ハロウィンの季節になると、「トリック・オア・トリート!」と元気な声を響かせながら、お菓子を入れる袋やバスケットを手にする姿が微笑ましいものです。
市販のグッズもたくさんありますが、手作りのアイテムには温かみや特別感があり、子どもたちの思い出づくりにぴったりです。
年齢に合わせた簡単な製作アイデアなら、小さなお子さんでも楽しく参加できます。
この記事では、園や家庭で楽しめる「ハロウィンのお菓子入れ製作」を年齢ごとに紹介します。
- ハロウィンの行事や文化を踏まえ、子どもに伝えやすい解説を知ることができる
- 0~1歳児、2~3歳児、4~5歳児に分けた発達段階に合う製作アイデアを学べる
- 簡単に作れるお菓子入れの工夫を知り、保育や家庭での活動に役立てられる
- 親子で楽しく取り組める製作方法を通して、思い出づくりのヒントを得られる

ハロウィンはどんな行事?
ハロウィンはもともと古代ケルト民族の「収穫祭」が起源とされている行事で、悪霊を追い払う意味も込められています。
日本では仮装やパレード、お菓子交換を楽しむ行事として広まりました。
特に子どもたちにとっては、「トリック・オア・トリート」と言いながらお菓子をもらう体験が最大の楽しみですよね。
近年では保育園や幼稚園でも行事に取り入れられ、親子で楽しめるイベントとして定着しつつあります。
- 古代ケルトの収穫祭が由来
- 悪霊を追い払う意味がある
- 仮装やパレードが人気
- 子どもは「お菓子集め」が楽しみ
- 園や地域イベントでも広がっている
【0~1歳児におすすめ】ハロウィンのお菓子入れの製作4選
0~1歳児はまだ指先の器用さが発達段階にあるため、シンプルで安全に作れる製作がぴったりです。
大人が材料を準備して、子どもは貼る・触れる・色を楽しむなどの簡単な関わりができるものがおすすめです。
例えば、紙袋に大きなシールを貼ったり、透明の袋にカラフルな紙を入れて楽しんだりと、感触や色合いを通してハロウィンを味わえます。
仕上がったお菓子入れを手にすることで、参加する気持ちが高まり、イベントの雰囲気をしっかり感じられます。
オレンジ色のお散歩バッグ
ハロウィンといえば、お菓子を入れるバッグが欠かせませんよね!
0歳~1歳児にもおすすめなのが、牛乳パックを使った「オレンジ色のお散歩バッグ」です。
保育士があらかじめバッグの形を作っておけば、子どもたちはフィンガーペインティングで自由に色を塗ったり模様をつけたりと集中できます。
絵の具の濃さを調整しておくと、指で塗っても乾きやすく、失敗も少なく安心です。
お菓子を入れるのはもちろん、秋の散歩で拾った落ち葉やどんぐりを入れるのにもぴったりですよ。
- 牛乳パック 1本
- マジックテープ 2枚
- PEテープ
- はさみ
- キリ
- 絵の具(オレンジ)
- シール(ハロウィンモチーフ)
- 手拭きタオル
- 新聞紙
- 牛乳パックを箱型にカットし、フタが閉じられるように加工します。
- フタの先端を折り曲げ、そこに当たる部分と合わせてマジックテープを貼りつけます。
- 両側面に穴を開け、PEテープを通して持ち手をつけます。
- 最後に、子どもたちが絵の具やシールで自由に装飾したら、ハロウィン仕様のお散歩バッグの完成です。
紙コップでお菓子バッグ
大きめの紙コップを使えば、簡単に可愛いお菓子バッグが完成します。
製作では、たんぽ筆を使ってスタンピングをしたり、絵の具をペタペタ塗ったりと、手指を使った表現を楽しめますよ。
完成したら、ハロウィンでもらったキャンディや小さなお菓子を入れて持ち歩けるので、子どもたちの喜ぶ姿が目に浮かびますね。
保育士さんは、穴を開ける作業やモールを通す工程を手伝いながら、子どもが安心して取り組めるようサポートしてあげましょう。
- 紙コップ
- 絵の具
- たんぽ筆
- 画用紙
- のりや両面テープ
- はさみ
- モール
- キリ
- 大きめの紙コップを準備し、たんぽ筆にオレンジ色の絵の具をつけてポンポンとスタンプするように塗り、全体をかぼちゃ色に仕上げます。
- しっかりと乾かしたら、黒い画用紙で作った三角の目やギザギザの口を貼り、ジャックオーランタン風にデコレーションします。
- さらに紙コップの上部にキリで2か所穴を開け、カラフルなモールを通して取っ手を作れば完成です。
ジャックオーランタンのお菓子入れ
牛乳パックを使えば、簡単にお菓子入れを作ることができます。
保育士があらかじめベースを作っておき、子どもたちが仕上げを楽しめるようにすると安心です。
