ファミリーデーは、家族の絆を深め、感謝の気持ちを伝える大切なイベントです。
園や学校、地域の行事として行われることが多く、親子で楽しめるアクティビティが盛りだくさん。
その中でも、手作りのプレゼントは特別な思い出となり、心温まるひとときを演出します。
本記事では、ファミリーデーの概要や目的を解説し、子どもたちが簡単に作れて感謝の気持ちを伝える製作アイデアを紹介します。
手作りのプレゼントで、家族への愛を形にしてみませんか?
- ファミリーデーとは、家族への感謝を伝えるイベント
- ファミリーデーを通じて、子どもたちが得られる学びや成長ポイントが豊富にある
- 子どもと一緒に作れる感謝を伝える製作アイデアを紹介
ファミリーデーはどんなイベント?
ファミリーデーは、家族のつながりを大切にすることを目的としたイベントです。
日本では、父の日や母の日と合わせて実施されることが多く、園や学校で親子交流の機会として取り入れられることもあります。
子どもたちが手作りのプレゼントを作ったり、家族と一緒に楽しめる活動を行ったりすることで、家族への感謝の気持ちを育みます。
特に、製作活動は思い出に残る贈り物として人気があります。
ファミリーデーのねらいとは?
- 家族の絆を深める
- 感謝の気持ちを育てる
- 創造力や表現力の向上
- 思い出作り
「ファミリーデー」は家族のつながりを深め、子どもたちが保護者へ感謝の気持ちを伝える大切なイベントです。
忙しい日々の中で、改めて家族と向き合う時間を作ることで、親子の絆をより強くする機会になります。
また、家庭と保育園・幼稚園、学校との連携を強める目的もあります。
イベントを通じて、子どもたちは「ありがとう」の気持ちを表現し、保護者も成長を実感できるでしょう。
手作りのプレゼントを贈ることで、より心温まる体験になります。
ファミリーデーイベントを行う際の注意点
- 参加しやすい日時の設定
- 簡単に作れる製作を選ぶ
- 家族構成に配慮する
- 安全対策を徹底する
ファミリーデーを成功させるためには、いくつかの注意点を押さえることが大切です。
まず、参加しやすい日時を選ぶことが重要です。
平日開催では参加が難しい家庭も多いため、土日や祝日に設定すると良いでしょう。
また、準備や進行をスムーズに行うために、事前にプログラムの流れをしっかり計画しておくことが必要です。
手作り製作や簡単なゲームなど、親子で楽しめるアクティビティを盛り込むと、より充実した時間になります。
ファミリーデーに最適!感謝を伝えるための製作10選
ファミリーデーでは、子どもたちが家族へ心を込めて作る手作りプレゼントが最適です。
お手紙やフォトフレーム、感謝の気持ちを込めたメダルなど、さまざまなアイデアがあります。
簡単に作れるものから、少し工夫を加えるものまで、幅広い選択肢を用意することで、子どもたちが楽しみながら取り組めるでしょう。
親子で一緒に製作すると、より思い出に残る時間を過ごせますよ。
この記事では、ファミリーデーに最適な製作アイデアを10種類紹介します。
ペン立て
おすすめの年齢:2・3歳児向け
紙粘土で作る、オリジナルのペン立てで、カッターやハサミを使用しないため、年少さんでも楽しく作れます。
空き瓶を細かい赤、青、黄の紙粘土で包むと、魅力的なカラフルなペン立てが完成します。
さらに、ラインストーンシールやおはじきを付けておしゃれにしましょう。
この製作は、つくるのが簡単なので、友達との共同作業も楽しめますよ。
シールやおはじきを紙粘土をつけてみたり、ペン立ての形を変えてみたりすると、また違った雰囲気になりますよ。
おうちのかたのデスクに飾ってもらえば、子ども達の達成感も高まるでしょう。
- 空き瓶
- 麻紐(瓶全体を巻き付けられる量)
- おはじき
- ストーン(シールタイプ)
- 紙粘土
- リボン(ビンの直径より10~15cmほど)
- 接着剤
- 空き瓶の周りに麻の紐を巻いて、紙粘土が貼りつきやすいようにします。
- 始めと終わりをボンドで固定します。
- 瓶全体に紙粘土を貼り、均一な厚さに伸ばします。
- おはじきをボンドで付け、紙粘土に埋めます。
- ラインストーンやシールの裏にボンドを付けて装飾します。
- 紙粘土が完全に乾いたら、好きな色の絵の具で塗ってもよいです。
- 上にリボンを結んで完成です。
家族の絵
おすすめの年齢:2・3歳児向け
子どもが自由に家族の顔を描くことで、温かみのある作品が完成します。
描いた絵をフレームに入れれば、世界に一つしかないオリジナルの記念品になりますよ。
フレームの部分には、子どもが折り紙で作った花や、シール、キラキラシートなどを貼ってデコレーションしてみましょう。
より特別感が増して、贈り物にもぴったりです。
フレームには、家族へのメッセージを書いたり、子どもの手形を押したりすると、さらに思い出深い作品になります。
- ダンボール 4枚
- 透明フィルム 3枚
- 色画用紙
- フェルトペン
- セロハンテープ
- 大きな白紙に家族の顔を自由に描きましょう。
- 絵の周りにフレームをつけます。
- フレームの部分に折り紙の花やシールを貼って装飾します。
- 家族へのメッセージを書き込みます。
- 仕上げにラミネート加工をすると、長持ちしますよ。
- さらに絵の背景に模様を描き込むことで、より華やかな印象に。
- フレームにリボンを貼ると、立体的な仕上がりになります。
ネクタイ入れ
おすすめの年齢:2・3歳児向け
大好きなお父さんや祖父に、プレゼントできるネクタイ入れを作りませんか?
