます。

例えば、指示の内容が曖昧だったり、一貫性がなかったりする場合も、記録を確認することで事実関係を明確にできます。

記録を取ることで感情的にならず、事実を基づいた対応が可能になり、円滑なコミュニケーションを図る助けになるでしょう。

また、記録を基に他の同僚や上司に相談することで、状況を正確に伝えやすくなります。

記録を見返すことで自分自身の対応を振り返り、改善点を見つけたり、冷静に次の行動を考えたりするきっかけにもなるかもしれません。

無理のない範囲で続けると良いですね。

園長と合わない場合は転職も検討しよう

保育士として働く中で、園長との相性が合わないと感じることは少なくありません。

園長との関係がうまくいかないと、仕事のモチベーションが下がり、子どもたちにとってよい保育ができなくなってしまいます

もし、園長との折が合わず、ストレスが溜まり続けるようであれば、転職を検討することも一つの選択肢です。

転職先での環境は園長との関係が改善される可能性もありますし、自分の成長を促す環境に身を置くことができれば、仕事への満足度も向上するでしょう。

大切なのは、無理をして働き続けるのではなく、自分にとってよい環境で働くことです。

自分が前向きに働ける職場を見つけることで、保育士としてのやりがいを感じながら、子どもたちにもよりよい保育ができることを願っています。

保育士におすすめの転職サイト・エージェント

保育園の園長がおかしいと感じる時のQ&A

保育園の園長がおかしいと感じることに対してよくある質問を4つ挙げました。

家族経営だとおかしい園長が多い?

家族経営だからといって、おかしい園長が多いとは一概には言えません。家族経営は意思決定が早い、方針がぶれにくいといった良さもあります。一方で、身内中心の運営により意見が通りにくいと感じる場合もあります。大切なのは経営形態よりも、園長の人柄や園全体の風通しの良さです。

園長がおかしいかどうかを見極める方法がある?

園長がおかしいかどうかを見極めるには、日頃の言動や職員への対応を冷静に観察することが大切です。意見に耳を傾ける姿勢があるか、感情的に叱責していないか、方針に一貫性があるかなどを確認しましょう。また、離職率や職員同士の雰囲気も判断材料になります。

園長への不信感を保護者から相談された場合の対処法は?

まずは保護者の話を否定せず、丁寧に耳を傾けることが大切です。その場で園長を批判したり同調しすぎたりせず、事実確認が必要であることを伝えましょう。内容によっては主任や法人本部に共有し、園として誠実に対応する姿勢を示すことが信頼回復につながります。

園長が特定の職員だけに厳しく当たるのはよくあること?

特定の職員だけに過度に厳しく当たるのは、決して望ましい状態とはいえません。指導の一環で注意が増える場合はありますが、感情的な叱責や不公平さが続く場合は問題です。ほかの職員への対応と比較し、基準が一貫しているかを冷静に見極めることが大切です。

まとめ

保育園の園長の態度や方針は、保育士の働く環境に大きな影響を与えます。

おかしな園長の問題行動は、園児より自分の都合を優先することや、保育士へのパワハラ、人手不足の放置、現場への無関心、保護者対応の丸投げなどが挙げられます。

日々の業務にも支障をきたし、保育士自身のやりがいやモチベーションが低下する原因となります。

対処法としては、園長の言動をすべて受け止めすぎないことや、同僚に相談すること、必要以上に関わらないことが有効です。

また、園長の考えを理解する努力をすることも一つの方法ですが、改善が見込めない場合は、転職も視野に入れるべきではないでしょうか。

風通しの良い人間関係や、保育士としての意見が尊重される職場がきっと見つかるはずです。

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この記事を書いた人

ほいポケ編集部のアバター ほいポケ編集部 保育士ライター集団
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