劇遊びは、子どもたちが仲間と協力して一つの物語を作り上げていくだけでなく、想像力や表現力などを養う貴重な時間です。
今回は、劇遊びを効果的に進めていきたいと考えている人に向けてよくある悩みの解決方法や、年児別のおすすめの題材などを紹介していますので、ぜひお役立てください。
- 劇遊びを進めるポイントは、子どもたちの主体性と保育者の柔軟性
- 題材を選ぶポイントは、子どもたちの発達や興味、関心を考慮する
- 劇遊びを進める中で困った時は、ひとつひとつ丁寧に対応することで解決しやすくなる

「劇遊びって何をしたら良いのかわからない」「配役がなかなか決まらない」など悩む事が多いですよね。
劇遊びの具体的な進め方や、直面しがちな悩み、年児別のおすすめの題材、おすすめのポイントなど詳しく紹介しています。
ぜひ、最後まで見てみてくださいね!


Takako 元保育士ライター
保育士歴7年、現在は男女2児の母をしています。保育現場で培った経験や知識を活かし、悩んだり困ったりしている保育士の方、保育士を目指している方の力になれるような記事を心がけています。
劇遊びとは?
劇遊びとは、子どもたちが絵本や昔話などの物語をもとに、物語の中の人物になりきって、自由に表現をしながら物語を展開させて楽しむ遊びです。
子どもたち自身で配役や、セリフなどを考えることで主体性が生まれます。
また、劇遊びを通じて表現力、想像力、協調性、自信など様々な力が生まれ、これらの力は非認知能力の向上にも役立ちます。
- 表現力、協調性、想像力、コミュニケーション能力の向上
- 非認知能力の向上
- 主体性、自信の獲得
劇遊びの進め方
劇遊びは、子どもたちが主体的になって楽しむこと、子どもたちの様子をみて保育者が柔軟に対応することがポイントです。
仲間と協力しながら物語を進めていく劇遊びは、表現力、自己肯定感、コミュニケーション能力など様々な力を養います。
劇遊びを進めていくためのポイントや注意点、各年齢におすすめな題材などを紹介しますので参考にしてみてください。
①題材を決める
劇遊びの題材選びでは、子どもたちの興味関心や発達の他にストーリーのわかりやすさなどにも考慮することが大切です。
以下に題材選びの注意点とポイントをまとめていますので、参考にしてください。
- 子どもたちが日頃読んでいる絵本など親しみのある題材を選ぶことで取り組みやすくなる
- 子どもたちが無理なく楽しめるよう発達段階に合わせた題材、物語の展開がシンプルでわかりやすいものを選ぶ
- 全員に見せ場がある題材を選ぶ



劇遊びでは子どもたちの主体性や「やってみたい」という気持ちを大切にしましょう。
ストーリーのわかりやすさや、配役のしやすさなど全体に考慮しながら題材選びを進めていく事で、子どもたちが意欲的に取り組みやすくなります。
②ストーリーを考える
題材が決まったら、おおまかなストーリーや登場人物などを考えます。
- 物語の始まりと終わりを明確にしていくことで、全体の流れが掴みやすくなる
- 長いセリフは短くしたり、分担できるようにする
- クラスの人数に合わせて登場人物を増減し調節する
- 全員に見せ場があるように物語を調節する



ストーリーを考える際の注意点は、柔軟性を意識することです。
おおまかなストーリーは大事にしながらも、子どもたちにとってわかりやすい展開やセリフに修正します。
全員の出番やセリフに偏りがないかも確認してください。
子どもたちが楽しみながら、劇遊びを行えるよう工夫することも大切です。
③配役を決める
ストーリーと登場人物が決まったら、次に配役を決めていきます。
- まずは子どもたちの希望を聞く
- 各役の重要性を伝える
- クラスの人数に合わせて役の人数を増減させて調節する



配役決めで大切なのは、子どもたちの希望を尊重する事です。
ですが、全員の希望に添えないこともあります。
