履歴書は、転職を考える保育士と切っても切り離せない大事な書類です。
履歴書の内容によっては、採用担当者の第一印象が決まるため、適切に記入することが求められます。
しかし、「履歴書のフォーマットは?」「手書きとパソコン作成どちらが良い?」など、疑問に思う方も多いでしょう。
本記事では、履歴書の準備から項目ごとの書き方、志望動機の例文まで詳しく解説します。
採用担当者に好印象を与え、内定に繋がる履歴書を作成しましょう。
- 履歴書の作成は、手書きでもパソコンでもOK
- 迷ったら厚生労働省の履歴書を使用すると安心
- 志望動機は、応募する施設をしっかりリサーチして書くこと
- 自己PRは、具体的なエピソードを織り込むと良い
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いざ履歴書を書こうとすると、予期しなかったさまざまな疑問にぶつかります。本記事で疑問を解消して、要点をおさえた魅力的な履歴書を書いて理想とする保育施設への内定をゲットしましょう!
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ちあき
認可保育園で勤務後退職して留学。その後は英語の幼稚園で働く。結婚を機に派遣保育士に転身し、さまざまな園で経験を積む。保育士歴は通算7年ほど。
子どもが重度アレルギー児になったことでライターに転身した2児の母。
履歴書を書く前の準備
履歴書のもらい方
履歴書は以下の方法で入手できます。
- 文房具店やコンビニで購入
- 転職サイトや求人サイトからダウンロード
- 厚生労働省のHPからダウンロード
履歴書にはさまざまな種類があり、応募先の指定がなければ、どのフォーマットを使用しても問題はありません。
迷った場合は、厚生労働省推奨の履歴書がおすすめです。
この履歴書は、令和2年に公正な採用選考をするために作成されました。
「学歴・職歴」「志望動機」の欄が広めで、転職回数が多い人や自己PRをしっかり書きたい人に向いています。
また、履歴書のサイズはA4とB5があり、記入量に応じて選ぶと良いでしょう。
参照:推奨する履歴書
履歴書のフォーマット
手書きの履歴書
手書きの履歴書は、誠実さや丁寧さをアピールできるのが特徴です。
特に、保育士は手書きの書類を扱う機会が多いため、字の綺麗さが高評価される場合があります。
- 黒のボールペンまたは万年筆を使用
- 誤字脱字を避けるため、下書きをする
- 修正液や修正テープは使わず、書き直す
- 文字の大きさや間隔を揃えて、読みやすくする
消せるボールペンで履歴書を書くと、何かの拍子で字が消えてしまうこともあります。
必ずボールペンや万年筆を使いましょう。
パソコンで作成する履歴書
最近では、パソコンで作成した履歴書を受け入れる保育園も増えてきています。
デジタル化が進んでいる保育施設では、パソコンスキルのアピールにも繋がるでしょう。
- フォーマットはシンプルなものを選ぶ
- フォントは明朝体やゴシック体を使用
- PDF形式で保存し、データを整える
- 誤字脱字のチェックを念入りに行う
作成した履歴書は、事前に提出する場合でも、印刷して面接に持参すると安心です。
履歴書に貼る証明写真
履歴書に貼る証明写真は、第一印象を左右するため、適切なものを選びましょう。
- サイズは一般的に4cm×3cm
- スーツまたはオフィスカジュアルな服装で撮影
- 明るい背景(白や青)を選ぶ
- 髪型は清潔感を意識し、顔がはっきり見えるように
- 写真は直近3か月以内に撮影したものを使用
写真館で撮影する場合は事前に、履歴書用であることを伝えておきましょう。
証明写真機で撮影する場合は、忘れずに履歴書用を選択してくださいね。
履歴書の項目別のポイントと注意点
履歴書を作成する際は、各項目を正しく記入することはもちろん、採用担当者に好印象を与える書き方をすることも重要です。
特に、保育士としての転職活動では、学歴や職歴だけでなく、志望動機や自己PRが採用の決め手となることもあります。
本章では、履歴書の主要な項目ごとにポイントと注意点を解説します。
誤記入を避け、好印象を与えられる履歴書を作成しましょう!