紙コップと毛糸を使った簡単な工作で、2歳児や3歳児でも楽しく作れます。
保育士があらかじめ毛糸の先端を紙コップに貼りつけておくことで、小さな子どもでも巻きやすくなります。
色とりどりの毛糸を使うと、カラフルで可愛いデザインに仕上がるでしょう。
さらに、リボンやビーズをつけると、おしゃれなアクセントになりますよ。
中にハンカチやティッシュを入れて、プレゼントにすると喜ばれるでしょう。
- 紙コップ 1個
- 折り紙 1枚
- 毛糸
- ノリ
- ハサミ
- ペン
- 接着剤
- 紙コップの側面に合うように折り紙をカットし、貼りつけます。
- 紙コップの上部に接着剤をつけ、毛糸の先端を固定してください。
- 毛糸をぐるぐる巻きつけていきます。
- 巻き終わったらカットし、先端を接着剤で固定します。
- ペンで似顔絵を描いたら完成です。
- さらに星形のシールを貼ると、より可愛らしく仕上がりますよ。
- 紙コップの底にメッセージを書いて、サプライズを演出しましょう!
小物ケース
おすすめの年齢:4・5歳児向け
ティッシュの空き箱を使って、便利な小物ケースを作ってみましょう。
フタが付いているので、しっかりとした作りになり実用性も抜群です。
フタの部分に子どもがメッセージや写真を貼れば、開けるたびに笑顔が溢れる特別なプレゼントになります。
家族の好きなアイテムを箱の中に忍ばせて渡すと、よりサプライズ感が増し、喜んでもらえるでしょう。
箱の側面に子どもが描いたイラストを貼ることで、世界にひとつだけのオリジナル小物ケースが完成します。
- ティッシュの空き箱(1個
- 飾りつけに使うもの
- ペン
- テープ
- ハサミ
- ノリ
- ティッシュの空き箱の取り出し口のビニールを外します。
- 四隅の斜めに切込みを入れましょう。
- 箱の中央に、高さと同じ幅の線を引く。
- 線に沿って切り込みを入れます。
- 真ん中を折り目に沿ってカットする。
- 真ん中以外を折り、テープでとめます。
- 真ん中で折って箱にします。
- 真ん中の部分を内側に貼りつけます。
- 折り紙や画用紙で飾り付けたら完成です。
(リボンを結ぶと、プレゼントにもぴったりですよ!)
フォトフレーム
おすすめの年齢:4・5歳児向け
動くフォトフレームを作って、大切な家族にプレゼントしましょう。
台紙に好きな絵を描いて仕上げてもよいですし、保育園で撮影した写真を貼れば、園での様子が伝わる素敵な作品になります。
フォトフレームには、折り紙やシールで装飾を加えたり、子どもの手形や足形を入れたりすると、より個性あふれる作品になります。
立体的な仕掛けを取り入れることで、飾るだけでなく、遊びながら楽しめるフォトフレームになるでしょう。
- 画用紙 土台用 1枚
- 画用紙 10cm×14cm 6枚
- 画用紙 5cm×28cm 1枚
- 写真 数枚
- 定規
- ハサミ
- ノリ
- 画用紙を14cm×36.3cmにカットして土台を作ります。
- 端から10cmのところに線を引き、そこから1cm間隔で線を5本引いてください。
- 線に沿って山折りにしていきましょう。
- 画用紙の長辺にノリを塗り、土台の線に合わせて貼っていきます。
- 3等分に折り目をつけます。
- 一番下の画用紙に巻き付けてノリでとめます。
- 裏返してから帯状になっている部分に土台の反対側を通します。
- 写真を貼って完成です。
(フレーム部分に星やハートのシールを貼ると、さらに華やかに。透明フィルムを貼ると、写真が汚れず長持ちしますよ。)
ケーキ
おすすめの年齢:4・5歳児向け
牛乳パックを使って、ふわふわのクリームが可愛い手作りケーキを作りましょう。
牛乳パックを土台にすることで、しっかりとした形が保てるので、飾っておくのにもぴったりです。
綿をクリームに見立てたり、どんぐりやビーズでトッピングをしたりと、自由にデコレーションを楽しめます。
メッセージプレートを添えれば、特別なプレゼントとしても喜ばれるでしょう。
親子で一緒に作ると、より思い出に残る作品になりますよ。
- 牛乳パック(1枚)
- どんぐり(適量)
- 折り紙
- 鉛筆
- 両面テープ
- 接着剤
- ハサミ
- 牛乳パックの左端の面を切り取り、ハサミで幅5cmの帯状にカットします。
- 右端2cmのところに線を引き、折り曲げて両面テープで固定し、円柱の形を作ります。
- 牛乳パックの残りの部分で底辺5cmの二等辺三角形を2枚作り、上面と底にテープで貼りつけて土台を完成させます。
- 折り紙や綿でデコレーションし、どんぐりをトッピングすれば、かわいいケーキの完成です!