その場合は、話し合いの場を設けたり、ジャンケンやくじ引きを使用するなどして子どもたちが納得し、楽しく配役を決める事ができるようにしましよう。
また、配役を決める際は主役に希望が集中してしまいがちです。
ですが、どの役も物語上重要な役割をもっていることを伝える事で、他の役にも興味を持つ子が増える傾向にあります。
④セリフや動きを練習する
配役が決まったら、それぞれの役のセリフや動きを練習します。
- 担当する役の気持ちになって、喜怒哀楽など感情を込めてセリフを言う事を伝える
- 立ち位置や動線をわかりやすく明確にしておく
- 多様な動きや簡単な小道具を取り入れる事で、イメージしやすくなる
- 練習時間は長くとらず、役ごとに練習をすることで集中して練習ができる
- セリフや動きなど子どもたちからの意見も可能な限り取り入れることで、劇全体に一体感が生まれる



セリフや動きを覚えさせることよりも、楽しく表現することを大事にしましょう。
また、劇遊びが嫌になってしまわないように保育者は完璧さを求めず、適切な時間で区切って練習を行うことも大切です。
子どもたちがイメージする役柄の特徴などを取り入れる事で、自由な表現力で楽しみながら劇遊びを行う事ができます。
⑤衣装や小道具の作成
物語に必要な衣装や小道具を作成します。
- 子どもが着用した際の安全性と動きやすさを最優先にする
- 簡単に作れてコストがかかりにくいものを可能な限り使用する
- 衣装や小道具は昨年のものを利用するなどして、保育者の負担低減をする
- 小道具は安全かつシンプルだけど、頑丈に作る
- 仕上がり後に、安全性や動きやすさなどをチェックする



子どもの髪の毛が引っかかりやすい装飾や、脱げやすいパーツなどは避けて、安全性と動きやすさを第一に考えましょう。
衣装は子どもに試着してもらい問題がないか、最終チェックをしてください。
⑥会場の設営や準備
最後に会場の設営や準備を行っていきます。
- 保護者席は入れ替え制にするなどしてスペースを十分に確保する
- トイレや授乳室などもわかりやすく表示しておく
- 大道具や小道具は出し入れしやすい場所にまとめておく(子どもたちが触れないよう気をつける)
- 音響や照明などの機材の動作確認をおこなう



大道具は倒れないように工夫する、転倒や怪我を防ぐためステージ周りを確認するなど、会場の安全対策は徹底的に行いましょう。
また、職員の役割分担の明確化、機材の最終確認などを忘れず、観覧マナーや撮影のルールなどはしっかり保護者に周知しておくことでトラブルを防ぐ事ができます。
【年少クラス】3歳児におすすめの劇遊び題材
年少児クラスでは、楽しく演じることができて、子どもたちの成長が感じられる内容がおすすめです。
子どもたちが知っているお話で、物語の展開がシンプルで、動作やセリフが短く楽しめるものがいいでしょう。
3びきの子ブタ
長男ブタはワラで、次男ブタは木材で、末っ子ブタはレンガで家を建て、オオカミの襲撃から身を守るお話です。
ワラや木材を積んだだけの簡単な家は、オオカミのひと吹きで簡単に壊されてしまいますが、時間をかけて丁寧に作ったレンガのお家はびくともしません。
オオカミは何度も息を吹きかけますが、最後には諦めて帰っていきます。
「3びきの子ブタ」は登場人物も話の展開もシンプルで、子どもたちは役になりきって演じやすいため年少クラスの劇遊びにおすすめです。
- 登場人物がオオカミと子ブタのみで、ストーリーがシンプル
- お母さんブタ、3兄弟の子ブタ、オオカミ、それぞれに見せ場がある
- 掛け声は、みんなで声を合わせて楽しめる。
- 時間をかけてしっかり準備することの大切さを学べる
- 兄弟や仲間との協力や助け合うことの大切さを学べる
- オオカミが家を吹き飛ばすシーンの掛け声を全員で言う事で盛り上がる
