フィンガーペインティングは、子どもたちの五感を刺激し、想像力や表現力を育むのにぴったりの遊びです。
指先や手のひらで絵の具に触れることで、色や感触の変化をダイレクトに感じられ、自由に表現する楽しさを味わえます。
ジップロックを活用すれば、乳児でも安心して取り組めるのも魅力です。
この記事では、フィンガーペインティングのねらいや年齢別の制作アイデア、取り組む際のポイントを詳しく紹介します。
この記事でわかること
- フィンガーペインティングは、感触遊びを通して五感や感性を刺激することがねらい
- フィンガーペインティングは、事前の準備と環境構成が大切
- 保護者と適切なコミュニケーションを図り、安全に注意しながら楽しむ
色が混ざり合う様子や、絵の具の感触、温度などを感じた際の子どもたちの表情にも注目してください♪
この記事を書いた人
Takako 元保育士ライター
保育士歴7年、現在は男女2児の母をしています。保育現場で培った経験や知識を活かし、悩んだり困ったりしている保育士の方、保育士を目指している方の力になれるような記事を心がけています。
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目次
保育にフィンガーペインティングを取り入れるねらいは？
保育にフィンガーペインティングを取り入れるねらいは、五感を刺激しながら自由な表現を楽しめることにあります。
さらに、変化が楽しい活動のため、集中して取り組みやすい点も大きな魅力です。
ねらい
- 五感を刺激する
- 創造力や想像力の幅を広げ、表現力を豊かにする
- 集中力の向上を期待する
手や指で直接絵の具に触れることで「ベタベタ」「つるつる」といった感触を味わい、興味や関心の幅が広がります。
指の動かし方や色の混ざり方から想像力が働き「こうしたらどうなるかな？」と、考える力も育まれるでしょう。
フィンガーペインティングの準備
フィンガーペインティングを行う前には、材料と環境をしっかり整えることが大切です。
まず、肌に使える安全な絵の具や画用紙、大きな模造紙、など基本の材料を用意します。
床にはビニールシートや新聞紙を敷き、汚れてもよい服やスモックを着用するなど、安心して取り組める環境を整えましょう。
タオルやウェットティッシュなどを近くに置いておくと、活動中のサポートがスムーズになります。
準備に必要なもの
- 絵の具
- 画用紙
- 雑巾
- ビニールシート（床の汚れ防止）
- タオル
あると便利なもの
- ウエットティッシュ
- スポンジ（感触遊びに敏感な子用）
- ローラー（感触遊びに敏感な子用）
スポンジやローラーなどを用意すると、感触に敏感な子どもも無理なく取り組め、表現の幅も広がります。
フィンガーペインティングを行う際の注意点
フィンガーペインティングを行う際に注意する点は以下のとおりです。
- アレルギーや敏感肌か事前に確認する
- 小麦粉や食紅を使った手や肌に使用できる絵の具を選ぶ
- 誤飲を防ぐ
- 活動について保護者へ連絡する
- 汚れてもいい服装の準備をお願いする
- 手洗いと汚れのチェックを行う
手や肌に絵の具が触れるため、アレルギーや敏感肌の有無を確認をしておくことが大切です。
また、子どもたちの目や口に絵の具が入らないよう安全を確保してください。
汚れてもよい服装の準備をお願いするなど、保護者への事前連絡をすることも忘れずに行いましょう。
活動後は手をきれいに洗い、衣服に絵の具が残っていないか確認し、必要に応じて着替えさせるなど衛生を保つことで気持ちよく活動を終えることができます。
【0~1歳児におすすめ】フィンガーペインティングのアイデア4選
0〜1歳児クラスでフィンガーペインティングを行う際のポイントは、五感を刺激して「感触」や「色の変化」を楽しむことです。
0〜1歳頃は「見る・触る」といった五感が著しく発達する時期なので、感触や色の変化を存分に体験させましょう。
形や仕上がりにこだわらず、子どもたちが自分のペースで指先の感覚や色の動きを楽しめる環境を整えることが、創造力や表現力の芽を育てる第一歩となります。
以下に、0〜1歳児クラスでおすすめのフィンガーペインティングのアイデア4選を紹介します。
【0~1歳児におすすめ】フィンガーペインティングのアイデア4選
モンスター【ジップロックの上から叩くだけ】
Takako【元保育士】