花束
おすすめの年齢:0・1歳児向け
子どもの手形を花びらに見立てて作る、かわいらしい花束です。
カラフルな絵の具を使えば、まるで本物の花束のような鮮やかな仕上がりになります。
さらに、保育士さんが家族へのメッセージを書いたカードや、子どもの写真を添えることで、特別感のあるプレゼントに。
母の日や父の日、敬老の日など、大切な人に感謝を伝えたいときにぴったりの製作です。
手形のサイズが異なると成長の記録にもなり、長く楽しめる思い出の一品になります
- 画用紙 白2枚
- 絵の具 数色
- リボン
- ハサミ
- ノリ
- 画用紙を大きな花の形に切り取り、絵の具を使って子どもの手形を複数回押します。
- 乾いたら、もう1枚の画用紙をブーケの形に折り、手形の花を中に入れて貼り合わせます。
- リボンやシールで飾りつけると、より華やかになります。
- ブーケの外側にメッセージや子どもの名前を添えれば、世界にひとつだけの素敵な花束の完成です!
キーホルダー
おすすめの年齢:0・1歳児向け
プラバンを使って、かわいい手形キーホルダーを作ってみましょう。
子どもの小さな手形をそのまま残せるので、成長の記念にもぴったりです。
色付きのインクを使えば、よりカラフルに仕上がりますし、油性ペンで模様を描いても個性的なデザインが楽しめます。
オーブントースターで焼くと縮んで厚みが増し、丈夫になるため、キーホルダーとして長く使えます。
さらに、ラメやシールでデコレーションすると華やかになり、プレゼントにもぴったりな思い出に残るアイテムになります。
- オーブントースター
- プラバン
- アルミホイル
- スタンプ台(油性)
- リボン
- ハサミ
- パンチ
- プラバンにインクをつけた手を押し当て、手形をとります。
- 乾いたら、手形に沿ってハサミでカットし、パンチで穴を開けます。
- クシャクシャにしたアルミホイルを敷いたオーブントースターでプラバンを焼きます。
- 縮んだら取り出し、冷まして固めます。
- 仕上げにリボンやビーズを通し、キーホルダーの金具をつければ完成です。
- 手形の色を変えたり、名前を入れたりすると、より特別な作品になります。
手形マグネット
おすすめの年齢:0〜5 歳
紙粘土を使って、子どもの手形を残せるマグネットを作りましょう。
冷蔵庫や玄関のドアなど、目につく場所に飾れる可愛らしいプレゼントです。
紙粘土は軽くて扱いやすく、乾燥すると硬くなるため、しっかりとした仕上がりになります。
絵の具を使ってカラフルに色を付けたり、ラメやビーズを加えてデコレーションすれば、より華やかになるでしょう。
成長の記録として残すのにも最適で、親子で一緒に楽しく作れる思い出深い製作になりますよ。
- 紙粘土
- 絵の具
- 筆
- ニス
- パレット
- はけ
- 磁石
- 紙粘土を適量取り、厚さを均一に伸ばします。
- 子どもの手を押し当て、くっきりと手形を残します。
- 丸い型を使って周囲をくり抜き、裏側に磁石を埋め込みます。
- 乾燥させた後、絵の具で色をつけ、ニスを塗って仕上げます。
- ニスが乾いたら、冷蔵庫などに貼り付けられる、かわいい手形マグネットの完成です。
(絵の具の色を変えたり、シールを貼ったりしてアレンジも楽しめます。)
飛び出すカード
おすすめの年齢:0〜5 歳
画用紙を使って、開くと飛び出す仕掛けが楽しいカードを作りましょう。
はさみを使うのが難しい年齢の子どもには、保育士さんが事前に切り込みを入れておくとスムーズです。
飛び出す部分には「いつもありがとう」のメッセージを書いたり、子どもの写真を貼ったりすると、特別感がアップします。
誕生日や記念日のプレゼントとしても、ぴったりです。
子ども自身がデコレーションすると、よりオリジナルな作品に仕上がります。
- 色画用紙
- デコレーション用パーツ
- ペン
- クレヨン
- 両面テープ
- はさみ
- 色画用紙を半分に折り、同じ長さで平行に2本の線を引きます。
- 線に沿ってハサミで切り込みを入れ、切り込み部分を開いて折り返し、飛び出す部分を作ります。
- カードの表紙や内側をカラーペンやシールで飾り付けます。
- 飛び出す部分には写真やメッセージを貼り、最後にカード全体をデコレーションすれば完成です。
(色を変えたり、リボンをつけたりすると、より華やかになります)
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