- 役ごとにセリフや動き、効果音などを変えると飽きずに取り組める
- 歌や楽器などを取り入れる事で、リズム感や一体感が生まれより楽しい雰囲気になる
おおきなはっぱ
強い風が吹いて、森の実にたくさんの大きな葉っぱが落ちました。
そこへ、動物たち(さる、とら、ねずみ、いもむしなど)が順番にやってきて、それぞれ大きな葉っぱを傘、うちわ、お皿などに見立てて工夫して使います。
そして最後にイモムシがやってきて全ての葉っぱを食べてしまうお話です。
「おおきなはっぱ」は、シンプルでわかりやすい内容と、子どもたちの発想を自由に取り入れやすい題材なのでおすすめです。
- ストーリーがシンプルでわかりやすい
- 配役の人数の調節がしやすい
- 各動物の動きを自由に表現して楽しみながら演じる事ができる
- 同じ葉っぱでも工夫次第では色々な使い方ができることを学べる
- 皆んなで演じるので一体感が生まれやすい
- 劇中に出てくる歌は「きらきらぼし」の替え歌なので、子どもたちも自信を持って歌いやすい
ライオンとねずみ
ある日ライオンは小さなネズミを捕まえます。
ねずみは「ライオンが困った時必ず助けるから見逃してほしい」とお願いをして、逃がしてもらいました。
その後、ライオンが罠に引っかかり捕まってしまうと見逃したネズミがやってきて、縄をかじり切ってライオンを助けるというお話です。
「ライオンとねずみ」は、登場人物が少なく非常にシンプルでわかりやすい内容なので、年少クラスにおすすめです。
- 登場人物が少なく、ストーリーがシンプルなので子どもたちもわかりやすい
- 多様な表現方法が可能なので、子どもたちの表現力を活かせる
- 助け合うことの大切さが学べる
- ライオンとネズミ体格差や強さなどを子どもたちの自由な表現力で表現できる
- 小さなネズミが大きくて強いライオンを助けるという、逆転の展開で盛り上がる
- 効果音を使用したり、ライオンとネズミのシーンに応じた声のトーンなどを変えることで観客が劇に引き込まれやすくなる
【年中クラス】4歳児におすすめの劇遊び題材
年中児は想像力が豊かになり、友達と一緒に演じることを楽しむことができます。
そのため、普段よく読む絵本など子どもたちが親しみやすく、役になりきって楽しめる物語がおすすめです。
りんごがひとつ
お腹を空かせた動物(ぞう、うさぎ、たぬきなど)たちが、ひとつだけある真っ赤で美味しそうなりんごを見つけます。
そこへ猿がやってきて、その真っ赤なりんごを取って逃げ出してしまい、他の動物たちが猿を追いかけます。
追い詰められた猿をよく見ると、猿の腕の中には赤ちゃんがいました。
それをみた他の動物たちは「そういうことだったのか」と優しくりんごを譲ってくれる物語です。
「りんごがひとつ」は子どもたちが物語の世界に入りやすく、思いやり、譲り合いを学べる劇なので年中クラスにおすすめです。
- 登場人物を自由に変える事ができるので、アレンジの幅が広がる
- 動物たちの睨み合い、追いかけるシーンなど身体表現を取り入れる事ができる
- 思いやりの心や、譲り合うことの大切さを学ぶことができる
- 睨み合ったり、追いかけたりする身体表現の場面は大きく盛り上がる
- 思いやりや優しさを感じるクライマックス
- 役別に歌や掛け声を入れると、一体感が高まり盛り上がる
さるかに合戦
ある日さるが散歩をしていると、カニが美味しそうなおにぎりを持っていました。
さるはカニに自分が持っている柿の種と交換してほしいと頼み、カニはそれを了承しました。
カニが一生懸命柿を育て上げると、さるは「自分は木登りが得意だから代わりに取ってきてあげる」と言い、木に登るとカニにはまだ熟していない青い柿を投げつけたのです。
柿が当たったカニは大怪我をして寝込み、その様子を聞いた仲間(ハチ、クリ、うすなど)がカニに代わって猿を懲らしめるお話です。