日付
履歴書の日付は、提出する日を記入するのが一般的です。
郵送の場合は投函日、持参する場合は持参する日を記入しましょう。
西暦・和暦はどちらかに統一し、履歴書全体で一貫性を持たせると採用担当者にとって読みやすくなります。
- 空欄にしない
- 提出日を記入する
- 西暦・和暦を統一する
学歴
学歴欄には中学校卒業以降の学歴を記入します。
学校名は省略せず正式名称を用い、「○○高等学校卒業」「○○大学卒業」と記入するのが基本です。
入学・卒業年を間違えないように注意し、西暦・和暦は履歴書全体で統一しましょう。
また、転校や中退などがある場合は、記載する必要があります。
特に最終学歴は採用担当者が重視する傾向があるため、正確に記入することが重要です。
- 「高等学校卒業」「大学卒業」などを省略しない
- 中学校卒業以降を記載
- 学校名は正式名称で記入
- 入学・卒業年を間違えないようにする
職歴
職歴欄には、過去に勤務した保育施設の正式名称を記入し、時系列順に並べます。
転職回数が多い場合でも、省略せずにすべて記載しましょう。
また、転職経験がある場合は面接で退職理由を答えられるように事前に準備しておくと安心です。なお、アルバイト歴は基本的には記載しません。
- 退職理由は面接時に伝えられるよう準備
- 勤務先の正式名称を記入
- 時系列順に整理
- 担当クラスや保育内容を伝えられるように用意
免許・職歴
取得している資格や免許は正式名称で記載し、省略は避けましょう。
法改正により名称が変更されている場合があるため、最新の名称を忘れずに確認すると安心です。
記入する順番は、運転免許を最初に書き、その後は取得順に記載するのが一般的です。
また、専門学校や大学卒業時に取得予定の場合は「〇年〇月 保育士資格 取得見込み」と記載しましょう。
- 取得予定の資格も明記可能
- 資格は正式名称で記入
- 取得年月を正確に記入
志望動機・自己PR
志望動機では、数ある保育施設の中から応募する保育施設を選んだ理由を具体的に示しましょう。
自己PRでは、過去の経験やスキルを活かし、応募先での活躍がイメージできるように書くことが大切です。
さらに、保育観や子どもとの関わり方に対する考えを盛り込むと、より説得力が増します。
- 入職後の目標やどのように成長したいかを述べる
- 応募先の特色に触れる
- 自分の強みや経験を具体的に伝える
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本人希望欄
本人希望欄には、勤務時間や勤務地などの希望がある場合は記載しましょう。
ただし、給与や待遇に関する要望は避け、気になる場合は面接で口頭で確認することをおすすめします。
特に希望がない場合は、「貴園の規定に従います」と記載するのが無難です。
パートやアルバイトの場合は、希望する勤務時間や日数、扶養範囲内での勤務希望などを記載しても問題ありません。
- 勤務時間や勤務地の希望は具体的に記入
- 給与や待遇の要望の記入を避け、面接で口頭で確認
- 希望がない場合は「貴園の規定に従います」と記入
志望動機の書き方
志望動機を書くときのポイント
志望動機は、応募先の園が求める人物像と合っていることを伝える大切な項目です。
採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるように、自分の経験やスキル、熱意を具体的に示しましょう。
志望動機を作成する際は「なぜその園を選んだのか」「自分がどう貢献できるか」の2つを意識して書くことが重要です。
また、保育方針や園の特徴をリサーチし、それに共感した理由を述べると説得力が増します。
下記のポイントを参考にしてください。
- 応募先の保育方針に触れる
- 自分の経験やスキルと結びつける
- 具体的なエピソードを交える
- 簡潔かつ分かりやすい文章で伝える
- 将来の目標や意欲を伝える
志望動機の例文を紹介
園の特徴や特色を多く入れた志望動機
- 応募先の保育方針や特色をリサーチし、共感した理由を述べる
- 園の取り組みに関心があることを伝える
- その園だからこそ働きたい理由を明確にする
【例文】
私は○○保育園の「子ども一人ひとりの個性を大切にする」という保育方針に強く共感し、応募しました。貴園は、子どもたちが自分らしく成長できる環境づくりに力を入れており、私自身もその一員として子どもたちの成長を支えたいと考えています。前職では、子どもの主体性を尊重した保育を実践し、個々の発達に応じた関わりを心がけてきました。今後も、○○保育園の環境で学びながら、より質の高い保育を実践したいと思います。