オレンジ色の画用紙を牛乳パックの大きさに合わせて用意し、顔のパーツは黒画用紙で作っておきましょう。
両面テープを貼って準備しておくと、子どもたちは好きな位置に貼るだけで完成度の高いジャックオーランタンが仕上がります。
お菓子を入れるのはもちろん、季節の制作として保育室に飾っても華やかさをプラスしてくれるでしょう。
- 牛乳パック
- 画用紙(黒・オレンジなど)
- マジックテープ
- PEテープ
- パンチ
- はさみ
- 両面テープ
- 牛乳パックの上部をカットし、片側を残して1/3程度を切り開きます。
- フタ部分には折り目をつけて形を整え、外側にオレンジの画用紙を貼り付けます。
- 両側面に穴を開け、PEテープを通して持ち手をつけましょう。
- 黒画用紙で作った目・口・鼻・ヘタを貼り付ければ、ジャックオーランタンのお菓子入れが完成します。
コウモリのハロウィンバッグ
ハロウィンといえば、夜空を飛ぶコウモリも欠かせない存在です。
紙コップと折り紙を使った「コウモリのハロウィンバッグ」は、シンプルながらとても雰囲気のある作品になります。
小さな子どもでも、折り紙をちぎって貼るという工程は楽しく参加でき、手指の発達や感覚遊びとしても効果的です。
羽の部分は、保育士さんがあらかじめ切って準備しておくとスムーズですよ。
お菓子を入れて持ち歩くだけでなく、保育室の壁面に飾っても季節感を演出できるアイテムになるでしょう。
- 紙コップ
- 紫の折り紙
- 穴あけパンチ
- のり
- 紐
- 紙コップに穴を2か所開け、持ち手を通せるよう準備します。
- 紫色の折り紙をビリビリとちぎり、紙コップ全体にのりを塗ってからランダムに貼り付けます。
- 全体を覆ったら、あらかじめ用意しておいたコウモリの羽を両脇に貼り付けます。
- 最後に紐を通して取っ手をつければ、可愛いコウモリのお菓子バッグが完成です。
【2~3歳児におすすめ】ハロウィンのお菓子入れの製作4選
2~3歳児は指先を使った操作が上手になり、自分で貼る・塗る・組み立てるといった作業にも挑戦できる時期です。
そのため、製作では「自分で作った」という達成感を味わえるお菓子入れがおすすめですよ。
例えば、牛乳パックや紙コップを使った簡単なバスケット作りや、シールを自由に貼って模様をつける活動などが楽しめます。
製作を通して表現力や工夫する力が育ち、完成した作品を手にしたときの嬉しそうな表情も魅力的ですね。
黒猫のお菓子入れ
ハロウィンにぴったりの「黒猫のお菓子入れ」は、2~3歳児が楽しめる製作活動です。
牛乳パックをベースにするので丈夫で、お菓子をたくさん入れても安心ですよ。
黒猫のシルエットやしっぽを描いたり、顔をクレヨンで描いたりする工程は、子どもたちにとって表現力を育てる体験になります。
はさみを使う場面は難しい場合もあるので、保育士さんが下準備をしてあげるとスムーズです。
完成したお菓子入れは、首から下げて「トリック・オア・トリート!」と楽しむ姿が見られるでしょう。
- 牛乳パック 1本
- 画用紙(黒)
- PEテープ
- えんぴつ
- クレヨン
- はさみ
- キリ
- のり
- 手拭きタオル
- 牛乳パックを用意し、外側と内側に黒い画用紙を貼ります。
- 次に、フタ部分に黒猫の顔の形を描き、はさみで切り抜きます。
- 子どもたちはその顔にクレヨンで目や口を描いて表情をつけましょう。
- 画用紙で手足やしっぽを作り、のりで牛乳パックに貼り付けます。
- 最後に穴を開けてPEテープを通し、肩から下げられるようにすれば完成です。
ステンシルで可愛いお菓子バッグ
ステンシルを使った「お菓子バッグ」は、絵を描くのがまだ難しい子どもでもきれいな模様を作れるのが魅力です。
型を置いてスポンジで色をつけるだけで、ジャックオーランタンやコウモリが浮かび上がり、達成感を味わえます。
紙バッグを使うので軽くて持ちやすく、首から下げて歩くのにぴったりです。
ハロウィンのお菓子をもらうだけでなく、バッグそのものをおしゃれに飾る楽しさを味わえます。
友達と見せ合いながら、「私のはこうだよ!」と話す姿も可愛らしいですよ。
- 紙バッグ(無地か茶色など)
- 毛糸(ぶら下げるヒモ用)
- 画用紙(ステンシルの型紙用)
- 絵の具(オレンジ色・黒・紫など)
- スポンジ
- 油性ペン(黒・緑など)
- 目打ち
- カッター
- ハサミ
- 紙バッグの持ち手部分をカットし、3色の毛糸を三つ編みにして肩にかける紐を作ります。
- 次に画用紙でステンシル型を用意し、バッグにのせます。