ストーリーの流れがはっきりとしていて、動物同士の掛け合いが楽しめるのでおすすめです。
- 起承転結がはっきりしていて、ストーリーの流れがわかりやすい
- 動物同士の掛け合いや、やりとりがある
- アレンジがしやすい(子カニを登場させたり、最後は猿もみんな仲良くなるなど)
- 悪いことをすると自分に返ってくるという教訓、協力すると大きな力になるというみんなで協力することの大切さん学べる
- 多様な登場人物がいるので、それぞれの個性を活かすと見応えが増す
- 歌やダンス、掛け声を取り入れる事で劇全体が賑やかになる
おむすびころりん
山で薪を切っていたおじいさんがお昼になり、おばあさんが作ってくれたおむすびを食べようとして、包みを広げた途端おむすびが坂道を転がってしまいます。
おむすびは、坂道の先にあった穴の中に落ちてしまい、穴の中から聞こえた音楽におじいさんが耳をすませていると、誤って穴の中に落ちてしまいました。
穴の中にいたネズミとおじいさんは仲良くなり、おじいさんはネズミたちにもてなされ、ご馳走やお土産をもたせてもらい、帰った後はおばあさんと仲良く暮らしたというお話です。
「おむすびころりん」はシンプルでわかりやすいながら、繰り返しのリズムや歌など楽しみながら演じる事ができるのでおすすめです。
- シンプルだが、繰り返しのリズムや歌などで楽しく演じる事ができる
- 人数や子どもの希望に合わせて柔軟にセリフなどアレンジできる
- 劇中に子どもたちが好きな歌やダンスを取り入れても盛り上がる
- 身近な題材なので、子どもたちも親しみやすい
- 登場人物の特徴を考えて、劇に取り入れる事で役になりきる楽しさが増す
- 歌やダンス、掛け声を取り入れる事で劇全体が賑やかになる
【年長クラス】5歳児におすすめの劇遊び題材
年長児は、協力や感謝、友情など成長を感じられるテーマの劇遊びが特におすすめです。
昔話や冒険もの、ダンスや音楽を取り入れたものなど、子どもたちが主体的に楽しめる題材を選ぶと良いでしょう。
オズの魔法使い
少女ドロシーが、竜巻に巻き込まれ家ごと不思議なオズの国に飛ばされてしまいます。
ドロシーは、北の良い魔女に銀の靴を授かり、唯一帰る方法である強力な力を持つオズの魔法使いに助けを求める旅にでました。
旅の途中で、それぞれ問題を抱えたカカシ、ブリキの木こり、ライオンに出会います。
彼らもオズの魔法使いに願いを叶えてもらうため、ドロシーの旅に同行する物語です。
「オズの魔法使い」は、大切なものは自分の心の中にあるということを教えてくれるので年長クラスにおすすめです。
- 多彩なキャラクターが登場するので、役割分担がしやすい
- ファンタジーの世界観で子どもたちも親しみやすい
- 「大切なものは自分の心の中にある」というメッセージが込められており、子どもたちの成長や友情、勇気などを感じる事ができる
- 多彩なキャラクターの個性が魅力的
- 魔法使いや冒険の要素が子どもたちの興味を引きつけ、物語に没頭しやすくなるため盛り上がる
ブレーメンの音楽隊
登場人物は、ロバ、犬、猫、鶏で、彼らはそれぞれ年老いたため飼い主に捨てられそうになっていました。
それぞれの境遇から逃れるため、ブレーメンの音楽隊を目指すため旅を始めます。
旅の途中で出会った4匹は、途中で泥棒が住む家を見つけました。
4匹が重なって大きな影を作り、自分たちを怪物に見せかけ大声をだして泥棒たちを追い払い、動物たちはその家で幸せに暮らしたと言う物語です。
「ブレーメンの音楽隊」では、困難な状況でも仲間と協力することの大切さと、自分で新しい生き方や居場所を切り開くことの勇気を教えてくれるので、おすすめです。
- 配役が多く、全員が活躍できる
- コミカルな演出で、子どもたちも楽しみながら演じる事ができる
- 人数やセリフの調整がしやすい
- 友達や協力することの大切さを学べる
- 多彩な配役で全員が主役になれるので一体感が生まれる
