12月はクリスマスや冬の行事が多く、子どもたちにとってワクワクがいっぱいの季節です。
1歳児クラスでは、手先の動きや感触を楽しみながら季節を感じられる製作活動がぴったりです。
折り紙や紙皿、毛糸など身近な素材を使えば、無理なく楽しめる作品づくりができますよ。
この記事では、12月の行事に合わせた、1歳児でも安心して取り組める製作アイデアを紹介します。
- 12月の行事や季節に合わせた1歳児向けの製作テーマがわかる。
- 1歳児の発達に合わせた無理のない製作活動の進め方を学べる。
- 身近な素材を使った冬やクリスマスの製作アイデアを得られる。
- 保育室の雰囲気を明るく彩る製作テーマのヒントを見つけられる。
元保育士ライター冬の製作を通して、子どもたちのできた!をたくさん見守りたいですね♪


12月にあるイベントや製作に使えるモチーフとは?
- サンタクロース :赤い色や帽子の形に親しめる
- クリスマスツリー :飾りつけで手先を使う練習にぴったり
- 雪だるま :白や丸の形を通して冬を感じられる
- 星 :シール貼りやきらきら素材で感覚遊びにもなる
12月は、クリスマスや冬至など、季節を感じる行事が盛りだくさんです。
製作活動では、サンタクロースやツリー、雪だるまなど、冬を象徴するモチーフを取り入れると子どもたちの興味を引きやすくなります。
保育室を彩る壁面製作としても活用でき、季節の移り変わりを感じるきっかけにもなります。
1歳児の場合は、貼る・触る・丸めるなど、感触を楽しむ工程を中心に構成するのがポイントです。
【12月】1歳児におすすめの製作アイデア12選!
12月の製作は、季節感とあたたかさを感じられるテーマがぴったりです。
1歳児はまだ手先の動きが未発達なため、ちぎる・貼る・触るなどのシンプルな動作を中心に楽しめる製作がおすすめです。
たとえば「紙皿で作るゆらゆらサンタ」や「毛糸で作るツリー」など、素材の感触を味わいながら完成までの過程を楽しめるものが良いですね。
保育者がパーツをあらかじめ用意しておくことで、安全に無理なく参加でき、達成感を感じられる活動になります。
【工作あそび】紙コップで作るかわいいツリーづくり
- 紙コップ
- トイレットペーパーの芯
- 折り紙
- コットンボール
- 絵の具(茶色)
- のり
冬の行事の中でも、子どもたちが特に楽しみにしているのがクリスマスです。
12月の製作では、紙コップを使ったクリスマスツリー作りがぴったり。
紙コップに折り紙をちぎって貼ったり、シールやコットンボールを飾ったりすることで、オリジナルのツリーが完成します。
手先を使う練習にもなり、1歳児の発達段階に合わせて無理なく楽しめる製作です。
保育士がのり付けをサポートしながら進めるとスムーズで、完成後は部屋に飾って季節の雰囲気を味わえます。
トイレットペーパーの芯でかく雪の結晶
- トイレットペーパーの芯
- 絵の具(白)
- 紙皿
- 画用紙(青)
- はさみ
12月の製作あそびとして人気なのが、子どもの手形を使ったサンタさん作りです。
白い絵の具を手に塗って画用紙にペタッと押すと、かわいらしいサンタのおひげが完成します。
1歳児にとっても絵の具の感触を楽しめる遊びで、保育士がしっかり見守りながら行うと安心です。
完成した作品は、壁面に飾るとクリスマスの雰囲気がぐっと高まりますよ。
季節を感じる体験を通して、子どもたちの表現力や創造力も育まれるでしょう。
【工作あそび】デカルコマニーで楽しむ!自分だけのツリーを作ろう
- 画用紙
- 絵の具 3色
- 鉛筆
- はさみ
デカルコマニーは、紙と紙を重ねて絵の具を転写し、偶然できる模様を楽しむ技法です。
12月の製作として取り入れると、冬の自然やツリーの模様に見立てた作品を作れます。
1歳児でも保育士と一緒に紙を開く瞬間を楽しめるため、感触あそびとしてもぴったりです。
開いたときに広がる模様に、「わぁ!」と驚く子どもたちの姿が見られるでしょう。
乾いたあとに星やシールを貼ると、より華やかなクリスマスツリーが完成しますよ。
ふわもふ雪だるまの作り方
- 画用紙
- 綿
- モール
- ビーズ
- 両面テープ
- はさみ
- ボンド
- ホチキス
12月の製作では、綿を使ったふわふわの雪だるま作りがおすすめです。
画用紙を丸く切り取り、コットンやお花紙を貼り付けて立体的に仕上げます。
目や口はビーズやシールで飾り、モールで帽子やマフラーをつけるとさらにかわいらしくなります。
1歳児でも貼る作業を通して素材の感触を楽しめ、冬らしい雰囲気を感じられる製作です。
完成した雪だるまは、壁面や窓辺に飾ると保育室をあたたかく彩ってくれるでしょう。
貼るだけ簡単!コットンボールクリスマスツリー
- 画用紙(緑・茶色)
- コットンボール
- はさみ
- のり
- えんぴつ
12月の製作にぴったりな、ふわふわのコットンボールを使ったクリスマスツリーです。