- スポンジに絵の具をつけ、型紙の上からポンポンと色をのせましょう。
- コウモリは紫と黒を組み合わせるとよりハロウィンらしく仕上がります。
- 乾いたら油性ペンで縁取りをし、穴を開けて毛糸を通せば完成です。
ジャックオーランタンのミニBOX
「ジャックオーランタンのミニBOX」は、牛乳パックの底を使った丈夫なお菓子入れです。
牛乳パックにオレンジ色のフェルトを貼ることで、ふんわりとした質感が加わり、より可愛い作品に仕上がります。
黒いフェルトで目や口を貼り付ければ、子どもたちが大好きなジャックオーランタンに変身!
首から下げて持ち歩けるので、ハロウィンのお菓子をもらうときに大活躍します。
2~3歳児でもできる工程が多く、少し難しいところは保育士さんがサポートすると安心です。
- 牛乳パック(ジュースなどの紙パック)
- フェルト(オレンジ色・黒)
- 麻ひも
- ボンド
- ガムテープ
- カッター
- ハサミ
- 牛乳パックを底から10~12cmほどの高さで切ります。
- 外側にオレンジ色のフェルトをボンドで貼り、全体を覆います。
- はみ出した部分ははさみで整えましょう。
- 次に黒いフェルトで三角の目や大きな口を作り、ボンドで貼ります。
- 持ち手用に麻ひもを準備し、両端を結んでパックの内側にテープで固定します。
- 乾いたら首から下げられるかわいいお菓子入れの完成です。
紙皿で超簡単!お菓子バッグの作り方
紙皿を使った「超簡単お菓子バッグ」は、2~3歳児にぴったりのシンプルな製作です。
紙皿を2枚重ねて貼り合わせるだけで袋の形になり、そこに毛糸を通すと可愛いバッグが出来上がります。
紙皿は軽いので小さな子でも持ちやすく、ハロウィンでのお菓子入れとして使いやすいのが魅力です。
デコレーションは子どもたちに自由に任せると、それぞれの個性が出たバッグになるでしょう。
完成後は実際に首から下げて歩けるので、製作の達成感も大きく味わえます。
- 紙皿 2枚
- 毛糸
- ポスカ
- はさみ
- 穴あけパンチ
- セロテープ
- 紙皿を2枚重ねて直線に切ります。切った部分を貼り合わせ、袋の形にします。
- 次に紙皿のふちに等間隔で穴を開け、毛糸を通して縫うように固定します。
- 毛糸の先端にセロテープを巻いておくと通しやすくなりますよ。
- 最後に、ポスカなどのカラーペンで顔や模様を描いてデコレーションします。
- 持ち手の毛糸を調整して結んだら、完成です。
【4~5歳児におすすめ】ハロウィンのお菓子入れの製作4選
4~5歳児は想像力が豊かになり、自分なりに工夫して作品を作り上げることを楽しめる年齢です。
ハサミやのりを使った細かい作業にも慣れてくるため、少し複雑な形や仕掛けのあるお菓子入れ製作に挑戦できます。
例えば、ジャック・オー・ランタン型のバッグや、モンスターの顔がついたバスケットなど、アイデアを活かせる活動がおすすめです。
製作を通じて季節感を味わうだけでなく、友だちと作品を見せ合いながら会話を広げるきっかけにもつながります。
ハロウィンのお菓子を詰めよう『キャンディバッグ』
ハロウィンといえば「トリック・オア・トリート!」の掛け声と一緒にお菓子をもらうのが楽しみですよね。
そんな場面に大活躍するのが、子どもたちが自分で作れるキャンディバッグです。
紙コップとオレンジの画用紙で作れるので、特別な材料がいらず手軽に挑戦できます。
4~5歳児は、折る・貼る・組み合わせるといった工程を楽しめる年齢なので、自分で作ったバッグを持つことで達成感や喜びを味わえます。
作った後はお菓子を交換したり、ごっこ遊びをしたりと、遊びの幅も広がりますよ。
- オレンジの色画用紙 1枚
- 紙コップ 2個
- セロハンテープ
- オレンジの画用紙を「3cm×35cm」を4本、「2cm×35cm」を1本切り分けます。
- 幅3cmの画用紙を放射線状に重ね合わせ、中心をテープで固定します。
- その真ん中に紙コップの底を置き、テープで貼り付けます。
- 画用紙の端を1cmほど内側に折り、コップのふちに貼り付けて形を整えます。
- 2cm幅の画用紙を取っ手として貼り付け、もう1つの紙コップを重ねて補強します。
- 最後に目や鼻を描いたら完成です。
かぼちゃとお化けのお菓子バッグ
画用紙を使って作るお菓子バッグは、輪つなぎのように紙を貼り合わせることで立体的な形になり、子どもたちも夢中で取り組めます。
オレンジの画用紙を使えばジャックオーランタンに、白い画用紙を使えばお化けに変身!