- 声を掛け合わせる場面がいくつもあるので盛り上がる
ヨーホー・たからさがし
元気な4人の海賊(リン、ルン、レン、ロン)はキャプテンから「宝箱の地図」をもらい、それぞれの試練を乗り越えながら、宝箱を目指して冒険に出ます。
冒険の途中では小人や人魚などと出会い、協力したり知恵を借りたりしながら進んでいきます。
宝箱を見つけるとそれぞれに「と」「も」「だ」「ち」という文字が入っていて、「友達こそが1番の宝物である」ということに気がつく物語です。
「ヨーホー・たからさがし」では、友情や協力することの大切さ、力を合わせることの大切さを体感できるのでおすすめです。
- 海賊が主役のワクワクする冒険ストーリー
- 友情、力を合わせることの大切さを学べるテーマ
- 子どもたちがイメージしやすいストーリー
- それぞれの海賊が「力持ち」「身軽」「器用」「考える力」など異なる得意分野を持ち、一人ひとりが活躍できるシーンがある
- 4つの宝箱を順番に開けていくクライマックスは、観客も子どもたちもドキドキしながら楽しめる最大の見せ場
【先輩保育士のアドバイス】劇遊びの進め方で困った時には?
劇遊びは、子どもたちの非認知能力を育む重要な機会です。
ですが、劇遊びを進めるにあたり、「配役がなかなか決まらない」「人気な役に集中してしまう」「セリフがうまくいかない」など様々な悩みに直面することも少なくありません。
劇遊びをすすめていく中で直面する事が多い悩みに焦点をあてて、対処法などを紹介します。
役を決める際に揉める・偏る際の対処法
劇遊びの役決めの際は、主役などの役に希望が集中したり、逆にやりたくない役が敬遠されたりと、トラブルや偏りが起きやすい場面です。
どの役柄も物語上とても重要であることを伝え、全ての役柄の魅力を説明する事が大切です。
また、話し合いの場を設けるなどして、可能な限り子どもたちの希望を聞き納得のいく形で決めていけると良いですね。
それでも決まらない場合は、配役の数を増減させて調整したり、ジャンケンなどを用いる事で納得感が得やすくなります。
- 話し合いで譲り合いを促したり、どうしても決まらない時はくじ引きやジャンケンなどの公平な方法を用いる
- どの役も大切であることを丁寧に伝える
- 話し合いを重視し、柔軟に配役を調整する
セリフや演技がうまくいかない時は?
セリフがなかなか覚えられない場合は、保育者と繰り返し練習したり、劇遊びごっことして取り入れるなどして、子どもたちがセリフを楽しく覚えられる工夫をすると効果的です。
セリフを間違ってしまったり忘れてしまったりしても、楽しく演じることが大切です。
また、ストーリーやセリフは自由にアレンジしても大丈夫なので、子どもたちが覚えやすい言葉や言いやすい長さに変えるなどしてみるのもいいでしょう。
発表会や人前で緊張してしまう子には?
子どもの不安感や緊張感をしっかりと受け止めてあげましょう。
「間違っても大丈夫」「緊張するよね」など言葉にしてあげることで、安心感を得やすくなります。
また、できたことを具体的に褒めることも、自信がもてるので効果的です。
「皆みてるよ!」などとプレッシャーをかけてしまうと返って緊張や不安感が増してしまいますので注意しましょう。
無理をさせず、子どものペースで少しずつ練習を重ねていくことで、自信がついていき緊張を克服しやすくなります。
まとめ
劇遊びは普段とは違った経験ができ、子どもたちにとっても様々な力を育める機会です。
完璧を求めずに導入から発表までの流れを意識しましょう。
また、子どもたちの発想や意見、主体性を大切にしながら無理なく進めていく事で、子どもたちにとっても楽しく取り組める活動になります。
本記事を参考に、楽しい劇遊びを行ってくださいね。
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