上記の例文は、保育施設の特色をしっかりリサーチし、どの部分に共感したか詳しく理由を述べているところが高ポイントです。
また、自分の経験を活かしながらどのように貢献できるかを明確に伝えている点も採用担当者の好印象を得られる可能性が高いでしょう。
この園だからこそ働きたいという熱意も伝わってきます。
ブランクがある場合の志望動機
- ブランクの理由を簡潔に説明し、前向きな姿勢を示す
- 保育士としての経験やスキルを活かせることを伝える
- 子育てや介護などの経験が保育にどう活かせるか述べる
【例文】
私は以前、○○保育園で3年間保育士として勤務していましたが、出産・育児のため一度現場を離れました。子育てを経験する中で、改めて保育の大切さを実感し、もう一度保育士として子どもたちの成長を支えたいと考えるようになりました。○○保育園は、家庭との連携を大切にされており、特に保護者対応の点で同じ親という立場の視点を持ち合わせている私の育児経験も活かせると感じています。ブランクはありますが、研修や勉強を重ね、即戦力として貢献できるよう努めます
ブランクの理由を簡潔に説明し、保育への意欲をしっかり伝えているところが良いです。
また、育児経験が保育に活かせる点を強調することで、ブランクがデメリットではなく強みになるように書いているのもポイントです。
業務がスタートするまでの間に前向きに研修や勉強をすると書くことで、前向きな意欲も伝えられます。
新卒の場合の志望動機
- 保育士を目指したきっかけを述べる
- 学生時代に学んだことや実習の経験を活かせることを伝える
- 保育への熱意と将来の目標を明確にする
【例文】
私には年の離れた弟と妹がおり、成長を間近で見守るうちに次第に子どもに関わる仕事がしたいと、保育士を志すようになりました。学生時代の実習では、子どもたちと一緒に遊びながら信頼関係を築くことの大切さ、子どもなりに試行錯誤して成長しようとする姿を学びました。○○保育園の「子どもの個性を大事に、のびのびと元気な子を育てる」という方針に魅力を感じ、私も子どもたちの個性を尊重しながら、子どもと同じ目線に立ち、成長を支えたいと考えています。未経験ですが、先輩方から学びながら、積極的に園の一員として貢献していきたいです。
実習の経験を活かしてどう働きたいかを具体的に記載しています。
また、未経験であることを補うために「学ぶ意欲」を強調し、前向きな姿勢を示すことで、採用担当者に好印象を与える内容になっています。
実習で得た学びを志望動機に織り込むことで、学生時代に意欲的に学んできたことも伝わる内容です。
パートに応募する際の志望動機
- パート勤務を希望する理由を明確にする
- 勤務可能な時間や曜日を伝える
- 保育の経験やスキルを活かせることをアピール
【例文】
私は子どもが好きで、以前○○保育園で3年間勤務していました。出産・育児のため一度現場を離れましたが、子どもが成長を見守る傍らでずっと保育現場に戻るタイミングを探していました。子どもが成長したことで、時間に余裕ができたため、再び保育の仕事に携わりたいと考えております。パート勤務であれば、家庭と両立しながら子どもたちと関われるため、○○保育園で働きたいと思いました。子どもたち一人ひとりに寄り添い、安全で楽しい保育を提供できるよう尽力します。
パートとして働く理由を明確にし、保育経験があることを強調しています。
また、「家庭と両立しながら」という理由を入れることで、パートを希望する背景が伝わりやすくなっています。
採用担当者に安心感を与えるためにも、本人希望欄などに補足として働ける時間や曜日の希望を具体的に記載するとさらに良いでしょう。
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自己PRの書き方
自己PRを書くときのポイント
自己PRでは、自分の強みや経験を伝え、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうことが重要です。
中でも大切なポイントは、具体的なエピソードを交えて書くことです。