4~5歳児は自分の好みに合わせて工夫できる力が育ってきているので、保育士さんが少しサポートすれば十分に作り上げられます。
お菓子を入れるだけでなく、飾っても楽しい作品になりますよ。
- 画用紙
- ひも
- のり
- ハサミ
- オレンジ色の画用紙を長方形に折り、細かく折り筋をつけてからはさみで切り分けます。
- 切った紙を丸めて輪を作り、端にのりを少量塗って貼り合わせます。
- 同じように複数の輪を作り、上下をずらしながら重ねて貼り付けていきます。
- 立体的な形ができたら、折り紙やペンで顔を作り、表面に貼り付けましょう。
- 最後に持ち手をつければ完成です。
ひも通しでつくるバッグ
ひも通しの製作は、ハロウィンのお菓子入れバッグ作りにぴったりの活動です。
おばけやかぼちゃ型の画用紙に穴を開けて、ひもを通してつなげる工程は指先をたくさん使うので、集中力や手先の器用さを育む練習にもなります。
4~5歳児は自分で工夫しながら通すことができるので、子どもごとにアレンジが広がりオリジナリティのあるバッグに仕上がるでしょう。
作った後は首から下げて歩いたり、作る楽しさと使う楽しさの両方を味わえます。
- ひも
- ハサミ
- 穴あけパンチ
- おばけやかぼちゃ型に切った画用紙を2枚用意し、穴あけパンチで周囲に等間隔で8か所ほど穴を開けます。
- ひもの先にセロテープを巻きつけると通しやすくなります。
- 穴にひもを通して一周したらしっかり結びます。
- 最後にクレヨンやペンで顔を描き、好きな色の画用紙を使って飾りをつけても楽しいです。
- お菓子を入れられるバッグの完成です。
キャンディバッグ
不織布を使った「キャンディバッグ」は、見た目がまるで本物のお菓子のようで、子どもたちの気分を盛り上げてくれる製作です。
不織布はやわらかく扱いやすい素材なので、4~5歳児でも貼ったり包んだりといった作業を楽しみながら取り組めます。
両端をリボンで結ぶことでキャンディのような形になり、持ち歩くだけでとてもかわいらしいバッグに仕上がりますよ。
ポンポンや小さなリボンを飾りに加えるとさらに華やかになり、子どもたちの個性を表現できます。
- 工作紙
- デコレーションボール
- 不織布
- リボン
- ボンド
- ハサミ
- 両面テープ
- 穴あけパンチ
- 工作紙で丸を2枚切り出し、底部分に切れ目を入れた紙を1枚用意して土台を作ります。
- 両側に穴を開けて肩からかけるひもを通し、しっかり結びます。
- 上からお好みの色の不織布をふんわりと被せ、両面テープでとめていきます。
- 最後に両サイドをリボンでぎゅっとしばれば、まるで大きなキャンディのようなバッグの完成です。
まとめ
ハロウィンは、子どもたちが季節を楽しみながら創造力や達成感を味わえる大切な行事です。
市販のアイテムを使うのも良いですが、年齢に合わせた製作活動を取り入れることで、親子や保育の場での交流がさらに深まります。
特にお菓子入れは、完成後もイベント当日に活躍する実用的なアイテムとなり、子どもたちの思い出作りに最適です。
年齢ごとの発達に応じたアイデアを取り入れながら、安心して楽しく取り組める製作を実践してみましょう。
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