ツリー型に切った画用紙に、丸めたコットンボールを貼るだけなので、1歳児でも楽しみながら作れますよ。
ふわふわした触感を感じながら貼る工程は、感触あそびとしてもおすすめです。
保育士がのり付け部分をサポートすると、安心して取り組めます。
仕上げにシールや星形の画用紙を貼ると華やかになり、飾るだけで保育室が一気にクリスマスムードに包まれるでしょう。
ふわふわ雪だるま
- ポリ袋
- 綿(花紙、ティッシュペーパーでもOK)
- モール2本(太めのものがベスト)
- 丸シールまたは油性ペン
- セロハンテープ
- 飾り紐
ビニール袋やお花紙、ティッシュペーパーを使って簡単に作れる雪だるま製作です。
12月の製作として取り入れると、寒い季節ならではの素材遊びが楽しめますよ。
中に入れる素材を変えることで感触が異なり、1歳児でも夢中で遊べます。
モールをねじってマフラーを作ったり、目や口をシールで貼ったりと、指先の動きを自然に促せるのも魅力です。
保育士がねじり始めを手伝うことで、1歳児でも安心して取り組めます。
紙皿で色々なクリスマス飾りを作ってみよう
- 紙皿
- ヒモ
- 穴あけパンチ
- はさみ
- のり
- 緑色の絵の具や油性ペン
紙皿を使って、ツリーやベルなどさまざまな形の飾りを作りましょう。
丸い紙皿を切ったり折ったりするだけで、簡単に立体的な作品が完成します。
12月製作として取り入れやすく、1歳児でも安全に楽しめるのが魅力です。
紙皿の白い部分に絵の具で色を塗ったり、折り紙を貼ったりして自由にデコレーションすることで、個性あふれる作品になります。
完成した飾りを壁や窓に飾ると、部屋全体がにぎやかに彩られ、冬の雰囲気を楽しめますよ。
新聞紙ボールで作る雪うさぎ
- 新聞紙(半分)
- ティッシュ 1枚
- 画用紙や折り紙
- のり
- 木工用接着剤
- はさみ
新聞紙を丸めて雪玉を作り、ティッシュやキッチンペーパーで包むとかわいい雪うさぎに変身します。
白い絵の具や紙粘土でアレンジ可能で、12月の製作として、冬の季節感を感じながら楽しめる立体作品です。
耳や目、鼻をつける工程では、保育士と一緒に行うと安心ですね。
1歳児でも丸める動作を通して、手先の感覚を育てられますよ。
完成した雪うさぎはロッカー上や窓辺に飾ると、ふんわりとした冬の雰囲気が広がります。
画用紙で作る♪かわいい靴下バッグ
- 画用紙(赤) 1枚
- 画用紙(白) 1枚
- 毛糸・リボンなど
- はさみ
- 鉛筆
- 穴あけパンチ
クリスマスの贈り物を入れる靴下バッグを、画用紙と毛糸で作ってみましょう。
のりを使わずに毛糸で留めるので、小さな子どもでも安心して取り組めます。
毛糸を通したり、飾りを貼ったりする過程で指先の動きを楽しみながら、集中力や巧緻性も育まれます。
ベルやプレゼント、星型の飾りなどを一緒に用意すれば、子どもたちの表情もよりいきいきと輝きそうですね。
保育士さんが少しサポートするだけで、1歳児でも完成度の高いかわいい作品に仕上がりますよ。
きらきら透ける冬製作【スノーマン】
- 雪だるま(おなか部分を丸く切っておく)
- 透明テープ
- カラーセロファン(何色か)
- 色画用紙
透明フィルムに色セロハンを貼って作る、光を通すスノーマンを作ってみましょう。
窓辺に飾ると、日差しにきらめくカラフルなスノーマンがとてもきれいですよ。
12月製作として人気のアイデアで、1歳児でもシールを貼る感覚で楽しめます。
白い画用紙でスノーマンの形を切り抜き、その部分に子どもが選んだ色セロハンを貼っていきます。
完成した作品を光にかざすと、まるでステンドグラスのよう。
冬の日差しが差し込む保育室を、温かく彩ってくれるでしょう。
紙コップで作る♪クリスマスブーツ
- 紙コップ 2個
- 画用紙(赤) 1枚
- モール
- セロハンテープ
- はさみ
- のり
- 穴あけパンチ
紙コップを使った、かわいらしいクリスマスブーツの製作です。
12月の製作アイディアにぴったりで、1歳児でも楽しみながら作れますよ。
紙コップの側面に画用紙で作ったブーツ型を貼りつけ、上部に綿をのせれば、ふわふわのサンタブーツに早変わり!
クレヨンやシールで自由に飾りつけすれば、自分だけのオリジナル作品になります。
保育士が切る作業をサポートすることで安全に進められ、完成後はお菓子を入れてプレゼントごっこも楽しめます。
作って飾ろう♪ペットボトルの雪だるま
- ペットボトル
- 綿
- 油性ペン
- 丸シール(小さめ)
- マフラー用のお好きな生地
空のペットボトルを使って作る、雪だるまの製作アイディアをご紹介します。
透明なペットボトルに綿やお花紙を詰めるだけで、かわいい雪だるまの完成です!
1歳児でも安心して取り組める内容で、帽子やマフラーは毛糸や布で作り、目や鼻はシールで貼ると楽しいですよ。
ペットボトルを使うことで立体的な形が作りやすく、飾っても存在感たっぷり。
冬の園内にぴったりな作品で、子どもたちも思わず笑顔になる製作です。