例えば、ただ「子どもが好き」と記載するよりも、「給食を食べられなかった子が、少しずつ食べられるようになり、ついに完食できたことを満面の笑みで報告してくれました。その姿を見たとき、子どもの小さな一歩を支えられた喜びを感じました。」と具体的に記載するとより伝わりやすくなります。
自己PRは、簡潔でわかりやすくまとめることを意識し、「結論→理由→エピソード→今後の目標」という流れを取り入れると、スムーズな自己PRが完成します。
- 具体的なエピソードを織り込む
- 簡潔でわかりやすくまとめる
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自己PRの例文を紹介
経験が浅い・新卒の場合
- 実習やボランティアなどの経験を活かし、保育に対する意欲を伝える
- 未経験であることを補うため、学ぶ姿勢や向上心をアピール
- 保育園の保育方針と自分の考えを結びつける
【例文】
私は子ども一人ひとりの個性を大切にしながら、成長を支えられる保育士を目指しています。学生時代の保育実習では、子どもが安心して過ごせる環境づくりを意識し、積極的に子どもと関わりました。その結果、最初は距離があった子どもが、自ら話しかけてくれるようになり、信頼関係を築く大切さを実感しました。今後も子どもの気持ちに寄り添いながら、笑顔と愛情を持って関わり、一人ひとりに合った支援ができるよう常に学び続け、努力していきます。
上記の自己PRでは、実習での具体的な経験を交えながら、「子どもとの信頼関係を築く力」をアピールしています。
具体的なエピソードを入れることで、採用担当者がイメージしやすく、実際の成果が伝わりやすくなっています。
また、今後の目標を示すことで、採用後の成長や意欲も感じられる内容になっています。
ブランクがある場合
- 以前の保育経験を具体的に記載
- ブランク期間中に学んだことや、保育に対する意欲を伝える
- 保育の現場に復帰する強い気持ちをアピール
【例文】
以前、保育士として5年間勤務し、その後○年間、家庭の事情で現場を離れていました。しかし、子育ての経験を通して改めて保育の大切さを実感し、再び保育の仕事に携わりたいと考えています。ブランク中も保育関連の勉強を続け、子どもの発達や保育トレンドについて学びました。現場経験と家庭での子育て経験を活かし、一人ひとりの気持ちに寄り添った保育を実践したいです。周囲と協力しながら、子どもたちの成長を支えていきたいと考えています。
上記の自己PRでは、ブランクがあることを前向きに捉え、子育て経験や学びを強みにしている点がポイントです。
単にブランクがあることを伝えるのではなく、その間に何を学び、どう活かせるかを考えて示すことで、採用担当者に好印象を与えます。
また、保育現場で求められる能力である周りと協力できることをアピールしているため、即戦力としての可能性を伝えやすい内容になっています。
コミュニケーション能力に自信がある場合
- 子ども・保護者・職員それぞれとの関わり方を具体的に書く
- トラブルや相談対応の経験を入れる
- 園の運営や行事でのチームワークを強調する
【例文】
私は、子ども・保護者・職員とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことを意識しています。特に保護者対応では、不安を抱える方に寄り添い、丁寧に話を聞くことを心がけてきました。以前、ある保護者から「先生に相談すると安心できる」と言われた際は、自分の関わり方が伝わっていると感じました。また、職員間でも情報共有を徹底し、チームワークを活かして円滑な園運営に貢献してきました。これからも積極的なコミュニケーションを心がけ、より良い保育環境を作っていきたいです。
上記の自己PRでは、実際のエピソードとして保護者対応について記載することで、より具体的に自分のコミュニケーション能力をアピールしているところがポイントです。
単に「コミュニケーションが得意」と書くのではなく、得意なコミュニケーションをどう業務に活かしてきたかを伝えると説得力のある自己PRに仕上がります。
ピアノや絵、運動の得意分野がある場合
- 想いや、園の方針と関連させる
- 実際の経験や活かした場面を示す
- 保護者や職員間からいただいた評価を記載する
【例文】
私はピアノが得意で、子どもたちの興味を引く弾き歌いや音楽遊びを積極的に取り入れています。特に、屋外に出られない日は室内で音楽遊びを担当し、子どもたちの感性や表現力を育む保育をしていました。子どもたちからも他クラスの職員からも依頼が来るほど好評でした。私はピアノの演奏を通して、子どもたちのリズム感や表現力を育てることができると考えています。園の音楽教育にも貢献できるよう、積極的に取り組んでいきたいです。
上記の自己PRでは、具体的なエピソードを交え、他者からの評価を記載することで説得力を高めています。
ピアノや絵、運動のようなスキルは、客観的な判断が難しいため、どのように保育に活かしてきたか、子どもや保護者、職員からの評価を示すことで得意を伝えると良いでしょう。
また、自身の得意分野を活かしたいという想いや、園の方針と関連づけることで、より魅力的な自己PRになります。
園が履歴書で見ているポイント
保育施設の採用担当者は、履歴書から応募者の人柄や経験、園との適性を見極めます。もし履歴書が資格や職歴を並べただけならば、園の求める人物像とマッチしているか判断が難しいです。
そのため、履歴書の各項目には、自分の強みや意欲を明確に伝える工夫が必要となります。
本記事では、保育士経験者の視点から、履歴書で注目しているポイントを解説します。
保育士としての経験とスキル
保育施設は、応募者がどのような経験を積み、どんなスキルを持っているかに関心があります。
なぜなら、保育施設側はどんな保育士を採用したいかのビジョンがあるからです。
特に、担任経験の有無や、乳児・幼児どちらのクラスを担当していたかなど、具体的な情報があると採用担当者がイメージしやすくなります。
また、保護者対応や行事の企画・運営の経験があると、即戦力として評価されやすくなります。
施設によっては、英語のスキルやパソコンスキルも高く評価されるのでアピールしましょう。
- 行事運営や園内研修での役割
- 担当した年齢クラス(例:0歳児担任1年、フリー保育士2年)
- 保護者との連携や相談対応の経験
園の保育方針と応募者の適性
保育施設ごとに保育方針や教育理念は異なるため、応募者がどんなところに共感しているか履歴書でチェックしている大切なポイントです。
例えば、「子どもの自主性を大切にする保育」「異年齢保育を取り入れている」など、特色に触れた志望動機を書くと、園の求める人材像と合致していることがより伝わります。
- 応募先の園の特色に共感していることを記載する
- これまでの保育経験が、園の方針にどう活かせるかを示す
- 園の環境に合わせた保育の意欲を伝える
コミュニケーション能力と協調性
保育士は、子どもだけでなく、保護者や同僚、時には地域の関係者とも協力しながら保育を行います。
したがって、周囲と円滑にコミュニケーションを取り、チームワークを大切にできるかどうかも重視されます。
履歴書では、これまでの職場でどのように周囲と協力しながら仕事をしてきたかを具体的に記載するとよいでしょう。
- 園長や先輩保育士との関わりから学ぶ姿勢を表す
- チームワークを大切にし、同僚と協力した経験を記載する
- 保護者と信頼関係を築くための工夫を示す
保育に対する熱意と今後のキャリアビジョン
一般的に保育施設は、長く働いてくれる人材を求めています。
したがって、「どのような保育士になりたいのか」「どのように成長したいのか」といったこれからのキャリアビジョンを持っているかどうかも、採用判断の際のポイントとなります。
履歴書の志望動機や自己PR欄には、これまでの経験だけでなく、今後の目標を記載することで、前向きな姿勢をアピールしましょう。
- 将来的に挑戦したいこと
- どのような保育士を目指しているか
- 園の環境でどのようにスキルアップしたいか
履歴書が完成したら最終チェックを行おう
- 履歴書のフォーマットは適切か
- 西暦・和暦は一貫しているか
- 提出年月日は間違えていないか
- ポイントをおさえた志望動機になっているか
- ポイントをおさえた自己PRになっているか
- 誤字脱字がないか
履歴書は保育士の採用を左右する大切な書類です。
正しく記入し、自分の強みや経験を効果的にアピールしましょう。
志望動機や自己PRでは、具体的なエピソードを交え、園の保育方針と関連づけて伝えると採用担当者に好印象を与えられます。
また、ブランクがある場合も、プラスに捉えられるような学びや経験を示すことでデメリットではなくなります。
本記事を参考に、丁寧な履歴書作成を心がけ、自分に合った保育園への転職を成功させましょう!
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